2/5 なんでも定着までには時間がかかる



【玄奘三蔵】
2/5 goodmorning

寒い朝だったね!

今日は、#玄奘三蔵 が亡くなった日。麟徳元年2月5日(664年3月7日)

「玄奘は経典群の中で最も重要とされる『大般若経』の翻訳を完成させた百日後に玉華宮で寂した。」

とあるけど、私たちは、小説「#西遊記」の三蔵のモデルとしてのほうが馴染みがある。

三蔵は、個人の名前ではなく、仏教における経蔵・律蔵・論蔵に精通した僧侶(法師)のことだそうで、玄奘三蔵以外にも三蔵はいらっしゃる。

玄奘三蔵自身は、翻訳に力を注ぎ宗派を起こすことはなかったそうで、その後 弟子の #基 が教えを説き #法相宗 を成す。但し『仏祖統紀』では、玄奘と玄奘がナンダーラに留学時の師である #戒賢 までを含めた3人を法相宗の宗祖としている。

遣唐使として入唐した #道昭 が、玄奘に教えを受け日本に法相宗の哲学は伝わる。道昭の弟子とされるのが行基。

てなことを、あちこちで読んでいたら果てなく時間が経っていたので法相宗については、また。

この時代、外国からやってきた仏教哲学にも流行り廃りがあったようで、なんでも定着までには時間がかかるもんだなと思う朝。

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