見出し画像

秋の空高く、月の霽るかす

長野草風の「高秋霽月」
(こうしゅうせいげつ)
大正15年の作品です。

霽は「はるかす」と読みます。

雨冠は、空模様(天の気)を
あらわしますので、
「霽」というのは
「齋の気」満ちる空。


こないだのアークヒルズの
空の雲のままの月夜でしたら、
きっとこんな風。

「高秋霽月」
長野草風
大正15年
東京国立博物館


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?