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うまくいっているのに途中でビジネスを変更しちゃう勿体無さ

こんにちは。
倉地類人です。

僕は日頃、
多くの起業家さんの
ビジネスを見る
機会があります。

集客だけ、商品作りだけ、
成約を取るためだけ、
高額商品の作り方だけ、

みたいな部分部分を
教える人は
多いのですが、

僕の場合は、
ビジネス全般を
すべて一人で
アドバイスできたり、
作れたりする
強みがあって、
それゆえに、

起業家さんがある部分だけ
うまくいっていないだけなのに、
全部がうまくいっていないと
勘違いして、

突然の路線変更を
してしまう人を見ると
非常にもったいなさを
感じる場面があります。

そこで今日は、
多くの起業家さんが、
結構やってしまっている、

途中までうまくいっているのに、
途中でビジネスを
変更することのもったいなさ

について、
お話してみようと思います。

先日、ある起業家さんの
ホームページを見に行くと、
業務内容がガラッと
変わっていました。

少し前までは、
個人向けのサービスを
していたはずなのに、
いつの間にか、
法人向けの仕事内容に
なってしまっている。

「おかしいな...。
その人は広告でかなり
うまくいっていたはずなのに。
なぜ業種を変えて
しまったんだろう。」

と思ったのと同時に、

「そのホームページの内容で、
ビジネスがうまくいくのか!?」

と不安を感じてしまいました。

だって完全にガラリと
変わってしまっているので、
それだとほとんどゼロから
始める形になって
しまってしまい、
それまでの経験が
アピールできて
ませんでしたからね。

そんなことを思っていると、
僕のところに相談にきた
別の起業家の方がこんなことを
おっしゃるんです。

「広告で集客は
できてるんですけど、
なかなか契約に
ならないです。
耐えられないので、
業種を変えようと思って。」

けっこう、こういう方、
多いんですよね。

どこかうまくいっていない
部分があると、
それは自分のやっている
業種とかジャンルが
悪いのではないかと
思ってしまって、

ある日突然、
それまでやってきたことを
すべて捨ててしまって、
ガラッと業種、
ジャンル変更を
してしまう人。

確かに大きくガラッと
変えれば何もかも
うまくいくことも
あるかも!?
しれませんが、

僕からすると、

「ガラッと変える前に
まだやることは
たくさんあるのに...。」

と思っちゃうんですよね。

これは僕が、
ビジネス全般を
一人でアドバイスできる
からだと思いますが、

ビジネスって結局、
やることはどんな
業種でも同じなんです。

1、費用対効果的に見込み客を集客して

2、見込み客をしっかりと契約して

3、既存客のLTVの最大化する

これだけです。

ちょっと専門的に
なっちゃいますが、
LTVとは、
LIFE TIME VALUE
の略称で、

簡単に言えば、
お客さんが
払ってくれる
金額量の大きさを
表します。

つまり、

コストパフォーマンス良く集客して、
集客した人を一定確率で契約して、
契約したお客さんに
払ってもらうお金を多くする。

業種は変わっても、
これがしっかりできていれば、
どんなビジネスでも
儲かります。

僕はこの流れ全部を
アドバイスできるのが
強みだと、また、
くどいほどに
言っちゃうんですけど、

一方でこの流れすべてを
できている
起業家さんなんて、
そんなにいないことも
知っているわけです。

集客だけはできている人、
契約だけは取れている人、
客単価だけは高い人。

部分部分でできている人は
いても、全部、
できている人の方が少ない
いないと言ってもいいかな。

だから起業家さんの、
そのできていない部分を
できるようにすることで、
ビジネスが安定したり、
売り上げが伸びたり
できるわけですよ。

できていないのが普通、
最初からその3ステップの
すべてができている人は
いないと思っておいた方が
いいですよ。

そしてできていないところを
改善すれば、
今よりもビジネスは
良くなるとも
思っておいた方がいいです。

そう思っていないと、
先ほど僕のところに
相談にきた起業家さんみたいに、

一部分ができていないだけで、
すべてがダメなんだと思い込み
業種を変えた方がいいのかな、
みたいな話になる。

業種替えはリスキーですよ。

当たるかもしれないけど、
今までやってきたことも
捨てることになる。

そんなことをするくらいなら、
今やっていることで、
できていない部分を
改善する方が、
成功する確率は
高いと思うんですけどね。

先ほど、僕のところに
相談に来られた
起業家さんの悩みは、

広告で集客は
できているけど、
契約にならない
ことでしたが、

こんなのは、
広告の打ち出し方を
変えれば、
なんとでもなります。

多分この方は、
広告のやり方が、
ちょっとずれているがばかりに、
契約できない人を
集めてしまっている
確率が高い。

こうやって、今の問題点を
3つのステップに分けて、
どこを改善したらいいのかを
分析して施策を打つ。

一部のできていない
部分だけを見て、
すべてを変えるのではなく、
できる部分を積み上げて
成功に近づける。

起業とかビジネスは
当たる当たらないの
ギャンブルでは
ありませんからね。

一歩一歩、
できる部分を
増やしていくことは可能だし、

どこができていないかを
数値やデータで判断する
ツールも今では揃っています。

僕はクライアントさんには、

広告→Lステップ

という流れで
ビジネスの仕組みを作ることを
おすすめしていますが、
それはなぜかというと、

この組み合わせを使うと、
契約や申し込みが
取れていなくても、
そのビジネスの問題点が、
データでわかるからです。

問題点、改善点さえわかれば、
あとはそこを良くしていけば
いいわけですから、
なんとでもなります。

それなら、ガラッと
業種を変える前に
いくらでもやれることが
出てきます。

ガラッと業種を
変えてしまうような
起業家さんは、
行動を観察してみると、
ちょっとするとまた、
ガラッと業種を
変えていたりします。

スクラップアンドビルドを
いつもいつも繰り返して、
いつもいつも、
すごろくを振り出しから、
スタートさせるような
一発逆転起業家ゲームを
してしまっているように
なっています。

(それでもたまに
当たるんですけどね。)

それより問題点を
データでは把握し、
一つ一つ改善していく感じで
日々の行動をする
やり方の方が良くないですか?

データ野球ならぬ、
データ起業ですよ。

うまくいった、
うまくいかなかった、
ではなく、

どこがうまくいっていなくて
どこがうまくいっているのか?

を把握できる状況を
自分のビジネスに作る。

それができれば、
ガラッと業種替えを
することが

いかに勿体無いことかが
わかってくるはず
なんですよね。

「ホームページ、
ガラッと変えちゃった、
あの起業家さん、
僕に携わらせて
もらえないかなー。」

会ったこともないのに、
勝手にこんなことを
考えることができちゃうほど、
起業家さんには、
改善できることは
たくさんありますよ。

っていうことで、
何かの参考に
してみてください。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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