娘たちの名前の由来
私には4人子供がいます。
その中でも、双子が一組います。
その双子の話です。
話はずっと昔、源平合戦の頃に遡ります。
源頼朝の傍に13人の官女がおりました。
その中の1番手が「白拍子の千寿」という舞の名手でした。世は戦国の時代。頼朝は13人の官女達を尼にして逃がしました。
白拍子の千寿も自分の実家のある静岡県静岡市の手越に戻りました。
庄屋の娘である千寿は母親から「あなたを身ごもるために祈った磐田の千手寺に行きなさい」と行かせて住職として住まわせました。
そのお寺に結婚後入った私たちでした。
双子を身ごもる前にその事を知った私は本尊様に「女の子が産まれたら千寿と書いてちひろという名前にします」と約束しました。
でも、双子だったので一人には「ちひろ」という名前をもう一人には「千寿」をもらった名前をつけることにしました。
そしてついた名前が
「千寿枝」と「知寿(ちひろ)」
彼女たちは千寿から守られて今もすくすくと育っています。
世は
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