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健康診断で卵巣腫瘍が見つかった話①-診察編-

こんにちは。Natsukoです。

前回の投稿からまたとんでもなく日が空いてしまいました。。
(飽き性だというのがバレバレですね。)

そんな飽き性な私が重い腰を上げてまた記事を執筆しようと思った個人的重大ニュースがあり、これは書き留めておかねば!と思ってあくせく書いております。

まず結論。
女性の皆さんは年齢、既婚/未婚、子供の有無を問わず婦人科検診を受けましょう。
命に関わる病気はそう多くないですが、命に関わらない程度の病気であれば身近な病気は山ほどあります。

これは、人生で初めて入院・手術を経験して健康のありがたみを知ったアラサー女の記録です。
そして同じ病気になった方にとって少しでも参考になれるように、私からささやかなエールを込めて。

まず、簡単に私の概要から。
以下の通り至って健康体です。
・年齢28歳
・病歴なし
・既婚子なし
・入院、手術歴なし

今年(2023年)2月に会社の健康診断を受診し、無料オプションで婦人科の超音波検診を受けることができたため「無料なら受けとくか」くらいの軽い気持ちで受診しました。

実は3年ほど前に卵巣出血を起こし、お腹の激痛と闘いながら婦人科を受診したことがあるためあの婦人科特有の椅子で診察を受けたことはあるのですが、やはり怖いものは怖い。
チャキチャキした感じのお局系先生に器具を入れられ、じっと耐えているのですがなかなか診察が終わらないなーと。。。
早く終わらせてくれと思っていると、お局系先生が「ちょっとジェル足りなくなったから足しますね!」と。

え、、?ジェルが乾いてしまうくらい診察に時間かかってるの、、?
(診察を受けたことがない方向けに補足すると、ジェルとは診察器具を挿入するときにそのまま入れると痛いのでスムーズに入るように塗るやつです)

そしてちょっとざわつく診察室。
あれ、何か変なものが見つかったのかな、と
ここでよぎったのは3年前の卵巣出血のことでした。
あの当時は「ちょっとチョコレート嚢胞ぽいものがあるかも?」と言われていたのですが、やがて痛みが落ち着き、その後の診察でも特に問題はないとのことだったので放置していました。

しばらくすると器具を入れた状態で先生が「触診するねー!」と言い、下腹部をぐりぐりと押してきました。
苦しくてウゥッと声が出る私。
「最近ズボンがきつくなってきたとかない?」
もともとお腹が出ているタイプのぽっちゃりだと思っていた私は普段と変わらないですね〜と回答。
「そうですか、、」と先生が言うと器具を外してもらい、椅子から降りることができました。

椅子から降りて先生は開口一番に
「卵巣がね、右か左かどっちかわかんないんだけど、どっちかがかなり腫れてるね。
ちょっと腫れが大きすぎて超音波に映らないのでMRI撮ってもらってください。
結果は要精密検査で出すんだけど、結果を待たずにすぐに病院を受診してね!!」

は、はい…???
人生初の要精密検査もさることながら、結果を待たずに即病院受診しろ、という一言が私には衝撃で、健診が終わって即座に夫にこのことを伝えました。

そしてそのまま健診センターに即日で紹介状を書いてもらい、3日後に家の近くの大学病院で診察を受けられることになりました。

しかし、大学病院って恐ろしいくらい混んでいるんですね…
平日11時台の予約でしたが、順番が回ってきたのは14時前でした。待ちくたびれた。
担当の先生は穏やかそうで、仕事が良く出来そうな方。という印象でした。
早速超音波検査してもらいますが、片方の卵巣は正常だがもう片方はよく見えないとのこと。
先生曰く、月経周期の影響で一時的に肥大化しただけの可能性もあるため、一旦様子見して次の月経が終わったタイミングで再受診しましょう。とのことでした。

(あと、これは地味な発見だったのですがこの大学病院の先生は器具を入れられてもほとんど痛くなかったです。健診センターのお局系先生は痛かった。力量の差なのか、こういうのも腕の違いが出るのかなと思いました。)

そして1ヶ月後。
前回同様に超音波検査をしてもらいますがやはり片方の卵巣だけ見えにくいと。
「ここは今産婦人科ですけど、生殖内分泌科の超音波検査の方がより精密に確認できるからそっちで見てみましょう」と。

この当時私は生殖内分泌科という存在を知らなかったのですが後で調べてみたら、いわゆる不妊治療の方向けの外来のようです。
思いの外診察待ちの方が多く、必ずしも全員が不妊治療中という訳ではなかったとは思いますが、想像以上に治療されている方は多いのだと痛感した出来事でした。

しばらく待って生殖内分泌科の超音波検査を受けたのですが、産婦人科の椅子がさらにパワーアップしたような処刑台のような椅子で尻込みする私。。いやあれは見たことある人は共感していただけると思ってますmm

先生に再度見ていただくも、やはり片方だけよく分からんとのこと。
今後の方針について、月経前の一時的な腫れであると片付けられそうになりましたが…
「紹介状に10cmの腫れと記載があったのが引っかかるので、念のためMRIを受けましょう」との先生の鶴の一声で翌日にMRIを受けることになりました。
そしてこの判断が後の私を救うことになるのです。

次回、②病気判明〜入院前準備編になります!

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