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どの油を選びますか?

この記事では、改めて考えるべき「油」について書いています。
安くて経済的な「サラダ油」
地中海食で使用される「オリーブオイル」
抗酸化作用が強い「ごま油」
海外で人気「米ぬか油」

Image by birgl from Pixabay

サラダ油

広く普及している「サラダ油」を使っている人は多いのではないでしょうか。
サラダ油は、ひまわり、とうもろこし、菜種、ごま、紅花などが原料になっています。
精製されたサラダ油には栄養価がありませんが、安いため財布に優しい油です。
サラダ油に含まれたオメガ6脂肪酸は体には必要ですが、とりすぎには注意が必要です。

オリーブオイル

地中海食の地域では、新鮮な野菜やフルーツ、魚介類やナッツ類などを多く使う特徴があります。
それに加えて「オリーブオイル」もふんだんに使われています。
これらの食材を取り入れている人たちは、長生きで心臓病の発生率が低いことがわかっています。
紫外線による肌の老化、しみ、しわ、たるみなどが少ないという調査結果も報告されています。

特に上質なのは、低温圧搾製法でつくられた「エクストラ・バージン」
ポリフェノールが豊富で料理に深い味わいが加わります。
酸化しやすいため、暗くて涼しい場所で保管をしましょう。

ごま油

日本には、地中海のオリーブオイルに肩を並べる油があります。
健康食材の1つとして認知されている白ゴマから搾った「ごま油」
ビタミンEが豊富で疲労回復やアンチエイジングの効果があります。
ただし、熱によわいので加熱には向いていません。

米ぬか油

日本より海外で人気がある「米ぬか油」
アレルギー症状や炎症、更年期症状の改善に効果があります。
顔や首などが急に熱くなるホットフラッシュに悩んでいる人は、試してみる価値があります。
加熱調理にも強い特徴があり、幅ひろい料理で使うことができる油です。

まとめ

食卓に取り入れたい油は見つかりましたか?
特徴や作る料理によって使い分けるのがいいでしょう。
少なくても、サラダ油や、今回紹介しなかったグレープシード油、キャノーラ油は使うべきではありません。
オリーブオイル、ごま油、米ぬか油で健康な体をつくりましょう。


参考にした書籍紹介

本を書いたのは、オーストラリア出身で日本在住の エリカ・アンギャルさん。
「どんな高価な美容液やクリームを使っても、食べるものや食べ方が間違っていたら、キレイになることはできません」



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