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【2022年最新版】ヒストリックブロール・ウィノータガチャおすすめガイド

みなさんこんにちは。
バーチャルPWの重寝 累花です。

100枚ヒストリックブロールの常設からしばらく経ちまして、デイリー消化なども兼ねてゆるゆる遊んでいます。

私の大好きなウィノータも以前に比べて大幅なアップデートが加わりました。
以前記事書いてたなぁというのを先日思い出したので、どんな強化が入ったのかを最新デッキリストとともにざっくり触れていこうと思います。

全く勝ってないリストではないので安心してください

1.デッキリスト

統率者
1 軍団のまとめ役、ウィノータ (IKO) 216

デッキ
1 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24
1 徴税人 (RNA) 27
1 イーオスのレインジャー (ALA) 21
1 無私の勇者、レナ (M19) 21
1 ピア・ナラー (KLR) 136
1 アングラスの匪賊 (XLN) 132
1 軍勢の切先、タージク (GRN) 204
1 刃の歴史家 (STX) 165
1 無傷のハクトス (THB) 218
10 山 (SLD) 362
1 精鋭呪文縛り (STX) 17
1 束の間の霊魂 (VOW) 14
1 古代の聖塔 (CONF) 141
1 ラバブリンクの冒険者 (IKO) 19
1 バスリの副官 (M21) 9
1 ジンジャーブルート (ELD) 219
1 無私の救助犬 (M21) 36
1 命の恵みのアルセイド (THB) 1
1 急報 (M20) 34
1 アダントの先兵 (XLN) 1
1 典雅な襲撃者 (HOU) 2
1 バグベアの居住地 (AFR) 254
1 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
1 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
1 絞首された処刑人 (M20) 22
1 博覧会場の警備員 (KLR) 17
1 エメリアのアルコン (ZNR) 4
1 ゴブリンの扇動者 (M19) 142
1 ずる賢いゴブリン (XLN) 174
1 厚顔の無法者、マグダ (KHM) 142
1 地揺すりのケンラ (AKR) 152
1 アン一門の壊し屋 (AKR) 137
1 軍勢の戦親分 (GRN) 109
1 砕骨の巨人 (ELD) 115
1 炎の侍祭、チャンドラ (M20) 126
1 ドラゴンの餌 (JMP) 309
1 日没の道 (VOW) 266
1 稲妻 (STA) 42
1 稲妻のらせん (STA) 62
1 剣を鍬に (STA) 10
1 秘儀の印鑑 (ELD) 331
1 守護像 (JMP) 467
1 カビーラの叩き伏せ (ZNR) 19
1 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
1 凱旋の神殿 (M20) 257
1 引き裂き (STX) 225
1 ラムナプの遺跡 (AKR) 326
1 霊気装置の展示 (KLR) 30
1 感動的な眺望所 (KLR) 283
1 針縁の小道 (ZNR) 263
1 聖なる鋳造所 (GRN) 254
1 怒静の交錯 (STX) 266
1 断崖の避難所 (DAR) 239
1 ちらつき蛾の生息地 (2XM) 311
1 統率の塔 (ELD) 333
1 這い回るやせ地 (ZNR) 262
1 ギラプールの希望 (KLR) 243
1 フロスト・ドラゴンの洞窟 (AFR) 253
1 ガーディアン・オヴ・フェイス (AFR) 18
1 ボーマットの急使 (KLR) 225
1 不気味な修練者 (WAR) 130
1 傲慢な新生子 (J21) 78
1 無謀な首謀者 (J21) 21
1 鍛冶で鍛えられしアナックス (THB) 125
1 粗暴な聖戦士 (MID) 7
1 ブレイヤの見習い (MH2) 117
1 歴戦の紅蓮術士 (MH1) 145
1 削剥 (VOW) 139
1 エスパーの歩哨 (MH2) 12
1 丸焼き (M20) 140
1 イーオスのレインジャー長 (MH1) 21
1 不屈の護衛 (DAR) 14
1 炎巻物の祝賀者 (STX) 150
1 運命的不在 (MID) 18
1 審問官の隊長 (Y22) 8
1 軍団の上陸 (XLN) 22
14 平地 (SLD) 359

2.基本戦術


軍団のまとめ役、ウィノータ

直近のスタンダードでも猛威を振るったので有名ですが、ウィノータは4マナ・ボロスカラーの伝説の人間です。
人間でないクリーチャー(以後:ノンヒューマンと表記)が攻撃するたび、ライブラリトップを6枚見て人間1体を攻撃している状態で出します。

下準備ができていれば出てきたターンに大量の人間を踏み倒し、ゲームを終わらせることができる非常に攻撃的なカードです。
工作員、王様、歴史学者、第26回世界選手権王者パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサと様々な人間を踏み倒してきましたが、ブロールやEDHでは固有色の合う人間だけが対象となります。


現在私が使っているウィノータの基本的な戦術の考え方としては、
・ウィノータを出すときは3回以上の誘発を狙い、全体除去などでなければ修復できないアドバンテージ差をつけて殴り勝つ
・ウィノータに除去・打消しを合わせてきそうな場合はパワーの高い生物とヘイトベアー生物で押し切る
・除去は軽く、かつ強力なものに絞り、相手の動きを1ターンずらすことを目的とする

といった感じです。ヒスブロに限らずどこのウィノータもこんな感じだと思います。

ここからは、役割別にカードを見ていこうと思います。

2.人間

人間:総勢20名

ウィノータからめくってくる人間です。
ライブラリ99枚中20枚人間のため、6枚めくると大体75%の確率で誰かしらは出てきてくれます。

それぞれの役割はこんな感じです。(略称で失礼します)

火力ぶっ飛び枠:匪賊、歴史家

ゲームを終わらせます。
多少の盤面不利を超える力を持っており、一番勝利に直結するパワーを持っています。


ノンヒューマン生成:ピア・ナラー、ブレイヤ、歴パイ、レナ

ピアとブレイヤは1/1の飛行機械を生み出します。めくれば第二波を助け、手札から出してもとりあえず1カウントになる、便利な枠です。

モダンでも活躍の歴パイこと、《歴戦の紅蓮術士》は手札を入れ替えつつ1/1トークンを最大2体出せます。土地が3枚で詰まってウィノータが出ない! というケースをかなり抑えてくれます。

レナはほぼ3体以上(ウィノータ、誘発役、レナの3体分)の1/1兵士を約束し、自身のパワー未満の生物を守る能力も役立ちます。


プロテクション:ラバブリンク、副官、ハクトス

プロテクションで無理やり打点を通す枠です。3体とも相手の統率者をうっかりすり抜けてライフを詰める性能を持っています。


妨害:歩哨、サリア、徴税人、粗暴な聖戦士、PV、レインジャー長

めくるよりは手札から出したいことが多い枠です。打消しや除去をワンテンポ遅らせることで無理やりウィノータを着地させたり、そのまま殴り勝ちにいきます。
特に、実は今まで不在だった《悪鬼の狩人》ポジションの人間《粗暴な聖戦士》や、ソーサリー全体除去を抹殺する《イーオスのレインジャー長》など直近の強化が大きい枠です。
5テフェリーなどへの相性が改善されました。


後続確保:イーオスのレインジャー、審問官
ノンヒューマン生成枠に近いですが、人間を持ってくることもある枠です。
《イーオスのレインジャー》は以前からお気に入りの枠でしたが、《無謀な首謀者》+《ギラプールの希望》や、《エスパーの歩哨》+《無私の救助犬》など取り回しの良いパッケージが増えてかなり使いやすくなりました。

アルケミーで活躍中の《審問官の隊長》は3マナ以下のクリーチャーが38枚のため、ほぼ間違いなく誘発します。何を持ってくるかのランダム性も高いですが、ただで貰ったら大体嬉しいです。


手札から出したい:不屈の護衛、タージク
ウィノータから出てきて火力に貢献! というよりは、除去避雷針になる不屈の護衛と、3ターン目に手札から出すことでゲームスピードを急げるタージクです。もちろんめくれても嬉しい。


裏面が本体?:炎巻物の祝賀者
《沈黙》のような《静寂の享楽》を裏面に持つため、全除去かわしや1ターンずらしを目的とした採用です。
表面は2/1と貧弱なものの、ゴロス、キナンの起動型能力、各種PWの起動型能力に反応して1点バーンを飛ばすため、ウィノータで詰め切れなかった部分を補完することもあります。

全体として、めくったら勝つ、めくった次のターンに勝つ、手札から出しても打点以外の仕事がある、のいずれかに該当するカードに絞っています。

3.ノンヒューマン


ノンヒューマン枠。トークンを出せるPWやソーサリーも含みます。

ウィノータを誘発させるためのノンヒューマン枠です。
ざっくり分けるとこんな感じです。

複数回誘発:霊気装置の展示、ドラゴンの餌、ゴブリンの扇動者、急報、軍勢の戦親分、絞首された処刑人、3チャンドラ

1枚で2回以上の誘発を確保するカードたちです。除去や妨害スロットを増やしたため、数は少し絞っています。
3回以上の誘発を念頭に置いたとき、3ターン目までにこれらを1回通せるとどこか1ターンをサリアなどの妨害人間やインスタント除去に充てられるため、かなり重要です。


死にづらい:ジンジャーブルート、束の間の霊魂、傲慢な新生児、不気味な修練者、アダントの先兵、典雅な襲撃者、地ゆすりのケンラ、アン一門の壊し屋、鍛冶で鍛えられしアナックス

回避能力がある、死んでもトークンを残す、墓地から帰ってくるなどなんらかの死にづらさにより、ウィノータの誘発確保に絡む枠です。
単純にパワーが高い(3以上)連中はバラルの突破などにも絡みます。
妨害人間と絡めて、ウィノータを出さなくても勝つ、に寄与することが多い枠です。

妨害:ギラプールの希望、スカイクレイブの亡霊、レーデイン、博覧会場の警備員、エメリアのアルコン、砕骨の巨人

相手の行動を遅らせる枠です。相手がもたついた隙に、殴りに行ってウィノータを誘発させます。


マナ加速:ずる賢いゴブリン、マグダ

3ターン目ウィノータや、その他1手速いアクションを実現する枠です。

前回の記事でSランクノンヒューマンだった《無法の猛竜》が抜けました。
理由としては、3ターン目ウィノータに絡む性能は高いものの1マナクリーチャーを一緒に引いていないと1度しか誘発できず、横展開を妨害するデメリットの方が目立ちやすくなってきたことが挙げられます。
《永遠神、オケチラ》のようなウィノータ以外の大物も削ったため、先手2ターン目以外で置く価値が激減しました。

先手2ターン目限定というのはマグダも似たようなものですが……。
今後、より良い枠が出たら入れ替えが検討される枠になります。


その他:ボーマットの急使、軍団の上陸、アルセイド、無私の救助犬、無謀な首謀者、ガーディアン・オブ・フェイス

なんとも括りづらい枠です。

生存力を高めるおなじみ救助犬とアルセイド、ガーディアン・オブ・フェイス、の3枚は最低でも誘発役になるためとても便利です。

無謀な首謀者は特に回避能力もない1/1速攻ですが、アナックスやギラプールなど、1ターン早く動き出すと嬉しいクリーチャーに速攻を与えることでゲームを円滑に進めます。レインジャー&レインジャー長で持ってきやすい枠です。

ボーマットは先手1ターン目最強格で、手札を吐ききることの多いこのデッキだとかなりのハンドアドバンテージを稼いでくれます。
除去打たれても大して損はしてないのが嬉しいところ。

軍団の上陸は土地が増える可能性のある1/1絆魂吸血鬼といった感じです。
速攻が絡めば3ターン目変身も狙え、そうでなくてもウィノータの2回目キャストや、アルセイドやピア・ナラーの起動型能力分を確保したりします。

4.妨害・除去

砕骨の巨人(踏みつけ)も含めれば10枚です

ウィノータは重み付けの上位にいるらしく、キナン、ゴロス、バラル、そしてウィノータミラーがよく起きる隔離政策の最中にいます。
そうでなくてもウィノータを投げる前に相手の準備が整ってしまえば一気に不利になります。
自身の展開を妨害しない程度に軽く、人気の統率者に刺さりやすいカードに限定してですが妨害札はある程度積んでいます。

キナンとバラルにはほぼ全てが当たり、ウィノータにはソープロ、丸焼き、叩き伏せ、運命的不在の4枚が、ゴロスにはアーティファクト破壊でもある削剥、引き裂きが当たりやすいです。
5テフェにも運命的不在と丸焼きは当たってくれます。
相手のマナクリ、マナファクトを割るだけでもウィノータのゲームレンジに持っていきやすいので、後手番やヤバそうなときは積極的に探しましょう。

5.マナベース

土地38枚+マナファクト2枚

土地とマナファクトです。実際はこれに叩き伏せ、髑髏砕き、軍団の上陸も土地となる可能性があるため4マナトップのデッキにしてはかなりマナベースゆったりしている方だと思います。

6マナでのウィノータ再キャストまで見ているので、もっと切り詰められる要素はあると思います。特に解説することはないですね。

【戦略補足】マリガンしよう!



ヒストリックブロールは1回のフリーマリガンがあり、1度マリガンしても手札7枚でゲームを開始できます。
これはウィノータに限らず全ての統率者で使える基本戦術ですが、ウィノータはさらにもう一歩踏み込んだマリガンを許容できます。

2度目のマリガンでは手札が6枚になるよう、1枚をライブラリに戻す必要がありますが、人間を戻しちゃえばいいのです。(状況によります)

手札7枚に人間1枚以上が含まれる確率は約80%(99枚のライブラリから7枚引いたとき)のため、手札から出す価値の低い人間ならさっさと山札に戻してしまえば実質ノーダメージ。7枚でも6枚でもさほど変わりません。
(状況によります)

おわりに


スタンダードで暴れつくしたウィノータですが、パイオニアでも狼男を連れて驀進、EDHでも急に無限コンボ入ったりと素晴らしいアンフェアクリーチャーです。
ヒストリックブロールでもお互い一手のミスが致命傷になる差し合いを楽しめますのでいかがでしょうか?

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