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札幌のスゴ腕占い師のお話

今年に入って、地元札幌のローカル番組で、札幌の街を紹介するディープなバラエティー番組を放送していて、面白い内容だったので見続けていたら、以前、一度だけ占ってもらったことのある、四柱推命の先生の顔が、チラッと映ったのでした


私が人生の中で占ってもらったのは、学生時代に面白半分に辻占いと、酔った勢いでススキノの手相占いと、京都の八坂神社付近の手相占いと、テレビに映った四柱推命の先生の4回だけ

だけど、手相や辻占いは、『お金返せー!!』ってくらい当たらなかったのだけど、唯一四柱推命の先生は

こわいくらい当たったのです!!!


それは、今から遡ること13年前、ちょうど北京オリンピックが開催されている時期でした

その時期、私は、人には相談できないような悩みを抱えて、人知れず苦しんでいたのでした

そして、苦しみの一番の苦しみは

苦しみが、いつ終わるか分からないことだと思います


心が今よりも弱く幼かった私は、自分自身で答えを出すことも出来ず、ネットで札幌の占い師を調べまくって、評判の良さそうな先生のところに電話して、予約してみることにしたのです

電話をしてみると、落ち着いた低い声の女性で、私の生年月日と名前を聞いて、翌日に鑑定してもらえることになったのでした…


四柱推命の先生のお店は、札幌の穴場的な通りのオサレなお店が立ち並ぶビルの2階で、私は緊張しながら予約の5分前にそのビルの階段をゆっくりのぼりはじめました

先生のオフィスは広々としていて、高そうな石や調度品が並んでいて、お香が立ち込めていました

店の奥からふらりと出てきた先生は、背が高く、眼鏡をかけていて、ショートボブのスイも甘いも知り尽くした雰囲気の50代くらいの女性でした

鑑定に入る時、先生は、濃ゆいデミタスコーヒーを自分用と私に用意し、タバコを燻らせながら、まず私にこう言ったのですた


『四柱推命ってのはね、白黒がはっきりしてるの。曖昧さがないの』


このあと、鑑定にガンガン突入していくのですが、当時の日記帳をみると、けっこう言われていてすごい


『あなたの作る料理は、美味しくない』

『言葉がキツい』

『下から二番目にトロい』


白黒がはっきりしているとはいえ、ここまで言われると、当たっているとかハズレているとか以前に、けっこう堪えるものがあるwww

それでも頑張って、『でも、夫は美味しいって言ってくれますよ』と言い返したみたいだけど

『いいえ、あなたの料理は美味しくありません。命式がそうなんです』


と、言われる

今だからこそわかるけれど、私の命式には、四柱推命で食を司る

食神がないのである…

でも、言っておきますが、けっこう美味しいと思うんだけどぉお😭


なんだか、座禅中にピシッと竹刀で叩かれる感じだなぁと思いつつ、鑑定が進むにつれ、厳しさと優しさが入り混じった先生に好感を持ち始めている自分がおりますた

そして、先生は、気をつけた方が良い年も教えてくださる

『2016年から2017年にかけて、車の運転はなるべくしない方がいいです。移動はできる限り公共機関のものを使ってください』


ショック療法的鑑定のあと、日記帳にこの日のことも書き込み、それから3年くらい経った頃だろうか

私は、年に数回、同じ悪夢を繰り返し見るようになったのだった…

悪夢の内容は

決まって場面は駐車場で、周囲は薄暗く、私は出発するために、車のアクセルを踏み込むのだけど、車は何故か、ゆ〜っくりバックしはじめるのです…。

そして、あわててブレーキペダルを踏むのですが、ブレーキが全く効かない!


わぁあ!

驚いて起きるたびに

今度、この夢を見たら、サイドブレーキを引いてみようとか反省会を1人で開いたりするのでした…

気持ちが後ろ向きなのかな?と思ったり…


そのあとも、ずっと年に何度かこの夢を見続け、四柱推命の先生の助言をなるべく気をつけていたのですが


2017年11月某日

とうとう、先生の助言と悪夢が現実化する日がおとづれてしまったのです!!!



その日、私は、いつもは歩いて行くお気に入りのお酒屋さんに、何故か、車で買い物に行ったのです

買い物を済ませて、自宅マンションに戻り、いよいよ駐車場に車を止めるため、バックでアクセルを踏んだ瞬間


履いていた冬用ブーツが、何故かペダルから滑り、アクセルペダルに引っかかって取れない状態のまま、高速で車が勝手にバックし始めたのです!!


悪夢ではゆっくりバックするものの、現実は一瞬で、他の車に衝突する衝撃は

相当なものでした!!!!


そして、私は、軽度ではあるものの、後縦靱帯骨化症という、首の靭帯が骨化する難病を持っていて、整形外科の医師から

『追突事故で、靱帯が折れて半身不随になることもあるから気をつけてね』


と言われていたのでした

車がぶつかり、数秒間、しでかしてしまったことに

呆然としたあと

ゆっくり、ゆっくりと指を動かしてみる…

指…無事に動いてくれている

モノも、はっきり見える…

声も、出る…


体の無事を確認して、一瞬、ホッとしたあと、四柱推命の先生が気をつけるよう言ってくれたのに、自分でもなるべく気をつけて運転しないようにしていたのに!結局、指摘された年の最後にやらかしてしまったことに

呆然としてしまった


そして、事故を起こした時、昼過ぎなのに何故か薄暗い日で、駐車場の夢は


正夢だった


のだ…


因みに、占い師の言葉が気になって、車両保険をかけるようにしたので、自分の車も保険で修理できたのは本当に助かったのと

不思議なことに、この事故が起きて以降

あの、何度も見続けた悪夢は



まったく見なくなったのです





今回は、この辺で…




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