嘘は信頼の上に成り立つという話
どうも皆様ごきげんよう。
自戒。
嵩音ルイです。
エイプリル・フールでしたね(過去形)。
僕というやつは普段から適当なことしか言っていないので、今更エイプリル・フールにかこつけて何か言うでもないなと普段通りにしていました。
社会人ともなるとエイプリル・フールだなんだとおどける雰囲気でもなく、むしろ最近のネット社会において悪ノリをしている企業や著名人の言動を見て楽しむ側になっている気がしますね。
4月1日。
嘘をついてもいい日。
これがよりにもよって年始にあるんだからたまったもんじゃねーよなとはちょっと思ってます。エイプリル君も泣いてますよ。
で。
案の定だなーと思うのが、やりすぎた嘘での炎上。
実例を挙げるまでもなく、おそらく誰かしら「アレかなぁ」と思う例はあると思うので割愛しますが。
嘘というやつは、使っていい相手って決まってるんですよ。
詭弁方便カリカチュラ、嘘と言っても色々ありますがここでは敢えて「冗談」と括りましょうか。
すんごく極端な例を挙げたとして、道を歩いているときに突然知らないおじさんに肩を殴られたとして。
なんだこいついきなり殴ってきたぞって警察呼ぼうとする手を掴まれて、おじさんが一言。
「冗談じゃ〜ん🤗」
うん、呼ぶよね。警察。
本当に極端な話をしていますが、つまり何が言いたいかというと
「冗談というフィルターを挟めばなんでも許されると思うなよ」
ということ。
冗談で笑わないほうがおかしいでしょ〜みたいなノリのやつがいますが、違うからね。
笑わせられる冗談も言えない分際で笑ってもらおうと思ってんじゃねーぞ、というやつです。
少々語気が強くなってしまいましたが。
エイプリル・フールで炎上する方々、毎度毎度ここを履き違えておられるのよね。
インパクトのある嘘をつく日なのか。
嘘を振りかざして人を無理やり笑わせる日なのか。
或いは嘘でぶん殴って、呆然としているところに「嘘だよ」と抱き寄せて安心させたいのか。
どういうつもりなのか知りませんが、受け手のことを考えずにつく冗談や嘘ってわりと暴力にも等しくなってしまうことは念頭におかなきゃいけないんですよね。
だから、ある程度の信頼関係とかお互いの尺度って大事になってくる。
この人にこの嘘をぶちこんでも不快にさせないかどうか、みたいなラインは誰しも持っているものですし。
そもそも、エイプリル・フールって概念が「今の」ネットに合ってるかって言われたら微妙な気もするんですよね。
エイプリル・フールに著名な企業や有名人は悪ふざけをしなくてはならない、ただし人を不快にさせたり悲しませたりするようなものはNGである。
なんていう空気があるのは否めないよなぁと。
どちらが悪いとまではいうつもりはありませんが、囃し立てるだけ囃し立てて思ったものが出てこないと怒り散らすのは正しいのかな。と思ったり思わなかったり。
何にせよ、言いたいことは一つです。
嘘は用法容量を守って正しく使いましょう。
コレだね。
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