2/10 初午 五穀豊穣から商売繁盛へ


【初午のこと】

2/10 goodmorning

寒いね〜。さて今日は #初午

#茶室る庵 でもしてなかったら、初午なんか気にもしてなかったんだけど、

稲藁の馬がかかれた赤楽の茶碗を求めたとき、これでなんかできんかいな?と調べていて「初午」を見つけた。

#お稲荷さん は商売繁盛の神さまだと思っていたら、711年の初午の日、#農業の神さまウカノミタマ が伏見稲荷に降臨されたそうで、農民たちは稲荷神社に五穀豊穣を祈る。

まだ猫がひとと仲良しではない時代、穀物を荒らす鼠を退治するのは狐だったそうで、稲荷神社に狐がいるのは、そのあたりも関係している。

狐は音読みで「ケツ」。神様のお食事「御食」は「ミケツ」とよみ、

五穀豊穣を祈り、食に困らぬことで暮らしも豊かになり商売繁盛に繋がると時代とともに移り変わり、字面より音を大事にする日本らしい伝承もある。

ほかにも、狐が尻尾に火を灯し夜会をする狐火は、亡くなった人の魂で、それを鎮めるために油揚げをお供えすると狐火は消え、福をもたらしたいう説もあるそう。



四季の土用に食べるとよいものがあるように、初午の日もそんな具合で、

狐の好きな油を使った油揚げを供え、その後いなり寿司を作って頂いたってことだな。

なんでも縁起物。今日はいなり寿司食べとこかね(笑)



では、朝の珈琲。

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