Brawl視点で見るM21フルスポイラー case5.緑編

こんにちは。
バーチャルプレインズウォーカーの重寝 累花です。

前回に続き、今回は緑のカードの紹介です。

1.統率者指定できるカード

《迷える探求者、梓》
(2)(G) 伝説のクリーチャー

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みんな大好き(!)、梓ちゃんの再録。
あまり適当な話をするとEDHプレイヤー諸氏に怒られそうなので、スタンダード、ヒストリックで相性の良いカードに焦点を当てて話したい。

スタンで特徴的なのは《ニッサの勝利》がすんなり入るところ。
通常時は森しか持ってこられず、手札に加えるだけなので加速手段としては微妙だが、彼女がいるなら話は別。
梓から2枚土地をセットし、そこから唱えれば次ターンには7マナも見える。

梓本人は1/2と貧弱。
大量の土地から《破滅の終焉》でも《終末の祟りの先陣》でも各種PWでも叩きつけてあげよう。


《解き放たれた者、ガラク》
(2)(G)(G) 伝説のプレインズウォーカー

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ついに純然な緑になって帰ってきたガラク。

プラス能力はクリーチャーを強化し、小マイナス能力はクリーチャーが足りないときにしぶとくなる、非常に相性の良い組み合わせ。

《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》とは非常に相性が良い。
トランプルの付与とサイズの強化の両方に貢献する。
どちらを統率者に据えた場合でも良いカップルとなるだろう。
ナイスカップリング。

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↑ヨルヴォさん。とても緑らしい者同士、気も会うのだろうか。


また、生み出すトークンはビーストなので《孤児護り、カヒーラ》の恩恵も受けられる。
変わったところでは、《主無き者、サルカン》でドラゴン化し、自身を対象にプラス能力を起動することで7/7飛行トランプルと化す。


奥義も強力で、毎ターンクリーチャーを供給できる紋章を得る。
タイミングが自分ターンの終了ステップ開始時なので注意。
起動ターンからさっそく効力を発揮するが、速攻を持つ《探索する獣》や《終末の祟りの先陣》の使いどころは考えたい。

ちなみに、奥義で出すクリーチャーは別に縛りが無い。
唱えたとき能力は誘発しないが《絶え間ない飢餓、ウラモグ》や《峰の山頂》、《ニヴ=ミゼット再誕》なども(デッキにいれば、だが)連れてくる。
後述する《長老ガーガロス》もブロック時能力を持つので相性抜群。

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》
(1)(G) 伝説のクリーチャー。

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新ジョルレイル。
セカンドドローで猫を出す誘発能力と、自軍クリーチャーのPTを変更する起動能力を持つ。

統率者としては2マナであることがまず魅力的。
次ターンに《ラノワールの幻想家》を出せば理想的か。
ただし、緑単色でのドロー手段は《ケンリスの変身》のようなキャントリップや、《セテッサの勇者》、《守護者計画》、《獣に囁く者》など自ターン中心での誘発が殆ど。
相手ターンにも猫を増やしたいのならば、赤や青のカードと合わせよう。《フェイに呪われた王、コルヴォルド》とも相性が良い。
パーマネントを生け贄に捧げた分を即座に猫で補填できる。

起動能力は手札に十分な枚数を貯める必要があるが、猫を横に並べる能力とシナジーするようできている。
攻撃中に手札が増える《終わりなき踊りのガリア》や、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》との併用も一興か。

余談だが、手札が無いときに起動するとパワーとタフネスが0になり、自分のコントロールするクリーチャー全てが同時に死亡する。
《超音速女王、モスラ》で復活させる、《想起の拠点》や《残酷な祝賀者》で大量ドレインを仕掛けるなど一応使い道はあるので、悪いことをしたいなら。


2.それ以外の注目カード

《耕作》
(2)(G) ソーサリー

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定番のマナ加速カード。
色事故防止にも繋がり、3色以上のデッキでは特に役に立つ。
手つきが非常にえっち。


《長老ガーガロス》
(3)(G)(G) クリーチャー

長老ガーガロス

高いマナレシオに汎用性の高い能力を持った(盛った)ビースト。
速攻や耐性の類は持たないが、その反面処理されなかった場合のリターンは大きい。
全く役に立たない、といったケースは少ないので、とりあえず入れておいてもBrawlでは特に価値のあるクリーチャーだと思われる。


《ラノワールの幻想家》
(2)(G) クリーチャー

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《ラノワールのエルフ》と《エルフの神秘家》をそのまま足しただけのクリーチャー。
マナクリ、キャントリップのどちらとしても少し重く中途半端。
しかし、その両方が備われば除去されてもアド損しないマナクリとなる。
とりあえず置いておくクリーチャーとしては十二分。


《突き止め》
(1)(G) ソーサリー

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これまた多色デッキを円滑にしてくれそうなソーサリー。
青の《可能性の揺らぎ》に近い。
向こうと違いクリーチャーと土地しか持ってこられず、占術を全て下に送ってなお該当種で無ければドローはできない。
しかし、占術であるため必要牌はトップに残して置けるのは強み。

特に《発現する浅瀬》との相性は良い。
次のターンドローしたいカードを一番上、土地をその次に積むことで確実にマナ加速できる。


以上、緑のカードの紹介でした。
Twitter、Youtubeもやっていますので、よろしくお願いいたします。


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