流川 昇

自分が考えること、すべてを文字に綴りたい

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マガジン

  • 民俗学資料 あとからじっくり読みたい記事

    じっくり読み返したい素晴らしい記事を集めています

  • 妖怪とおばけずきの読書考

    民俗学から文学まで、気になる本の読書考です。 ほか、ミステリー小説も載せています。 個人的には、民俗学者は柳田國男、宮田登、作家は泉鏡花、荻原浩、漫画家は手塚治虫、水木しげるほか、時代を超えて平田篤胤、古事記などを好んで読んでいます。

最近の記事

都内から「天下一品」が、どんどん消えていく。 もうあの味に会えなくなるのだろうか。

    • 鬼とは何か 読書考『化け者心中』

      妖怪や化けもの類が好きで手に取った本。 最初は、べらんめい調の文体に読みづらさを感じたが、5ページも読むと慣れてしまい、反対に心地よくなってきた。なんだか気持ちまで江戸っ子になったようで軽快になれる。 化けものは……、期待を裏切らず出てくる。 それが心の中に潜むものなのか、姿カタチなのか、生物的なものなのか、読み進めるうちにわからなくなる。 ただ、最後には題名の『化け者心中』の謎が解け、スッキリする。 「よっ、白魚屋」と声をかけたくなる粋な話だった。

      • Facebookの「友達」を開いたら、「知り合いかも」の中につきあいかけて別れた人の顔があった。ん十年前なのに何も変わってなくて嬉しくなってメッセージを送ろうとしたが、10月から外資系保険会社に転職したらしい……。 このままそっとしておいた方が良い気がして黙ってページを閉じた。

        • はじめてnoteに投稿してみる。といっても、家族にも友人にもサイトを知らせてないので、誰からも何も反応がない。本当に公開されているのか?と思ってログアウトしてみたが、ちゃんと公開されていた。さみしかったので自分でハートマークをクリックしてみた。

        • 都内から「天下一品」が、どんどん消えていく。 もうあの味に会えなくなるのだろうか。

        • 鬼とは何か 読書考『化け者心中』

        • Facebookの「友達」を開いたら、「知り合いかも」の中につきあいかけて別れた人の顔があった。ん十年前なのに何も変わってなくて嬉しくなってメッセージを送ろうとしたが、10月から外資系保険会社に転職したらしい……。 このままそっとしておいた方が良い気がして黙ってページを閉じた。

        • はじめてnoteに投稿してみる。といっても、家族にも友人にもサイトを知らせてないので、誰からも何も反応がない。本当に公開されているのか?と思ってログアウトしてみたが、ちゃんと公開されていた。さみしかったので自分でハートマークをクリックしてみた。

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          2本
        • 妖怪とおばけずきの読書考
          13本

        記事

          ブレない基軸を持つ者たち 読書考『フェイク・マッスル』

          『フェイク・マッスル』は、ミステリー小説だが、理想を追いかけながらも中途半端だった主人公が、人気アイドルのドーピング疑惑を通じて一人前へと成長する物語でもある。やりたいことと出来ることが一致しない人にとっては、心に響く話で、読後には前向きな気持ちになれる。第70回江戸川乱歩賞を受賞。 作中では、貴島という先輩記者が、主人公の松村に暗唱した三島由紀夫の言葉が印象的だった。 この言葉の意味を考えながら読むと、作中のキャラクターたちが「善なのか、それとも偽者か」が浮かび上がって

          ブレない基軸を持つ者たち 読書考『フェイク・マッスル』