見出し画像

145CSで使ったジェネレイドの話

2023年9月5日修正
「今回の構築ではスモワでロプトルに繋がらない」という記述に間違いがあったため、その関連の記述を修正。
ロンファとハールの解説に少し説明を追加。
不採用になったカードの解説を追加。

秋田で遊戯王やってるルイナスです。
初めましての方は初めまして。
こういった記事を書くこと自体が数年ぶりですが、noteを書くのは初めてになります。

当記事は先週ぐらいに行われた山形の145CSで使用したジェネレイドについて書きます。
ある程度ジェネレイドというテーマについての解説も挟んでおります。

暇つぶしに書いただけの記事なので全文無料です。
そこそこの文量になったので時間潰しに使えます。
ジェネレイド触ったことがある方は「こんな考え方もあるんだ」程度に見てやってください。

今回この記事を書いた理由としては、

・紙のジェネレイド関連の記事は探してみたところ多くはないので少し需要はあるのかなと思った
・一カ月構築を考えていたので何らかの形としてまとめておきたかった
・採用カードの理由を書き並べることで、自分が普段何考えてデッキ作ってるのかを整理できるいい機会になると思った
・今回参加した145CS参加者のnoteを見て影響された
環境における強さよりも自分が使いたいという理由で選んだデッキで思ったより勝てて気分が良かった
なんとなく有給取って3連休にしたもののやることなくて暇だった

下に行けば行くほど本音になります。


今回のCSでジェネレイドを選択した理由について

今回参加させて頂いた山形のCSの145杯にオンリーワンデッキ賞というものがありまして、それを狙いながら自分が使いたいデッキは何かということで今回のデッキ選択をしました。
オンリーワンデッキ賞とは当日のデッキ分布が1のデッキが受賞対象となります。
7月に行われた前回の145CSでは、この賞を意識しているのかは不明でしたが割と変わったデッキを持ってきている人が多かった印象で、楽しそうだと思い今回は自分が使いたいという願望を最優先でデッキを選ぼうと決めました。
ちなみに7月の145CSはピュアリィ使って1-2-1のボロ負けです。目も当てられません。

自分が使い慣れててある程度の自信があり好きなデッキは他に恐竜もありましたが、最近強化もあって被りそうな気がしたので、ジェネレイドの方が被らないだろうということで選択しました。
実際恐竜選んでいたら当日被っていたので耐えました。
ここの所はクシャトリラやピュアリィなど比較的メジャーどころのデッキを使い続けており、これらは構築や理論などは探せばすぐ見つかりますが、やはりこれらのデッキと比べるとジェネレイドは参考になる資料が少ないです。
そのため、自分で考えないといけない部分がメジャーどころのデッキに比べると圧倒的に多かったため、久々にこういうデッキ特有の苦労を味わいました。
ただ、久々にこういうデッキ特有の自分で切り開いていく楽しさも体感できたので結果としては結構楽しめました。
特に空いた時間にニューロンでカードプールとにらめっこしてる時とかですね。

ジェネレイドとは

デッキビルドパック ミスティック・ファイターズで登場した10期産のテーマで王と書いてジェネレイドと読みます。
世界観のコンセプト的には物凄いざっくりいうとレイドボスごっこするデッキになります。
同期はドラゴンメイドと斬機なので同パック出身のテーマの中では最も影が薄いのではないかと思います。
10期後半に登場したテーマでそこからはちょいちょい強化はもらっていたのですが、11期になってからはしばらく強化はなく妨害用のランク9の主軸となっていた真竜皇V.F.D.が禁止となり冬の時代を過ごしておりましたが、11期末に登場したPHOTON HYPERNOVAで登場した新規2枚がパワーが高い上にこれまでの欠点を補っているという素晴らしい強化をもらいました。

レベル9主体のテーマでランク9や高レベルシンクロで攻めて、要となるフィールド魔法の王の舞台で相手ターンに妨害を構えるのが主な動きになります。
長所としては大まかに王の舞台とそれから呼び出すジェネレイドが入っていればギミックとしては完成するため、フリースロットが多く手札誘発などの汎用札や混合ギミックを入れやすくカスタマイズ性が高いことが挙げられます。
また、王の舞台を置いておくだけで相手ターンの妨害を毎ターン構えに行けるのと、ランク9エクシーズで主軸となるレイヴァーテインのスペックが非常に高い事、あと展開パターンと言えるような展開もないので動きは簡単です。
特にレイヴァーテインはかなり凶悪な性質を持っているので知らない相手に対する初見殺し性能が高いです。
短所としては大抵の誘発が痛い(特にGとニビルは相手ターン中だろうが直撃する可能性があります)、トークン使うので拮抗勝負がシャレにならない、妨害の踏み越えが苦手気味なので後手が弱め、単体で機能しない最上級を多数入れるため事故率もそれなり…と弱点のデパートとなっております。


構築と当日の戦績

こちらが145CS当日に使用したデッキレシピになります。

純構築の【ジェネレイド】となっております。
当日の戦績は3-2の決勝トーナメント1落ちでベスト16です。
予選一回戦 ヴォルカニック 後〇〇
予選二回戦 VS       先××
予選三回戦 蟲惑魔     先〇×〇
予選四回戦 エクソシスター 後〇×〇
トナメ一回戦 罪宝R-ACE  後〇××

トナメ上がりとはいえ即負けのベスト16だし所謂環境上位デッキ相手に落としちゃってるのはアレなんですが、後手が苦手気味のデッキにしては後攻の一本目は全部勝ててるのは上手くいってたかなと思います。
また、VSの一戦目とR-ACEの2戦目はあと少しプレイか引きが良ければ勝てそうな内容だったかなとは思っております。
まあ、結果負けてる以上負け惜しみでしかないんですけど。

構築の方針としては長所で「フリースロットが多い」と書きましたが、そこに誘発や初動に繋がる札を増やす形で事故率の軽減や、苦手な後手を誘発で誤魔化す形にしました。
また、引いたら基本的にゴミになってしまう炎属性・天使族以外のジェネレイドモンスターを極力最低限に抑えることも意識。
今回参加させて頂いた145CSが前回の傾向を見た感じだとデッキ分布が大きくばらけており、メインから環境上位デッキに寄った構築にすると危険な気がしたので、メインは広く見れる形にして後はサイドでなんとかするようにしました。

採用カードの解説

解説に移る前にざっくりとジェネレイドモンスターの性質を説明します。
ジェネレイドを知っている方は飛ばしても大丈夫な内容になります。

共有効果として同名のジェネレイドは自分フィールドに1体しか存在できません。
レベル9のジェネレイドはフィールドに出たときに効果を発動するタイプと、ジェネレイドか自身と同じ種族のモンスターを指定した枚数リリースして効果を発動(適用)する2タイプに分かれています。(一部例外あり)
発動コストでリリースするモンスターは自身を含めてもOKですが、墓穴の指名者を発動されると痛いどころじゃないので注意する必要があります。
また、一部のジェネレイドは自身の種族と同じ種族をサポートする効果を持っているものもあります。

ステータス的な特徴として全体的にレベル以外がばらけているのも一つの特徴になります。
メインデッキに入るジェネレイドで炎属性・天使族のものはジェネレイドの展開を補佐する効果を持っており重要な役割を担うことになります。
また、ヴァラ以外のレベル9のジェネレイドは自己で手札からフィールドに出る手段を持たないため、ヴァラなどが絡まない場合に引いていると死に札と化します。

ここからは上記のデッキレシピの画像の順番に解説をしていきます。
ジェネレイド関連や他のデッキでは馴染みが薄いカードはある程度丁寧に解説しますが、他のカードは採用理由程度にします。

モンスター

《轟の王 ハール》
レベル9ジェネレイドの妨害要員その1。
攻守3000と恵まれたステータスを持ち、何かしらの効果が発動した時にジェネレイドか魔法使い族を2体リリースして無効にして破壊する効果と、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えたら相手に自分のフィールドか手札のモンスターの墓地送りを強制させる効果を持ちます。
雑に強い事書いてあるので、妨害としてはとりあえず最初に出しておけばいい奴です。
モンスターの墓地送りを相手に強制させる効果は「効果で墓地へ送られた」扱いにならないため余計なものを誘発させずに済むのですが、墓地へ送る物は相手が選ぶので対面次第では逆手に取られる可能性もあります。
同名が並べられず墓地へ行ってもヴァラで使いまわすことが可能なため、ヴァラ以外のレベル9のジェネレイドはピン差しでも良いのですが、レベル9のジェネレイドでは主軸になるので墓穴の指名者やビーステッドなどで除外されると困ることから、これのみ2枚採用としました。

《虚の王 ウートガルザ》
レベル9ジェネレイドの妨害要員その2。

ジェネレイドか岩石族を2体リリースしてカードの種別や表裏問わないフリチェ除外。
自身をコストにして効果を発動することでスキルドレインの除去を狙うことも可能です。
大抵の場合は ハールの次に出す妨害になります。
前述の理由から1枚採用。

《光の王 マルデル》
フィールドに出たらジェネレイドカードか植物族サーチ。
初動として最初に出したいジェネレイドで、植物族なのでロンファから出せます。
サーチ先の筆頭候補は王の舞台で、それがありランク9を立てることを狙えるならヴァラ、特にやることがないなら後続の確保でロプトルになることが多いですが、もちろん状況によります。
ロンファ採用型のため引くと出せなくなってしまう事を考え当初は2枚採用でしたが、極力自己で展開手段を持たないレベル9ジェネレイドの枚数を減らしたかったのと、2枚目の枠をバルブへ変更したため1枚に。
ヴァラと星遺物の胎導とセットで引いていればそのままサーチに繋げられるため、他の自己で展開手段を持たないレベル9と比べると引いてもマシな方なので2枚採用もありかなとは思います。

《氷の王 ニードヘッグ》
レベル9ジェネレイドの妨害要員その3。
ジェネレイドか幻竜族を1体リリースして特殊召喚を無効にして破壊。
無効にできる範囲は昇天の黒角笛とか神の通告とかと同じでチェーンに乗らないもの限定となります。
若干相手を選ぶ性質を持っていますが、ハールとウートガルザは効果発動に2体のリリースが必要なのに対しこちらは1体で良いため、自身リリースだけで効果を発動できるのが強みです。
他と被らない種族・属性を持っているため星遺物の胎導との噛み合いも良いです。
ウートガルザと同じ理由で1枚採用。

《炎の王 ナグルファー》
自分フィールドのカードが破壊される際に代わりに、ジェネレイドか獣戦士族を1体破壊することができる身代わり効果。
とはいえ、現環境でこの効果を使って守りたい状況があまりないです。
王の舞台で出たトークンはエンドフェイズに自壊してしまうのですが、こいつの効果で守ることで自分のターンに生かしてリンク素材にすると言った事も可能です。
ただ、その様なゲーム展開を作るのは難しいため今回の構築のエクストラデッキの編成はそのような形にしておりません。

何で採用しているかというとレベル9・炎属性・守備力200がスモワを使用する際に便利なステータスをしていたのが理由となります。
つまりスモワの中継点で除外されるのが主な仕事になります。
後は星遺物の胎導でデッキに王の舞台などで呼び出したいジェネレイドを残しておきたいときは、効果がそんなに重要じゃなく素材要員として割り切って良いこいつを呼び出したり。
スモワ要員のレベル9の炎属性では単体で使える可能性がある機巧蹄-天迦久御雷と最後まで悩んだのですが、ジェネレイドネームを持っているのと守備力200がGと繋がりを持てることからナグルファーにしました。
スモワの中継点なので1枚。
余談ですがスモワの中継点としての採用なので、フィールドに出してまともに使う気はなかったのですが【ヴォルカニック】対面で、ボムトークンと御前試合によるロックを喰らった際に、メインアタッカーとして謎の活躍をするという珍事が起きました。

《王の呪 ヴァラ》
手札か墓地にいる時に手札のジェネレイドカードを墓地へ送って自身を特殊召喚する効果と、特殊召喚成功時に手札か墓地のジェネレイドを特殊召喚する効果を持ちます。
自身の効果で特殊召喚した場合にフィールドから離れたら除外されますが、エクシーズ素材にすれば再利用が可能になります。
ジェネレイドを特殊召喚する効果は表示形式を限定しないため適当なジェネレイドを釣って殴ると5000前後のダメージを取れ、エクシーズも蘇生できるので未来龍皇の素材調達も可能です。
11期後半に登場しただけあってハイスペックで、引いたらゴミになるレベル9ジェネレイドをヴァラのコストに使って展開に繋げられる様になりました。
これ自体もジェネレイドとセットで引いていないと機能せず、初動でヴァラ被りだと同名は特殊召喚できないことからヴァラを出しただけで終わってしまうことが気になることもあり2枚採用も頭にチラつきましたが、展開札かつ事故回避に繋がる面は無視できず結局3枚に。

《王の影 ロプトル》
トークンを除けばジェネレイド唯一の下級。
お互いのメインフェイズ中のみフリチェでフィールドのジェネレイドをリリースして、名前の違うジェネレイドをデッキから特殊召喚できるロンファっぽい効果を持ちます。
自分のターンであれば大抵は自身リリースになりますが、相手ターンであれば王の舞台から特殊召喚されたジェネレイドトークンをリリースすれば、次の自分のターンにも使える自身を残した上で実質ノーコストでジェネレイドをデッキから特殊召喚できます。
他にも相手ターン中のみジェネレイドモンスターの攻守を1000アップさせる効果を持ち、盤面を戦闘に強くすることも可能となりますがロプトル自身は攻守2500止まりなので過信はできません。
ジェネレイドにおける下級の初動要員という重要なポジションを担っているため採用は絶対3枚になります。
初手に欲しいカードなので、スモワでロプトルに繋げられる様に意識した構築にしています。

《ローンファイア・ブロッサム》
ロンファっぽい奴もいますが、本家ロンファも使います。

初動となるマルデルが植物族のため、ロプトル以外のサブの初動要員。
ジェネレイドにおいては基本的に劣化ロプトルとなりますが、こちらはバルブをリクルートすることも可能です。
無限泡影やヴェーラーなどの無効化誘発に弱いのが厳しい面もありますが、マルデルに繋がる1枚初動なので4枚目以降のロプトルとして入れる価値はそれを加味してもあると思います。
ロプトルはフリチェなので無効化誘発自体は回避しても、それがマルデルに来てしまいますが、マルデルが残るため星遺物の胎導などの展開に繋げられる可能性があるという違いがあります。
初動以外で役割が少なく、ロプトルと召喚権を奪い合うため2枚。

《グローアップ・バルブ》
ロンファに他の役割を持たせられるのと、単体で素引きした場合でもリトルナイトは出せ、スモワの絡みで考えても地属性・植物族・レベル1は割と良いポジションだったため採用。
元々この枠はマルデルの2枚目だったのですが、CS寸前で思い付きで入れ替えて実戦経験ゼロで使った割には、思いの外いい仕事してくれました。
レベル9主体のジェネレイドにおけるレベル1チューナーはレベル10シンクロ、つまりバロネスになるので、無理のない範囲ならレベル1チューナーを入れておきたいところ。
現在は制限なのですが、2枚以上使えても1枚採用になるんじゃないかと。

《灰流うらら》
相手の妨害したり、G止めたり今更解説するようなこともあまりないカード。
ジェネレイドにおいてはレベル12シンクロを狙うことができますが、レベル12シンクロが妨害になるうららを消費してまで立てたい状況があまりないので狙えてもやらないことの方が多いです。
当然3枚採用。

《エフェクト・ヴェーラー》
今期は広く色んなデッキを見られてバロネスの素材になるので採用。
スモワ要員としてみるとうららに繋がるため、ロプトルやヴァラなどの展開を担うジェネレイドに繋げられます。
今回は3枚ですが、他に入れたいカードがあるなら1枚削ってもいいかも。

増殖するG
ジェネレイドにおける貴重な手札補充手段で展開ストッパー。
これと言って特別話すこともない汎用手札誘発。
スモワ要員として見ると守備力200というのがナグルファーと被っているため、ナグルファーを中継点にすればGをロプトルにしたり、ロンファやヴァラ以外のレベル9ジェネレイドをGに変換できたりします。
減らす理由も特にないデッキだったため3枚。

魔法・罠

《テラ・フォーミング》
フィールド魔法である王の舞台を可能な限り置きたいテーマなので当然採用。
王の舞台は被ってもヴァラの特殊召喚効果のコストにも使えます。
制限なので1枚。

《スモール・ワールド》
ステータス・種族・属性がばらけているジェネレイドの利点を活かせるカード。

初動要員になるロプトルかロンファを持ってくるために使いますが余裕があるなら手札誘発を取りに行くこともあります。
場合によってはヴァラもあり。
一例になりますがメインデッキのモンスターで、ロプトルかロンファに繋がるルートは以下の通り。

・ハール、ウートガルザ、ニードヘッグ、マルデル→ナグルファー(レベル9)→ロプトル(炎属性)
・ナグルファー→ロンファ(炎属性)→ロプトル(炎属性)
・ヴァラ→ロンファ(炎属性)→ロプトル(炎属性)
・バルブ→ロンファ(植物族)→ロプトル(炎属性)
・うらら→ナグルファー(炎属性)→ロプトル(炎属性)
・ヴェーラー→うらら(攻撃力0)→ロプトル(炎属性)
・G→ナグルファー(守備200)→ロプトル(炎属性)

今回の構築はマルデル1枚採用なため、マルデルを使うと初動が消滅してしまうので、このパターンを使う場合は少ないと思います。
状況のよって柔軟に使える便利なカードではありますが、手札が1枚減るサーチで被りが渋いので2枚。

《金満で謙虚な壺》
色々持ってこれる可能性がある便利なカード。
手前の改定で準制限になったのがダメージ大きめ。
除外するカードは状況によりますが今回の構築では未来龍皇セット、プラズニルの2枚目、マスラ-Oの4枚は出番が多くなく、重要度も低めのためよく除外してました。
制限なので1枚。

《星遺物の胎導》
ジェネレイドの構築における採用枚数が人によって分かれやすい印象があるカード。
速攻魔法で「手札のレベル9を特殊召喚する」「自分フィールドのレベル9を一体選択し、それと種族・属性が異なるレベル9モンスターをデッキから攻撃不可とエンドフェイズに自壊するデメリットをつけて2体特殊召喚する(同名は2体は不可)」効果のどちらかを選んで発動します。
マルデルがあれば手札からの特殊召喚効果を初動として使うことができますが、レベル9を2体デッキから特殊召喚する効果が強力で自分のターンに使えばランク9エクシーズの複数展開を狙え、返しの際にヴァラやマルデルの効果を止められてしまった時も貫通札として運用することができます。
また、王の舞台が相手ターンに通ればハール、ウートガルザ、ニードヘッグで3妨害構えることが可能になります。

被ってもレベル9ジェネレイドが手札1体いれば自分のターンに手札からの特殊召喚効果を使い、相手ターンに発動しハールかウートガルザとニードヘッグを構えれば2妨害作ることもできるので、3枚でも問題ないんじゃないかと考えたので3枚採用となってます。
ギミックが回っていないと使えない上振れ札と言われることもありますが、そもそもこれが有効に使えないレベル9ジェネレイドが立たない状況はゲームにすらなっておらず、ヴァラや王の舞台通しただけで勝てる程甘い展開にはなりにくいので、比較的軽い条件で攻め手も守り手も増やせる胎導を抜かす理由にはならないんじゃないかと思います。

《墓穴の指名者》 
《抹殺の指名者》
大抵の誘発が痛いので、リミットレギュレーションで許されている限界枚数まで入れます。
特別話すこともあまりないカード。

《王の舞台》
このデッキの軸となるカード。

相手がデッキからカードを手札に加えたら発動でき、デッキからジェネレイドを守備表示で特殊召喚します。
ジェネレイドをデッキから特殊召喚する効果は相手のドローフェイズでの通常ドローにも反応するので、相手ターン中に発動条件を満たさないことはまずないです。
相手ターンにジェネレイドを特殊召喚した場合には、自分のフィールドの空いてるメインモンスターゾーンに可能な限りジェネレイドトークンを生成する効果もあります。
トークンのステータスはレベル4・天使族・光属性・攻守1500でエンドフェイズに自壊するので、それまでに効果発動のためのコストに使うことになります。
ジェネレイドは自分フィールドに同名が1体しか存在できませんが、このジェネレイドトークンのみ例外となります。

条件さえ満たせば自分のターンでもジェネレイドをデッキから特殊召喚する効果だけは使えますが、守備表示でのリクルートになるのでヴァラやロプトルを使わないと殴り手を増やすことには繋がらない点には注意が必要です。
軸となるカードで引きたいのと、被ってもヴァラの効果のコストに使えるので3枚採用です。

無限泡影
見れる範囲の広いモンスター効果に対する汎用手札誘発。
環境的に使いやすいので3枚。
モンスターの汎用手札誘発と違いシンクロやスモワの絡みもないので本当に話すことがないカード。

エクストラ

《影の王 レイヴァーテイン》
VFD亡き後に君臨するランク9の王。
素材はレベル9を2体以上で、効果の性質から状況によっては3体以上でエクシーズ召喚することもあります。
流石に制圧力はVFDに及びませんが、こいつもこいつで大概な性能をしており攻めにも相手への牽制にも高い能力を発揮します。
同名が存在できない共有効果以外に効果が2つあり、永続効果として相手のモンスターの攻守を1000下げる効果と、もう一つの目玉となる効果がフリチェで自身をリリースすることで発動しエクストラデッキから天使族以外のジェネレイドエクシーズモンスターを特殊召喚し、その特殊召喚したモンスターにレイヴァーテインが効果発動時に持っていた素材の数までお互いのフィールドと墓地からカードを選んで素材に入れるというのを一連の処理で行います。
初見だと挙動がわかりにくい効果だと思いますし、実際CS中は何度も確認されました。
かなりざっくり言うと、対象に取らないエクシーズ素材に埋め込む複数枚の除去という対処が難しい除去をフリチェで行うカードになります。

効果でエクシーズ素材に入れるカードはカードの種別を問わないので罠ビ系統に対しても牽制力が高いです。
バトルフェイズ中に殴った後に効果を起動することで、後述するオルムガンドで追撃することが可能で、オルムガンドの効果を殴る前に起動すると相手にモンスターがいない場合は5500ダメージ取ることができます。
自身をリリースして発動するため墓穴の指名者は天敵となるので、ハールやバロネスなどがいる場合は可能な限りレイヴァーテインから効果を使いたいところ。
相手の攻守を1000下げる永続効果も自身の攻撃力が2500あることもあり、3500までは相手にできるため地味に役立ちます。
ランク9はとりあえずこれを立てておけば大抵の場面はなんとかなりますが、ジェネレイドの共有効果によって2体同時に並べられないことや、効果の性質上オルムガンドと2枚で1セットとなりエクストラを圧迫するので2枚採用となりました。

《永の王 オルムガンド》
上述のレイヴァーテインで特殊召喚できるカードは現状これのみになります。
素材は同じくレベル9を2体以上ですが、素出しすることはほぼないので気にしなくていいです。
効果は素材の数×1000攻守が上がるのと、フリチェで素材を1つ外して発動して、お互いに1ドローした後にお互いに自分の手札かフィールドからカードを1枚選びこいつの素材に入れます。
爆発的な攻撃力上昇を見込めない上に、相手に手札交換をさせるのでハッキリ言ってレイヴァーテイン抜きだと性能が低いです。

相手のターンに出してる場合は相手と自分のターンで1回ずつ効果を使うと攻撃力が4000まで伸びてライフを削り落とすのに貢献するのと、一回でも効果を使えば素材が4枚のアーゼウスに繋がるのでレイヴァーテインの効果の後に出てくるモンスターとしてみると結構活躍できます。
また、相手にドローをさせるためハールや王の舞台の発動条件を満たせますので狙える時は狙います。
ドロー効果を使うタイミングは相手のエンドフェイズなど、比較的安全なタイミングまで引っ張るのが理想になります。
レイヴァーテインと同数採用しないといけないので2枚。

《幻子力空母エンタープラズニル》
レイヴァーテイン以外に使える除去要員。
起動効果で相手のフィールドのカード除外、相手の手札除外、相手の墓地除外、デッキトップ除外のいずれかを選択して発動する効果になります。
どの効果も対象を取りません。
攻める時はレイヴァーテインかオルムガンドが既に立っている状況で使うことが多いです。
2枚採用すると先攻で2体立てて2ハンデスからの未来龍皇という嫌がらせムーブがあるのですが、基本胎導が絡んだ時の上振れムーブでしかないのと、その状況でもレイヴァーテインと後述するハイペリュトンで構えた方が安定して実際にやることがなかったので、1枚で良かったと思います。 

《神樹獣ハイペリュトン》
プラズニルがレイヴァーテイン以外で使う攻めのカードだとすると、こっちは守りというか制圧要員になります。
相手ターン限定で相手が発動した効果と同じカードの種類のエクシーズ素材を取り外すことで、その効果の発動を無効にして破壊します。
普通に出すとモンスターしか素材にしか入りませんが、自分のターンにカードを発動した時に墓地に同種のカードがあれば、素材に入れることが可能でこれで魔法・罠を無効にすることができます。
相手のターンにしか発動無効効果を使えないため、自分のターンのニビルケアには使えないのが残念な点です。
基本的にレイヴァーテインの次に立てるカードになりますが、王の舞台を絶対に通したい場合にはこっちを優先して立てることもあり。

《FNo.0 未来皇ホープ》
《FNo.0 未来龍皇ホープ》
レイヴァーテインからオルムガンドを出している場合には、ヴァラで釣り上げることで出すことが可能になります。
ただ、オルムガンドがアーゼウスになるパターンが多いため出る頻度は高くないです。

《厄災の星ティ・フォン》
誘発事故を起こしてしまったり、モンスターが並ばなかった場合に使える返し要員として。
エクストラの枠もカツカツなわけでもないので、変なワンチャン枠入れるよりは出番があると思い1枚採用。
今回は金謙のコスト以外での出番はなかったです。

《天霆號アーゼウス》
エクシーズで戦うなら説明不要な枠。
レイヴァーテインから出てきたオルムガンドの主な使い道。

《フルール・ド・バロネス》
レベル9主体かつバルブとヴェーラーが入っているなら欲しい枠。
ヴァラ効果からバルブ召喚で入った場合にはレベル10シンクロが2体立つので、他のレベル10シンクロを入れようか考えましたが、狙い過ぎな気もしたのでやめました。

《超重天神マスラ-O》
うららやわらしもあるのでレベル9+3で攻め手を作れるパターンがあっても良いかなと思って、レベル12シンクロで一番強そうだったのでこいつを選択。
一応出番があって3枚ドローに成功しましたが、正直ちょっと使いにくい。
CSのルールが当日発売のカード使用禁止だったので今回は使えませんでしたが、騎士皇レガーティアの方が良いと思います。

サクリファイス・アニマ
壊獣がサイドにありレベル1がバルブとヴェーラーを採用しているため。
でも、主な役割はリトルナイトを出すための中継点。

《S:Pリトルナイト》
リンク2の除去兼妨害枠。
バグースカ突破したりもしてくれるので普通に良い仕事します。

サイド

《怒炎壊獣ドゴラン》
《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》
出されてしまったノアールが厳しいのと、スモワを採用しているため壊獣で対処するために採用。
ドゴランとサンダー・ザ・キングなのはスモワ前提で考えると炎属性なのとレベル9なのが便利なためですが、攻撃力の高さは少々ネックになります。
各1枚ずつ採用。

《応戦するG》
メインの構築がピュアリィが苦手なのと、ディアベルスターを出張させている相手にも投げられて見れる範囲が広そうなため採用。
わらしを入れるために2枚採用になりましたが、結果としていらなかったので3枚で良かったです。

《原始生命態ニビル》
対展開系相手に入れるカード。
スモワを使う場合これだけロプトルにもロンファにも繋がりません。
2枚採用ですが、他に入れるもの思いつかなかったら3枚にしてたかもしれません。

屋敷わらし 
墓地メタ兼対ラビュリンス用での採用。
応戦とニビルを1枚ずつ削って2枚入れましたが、割と適当に入れてしまった感はあります。

《ハーピィの羽根帚》
汎用バック除去。
制限なので1枚採用。

拮抗勝負
通った時のリターンが大きくバック除去も兼ねるカードとして。
3枚採用。

神の宣告
先攻札の万能カウンターかつ絶対に拮抗勝負を通してはいけないため。
3枚採用。

今回不採用にしたカード

《強欲で金満な壺》
ジェネレイド自体フリーで何回も使っているデッキではあるのですが、CSに持っていく前提で考えると、思ってたより事故りやすいことが気になりました。
これは手前の改定で金謙が制限になり、1枚減らされたことも影響していると思います。
かといってロンファなど召喚権を使う系の初動を増やすと、そっちが被りすぎると事故を引き起こすため、召喚権を使わない初動要員が欲しいと考えました。
最終的に落ち着いたのがスモワになるのですが、その中で没になったカードの1枚がこれです。

ジェネレイドは混合構築にしない限りは絶対に使うエクストラのカードが少なく、必要なカードを複数枚積むためのスロットを作ることは難しくないです。
また、ドローできなくなるデメリットもオルムガンドぐらいしか影響がありません。
ただ、いくらスロットを作れるとはいえ、2回目を出せるかでゲーム展開に差が出やすい2枚ないと使えないレイヴァーテインとオルムガンド、制限のためどうあがいても1枚しか採用できないアーゼウスの存在が大きいです。
特にアーゼウスは残り続けてもあまり強くないオルムガンドを、崩しも妨害もできる強力なモンスターに変換するカードなので、レイヴァーテインから相手の盤面を返す流れにおけるパワーが大きく変わってしまいます。
このリスクを承知の上での採用も有りかとは思いますが、自分は無視することはできなかったため不採用としました。

《九字切りの呪符》
召喚権を使わない初動として没にしたカードの2枚目です。
レベル9のトレード・インみたいなもので、発動がターン1制限がついている代わりに自分フィールドのモンスターもコストにできます。
効果を使った後に棒立ちになっているマルデルを手札2枚に変換できます。
ヴァラは手札にいても墓地にいても自身を特殊召喚する効果を使えるため相性が良いのですが、コストが「墓地送り」なためフィールドから離れると除外されてしまう自身の効果で特殊召喚されたヴァラは使えません。

スモワと共通している点は手札のレベル9を使った初動になるという点になります。
強金にも言えるのですがスモワと比べると、発動しても手札は減らず墓穴の指名者などの展開を通すためのカードなどを持ってこれるのは強みですが、ドローした2枚が有効札になっているとは限らないと言った弱みがあります。
また、うららが直撃すると2枚のカードを失ってしまうと言った大きな弱点もあります。
ヴァラとは相性が良いと先ほど書きましたが、逆にヴァラ以外のレベル9ジェネレイドは墓地へ送ってもそれほど旨味がないため、同じ手札のレベル9を使った初動なら、不確定要素が大きい九字切りより確定の1枚を加えられるスモワの方が強いかなと思い不採用となりました。

書くまでもないかもしれませんが強貪は王の舞台で各種ジェネレイドを使い別けるというコンセプトに反するため、無理に使おうとするとハールとマルデル3枚みたいな狂気の構築になってしまうので流石に論外です。

《トリアス・ヒエラルキア》 
名前にジェネレイド持ってても良いんじゃないかってぐらい、妙に王の舞台と噛み合っているハールとロプトルと同じパックで出たレベル9の天使族です。
手札か墓地にいる時にお互いのメインフェイズ限定でフリチェで、自分フィールドの天使族を3体までリリースして発動し、特殊召喚した後に2体リリースしていた場合は相手フィールドのカードを1枚対象を取らずに破壊、3体リリースしていた場合はそれに加えて2ドローできます。
この方法でフィールドに出たら、フィールドから離れる場合に除外されますが例によってエクシーズ素材を経由すれば再利用が可能です。

トークンを無駄に余すことを回避しやすく、妨害にも手札補充にもなり、レベル9でスモワ要員としてもロプトルに繋ぎやすいと結構噛み合っているカードなのですが、王の舞台に対する依存度が胎導の比にならないぐらい高いです。
また、ステータス故に胎導との噛み合いが悪く、胎導は大抵フィールドに良く出てくるマルデルとヴァラを対象にして発動することが多いのですが、マルデルは光属性、ヴァラは天使族が被っているため特殊召喚できないのも気になるところです。
今回の構築はおろかな埋葬や宣告者の神巫は入っていないため能動的に墓地に送れず、素引き以外ではスモワかハールかニードヘッグかナグルファーを対象に胎導を発動して持ってくるしかないため取り回しが悪いです。
今回の構築では不採用となりましたが、おろかな埋葬や宣告者の神巫が入っていれば検討しても良いかなと言ったカードではあります。
リスクもリターンも大きいカードなので上振れ思考気味なカードだとは思います。

《宣告者の神巫》
ロンファ以外で召喚権を使う初動で考えたカード。
落とす候補は展開要員のヴァラと先程のトリアス、エクストラのスロットに余裕があるデッキのため旧神ヌトスでカードを破壊したり、エンシェント・ホーリー・ワイバーンなどのレベル7を落としてランク9エクシーズの素材にも一応なれるなど器用な立ち回りができます。

ただ、初動要員としてみるとヴァラによるレイヴァーテインなどのランク9を立てるのが役割になるのですが、これ自体が手札にヴァラ以外のジェネレイドモンスターを持っていないと成立しないので若干安定感に欠け、無効誘発に弱いのはロンファと変わらないので、マルデル立てて1枚初動になるロンファよりは劣るかなと言った印象でした。
前はレベル合わせが目的じゃないモンスターを落とすと、レベルが高くなりすぎたりして合わないせいで棒立ちになってしまう点が気になっていましたが、現在はリンク2で妨害できるリトルナイトがいるのでそこまで気にならないかなって気はしてます。

《死の王 ヘル》
採用を見送ったジェネレイドその1。
ジェネレイドかアンデット族をリリースして、リリースしたモンスターとは名前の異なる墓地のジェネレイドかアンデット族を蘇生します。
ヴァラと役割が被っていますが、王の舞台から出すとロプトルとヴァラを足して2で割ったような動きができるのであると意外と便利です。
アンデット族も蘇生できるので、うららやわらしを蘇生してレベル12シンクロを狙えるのはヴァラにない強みです。
最初の構築では入っていたのですがスモワ要員のナグルファーを入れる枠を作りたく、ヴァラ以外のレベル9ジェネレイドを極力最小限にしたかったため、あれば便利程度ではあるヘルを外すことにしました。

《鉄の王 ドヴェルグス》
採用を見送ったジェネレイドその2。
ジェネレイドか機械族を任意の数リリースして、同じ数だけジェネレイドか機械族を特殊召喚します。
こっちもヴァラと被ってる上に、手札からなのでジェネレイドトークンをリリースしても燃費が悪いです。
ステータスも攻撃力1500の守備力2500と半端で元々使いにくいカードだったのですが、ヴァラの登場でもっと立場が悪くなりました。
機械族も出せるのでその辺で差別化は可能ですが、現状では使いたいものがないです。
攻撃力1500がロプトルと被っているためスモワ要員としての採用が見えていた時期がありましたが、炎属性のナグルファーの方が便利ということで結局不採用に。

《剣の王 フローディ》
採用を見送ったジェネレイドその3。
というかこいつに至っては採用を検討すらしていないのですが、ここまで紹介していないジェネレイドモンスターがこれだけなのでせっかくなので紹介しておきます。
フリチェでジェネレイドか戦士族をリリースしてその数だけフィールドのモンスターを指定して発動し、そのモンスターを破壊します。
そして相手フィールドのモンスターが破壊されていた場合はその数だけ相手はカードをドローできます。
リリース要員は王の舞台で確保できるとは言え、破壊した数ドローさせてしまうのでドロール&ロックバード前提みたいな効果なのでハッキリ言って使いにくいです。
魔法・罠も破壊できれば罠ビなどの伏せデッキに対しての牽制力が高かっただけにモンスターしか破壊できないのが残念です。

おろかな埋葬
ディヴァイナーでも書きましたがヴァラを墓地へ送る行為が1枚初動になるとは限らないのと、CS直前までの構築ではヴァラを落とす以外にこれと言った仕事がないのが不採用になった理由となります。
ただ、CS直前でバルブを急遽採用して出来ることの幅が広がったので入れるのもアリではあったかもしれません。

センサー万別
思いついたけど確信を持てなかったので採用しなかった枠。
王の舞台のトークン生成効果と相性が悪く、展開の要になるジェネレイドが天使族のためそことも相性が悪いですが、種族がばらけ気味な都合上ある程度は動けるのと、相手が自分以上に刺さるなら王の舞台による高打点ビートでもやれないことはないんじゃないかとは思いました。
採用するならサイドになりますが、ろくに試せてない中でぶっつけでやるのには流石に怖かったので今回はやめました。

《星神器デミウルギア》
レベル5以上を3体要求する攻撃力3500のリンク3。
他のモンスターの効果を受けず、種族と属性が異なるモンスター3体でリンク召喚しているなら、自身以外のフィールドのカードを全て破壊できる効果を使えます。
これ立てるよりも3体素材のレイヴァーテインを使った方が強い場面が多く、無限泡影の存在から耐性も過信できないことから没になりました。
次元障壁が流行ってるならエクシーズ宣言された時の逃げ道としてはありなのかもしれません。

プレイなど

自分で思っている、ちょっとしたことを色々と書きます。

・先攻での優先順位
大方以下の順番になると思います。(勿論状況次第ではあります)
1.王の舞台の発動
2.レイヴァーテインまたはバロネスを構える
3.その他のモンスターを構える

2に関してはスモワで後続や手札誘発を必要なパーツに変換しないとできない場合は、無理してまでは狙わなくていいです。

・王の舞台で特殊召喚するモンスターの優先順位
とりあえずハールで、既に居るならロプトルになります。
ロプトルは王の舞台で出てきたジェネレイドトークンをリリースして相手ターン中にハールを出せ、更に自分のターンに残って効果を使えればリターンは大きいですが、メインフェイズのみしか起動できないので相手の一手目に間に合いません。
ただ、バロネスなどが立っていたり、手札誘発など他の妨害で相手の一手目を凌げそうならロプトルを出しても良いです。

・自分のターン中に相手のGが通った場合
ロプトルの効果発動時にGを投げられた際に既に王の舞台を持っているなら、ハールを出すことで効果によってハンデスを仕掛けられます。
王の舞台を持っていないかロンファスタートならマルデルを出して、王の舞台を発動してターンを返します。

ヴァラの自身を特殊召喚する効果に対して投げられた場合は王の舞台や誘発などの他の妨害、または胎導があるならヴァラの効果を破棄してターンを返します。
この場合もヴァラの効果でハールを特殊召喚できるならやっても良いかとは思います。
また、バルブを持っており他の妨害に不安がある場合はバロネスに行きます。
誘発なし、胎導なし、王の舞台なし、バロネスにも繋がらない、ヴァラの効果でマルデルかハールかウートガルザかニードヘッグも出せない最悪の状況なら、3ドローさせてレイヴァーテインに行くかヴァラ棒立ちでターンを返すかの選択でお祈りするしかないです。

・相手ターン中にGが通った場合
王の舞台にGを投げられた場合にそのままトークンの特殊召喚効果までやると2ドローを許すことになります。
ハールを出せば手札枚数は増やさせていませんが、2枚の手札交換を許すことになります。
ニードヘッグであれば自身リリースで効果を発動できるため、トークンがなくとも効果を使えるのでニードヘッグが妨害として十分機能しそうな対面ならトークンを特殊召喚する効果を破棄することができます。

・王の舞台とモンスターの置き位置
王の舞台の効果は空いている自分のメインモンスターゾーンに可能な限りトークンを生み出すため、エクストラのモンスターをエクストラモンスターゾーンに置くと生み出されるトークンの枚数が増えます。
しかし、複数ジェネレイドが並んでないと効果の発動コストに使いきれずトークンを持て余すことになります。
エンドフェイズに使えなかった分が自壊するだけならいいのですが、無駄にトークンを生み出し過ぎたことによりニビルの発動条件を満たしてしまったり、余ったトークンを拮抗勝負で利用されてしまったり、トークンを的に攻撃されてしまうなど裏目を引いてしまう可能性があります。
使いきれないトークンを生み出さない様に、エクストラのモンスターをメインモンスターゾーンに置くなどのプレイを意識したほうが良いです。

終わりに

書きたいことを片っ端から書きなぐったような煩雑な文章になってしまい、言いたいことが伝わるかは不安ではありますが、暇つぶしに書いたつもりが時間を潰し過ぎてしまったのでこれで終わりにします。
久々に構築記事を書いてみましたが、思ってる数倍はスムーズに書けず結構大変でしたが楽しかったです。

トナメ1落ちのベスト16の割には偉そうに語ってる感はありますが、一定の成績は残せたので個人的には想定よりも満足の行く結果は出せましたが、その反面もっと勉強してたら(特に環境デッキに対しての知識)勝てる要素増やせたんだろうなという悔しさもあります。

今回のレシピだとレアリティを無視するなら、そんなに高いカードもなくフリースロットの多さからカスタマイズ性が高く遊べるデッキなので、今回の記事で興味を持ったという方は是非組んで遊んでみてください。

どうでもいい話ですが今回の145CS出る記念にハールの20thシクを2枚買ったのですが、普段20thシクを使わないせいもあるかもしれませんが赤文字って結構見にくいですね。

稚拙な文章ですが最後までお付き合い頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?