大阪市、豊中市、京都市、神戸市の2013年-2020年の死亡数の推移

大阪府、京都府、兵庫県で緊急事態宣言が解除される可能性が報道されている。そこで、大阪市、豊中市、京都市、神戸市の超過死亡数をみるために2013年以降の死亡数の月間推移を年ごとにグラフ化した。統計情報は各市の公式ページに掲載されているデータを利用した。用いたデータをまとめたものを本記事の下部にまとめてある。

すべてのグラフで、赤い太線が2020年の推移で、黒い点線が2013-2019年の平均値である。ここに掲載した4市では2020年4月の死亡数は2013-2019年を上回っている。しかし、単純な比較で有意に大きな値であると結論できるほどではない。

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私が調べた限り大阪市、豊中市単体での感染による死亡数は見つけられなかったが、大阪府全体では5/21までに76名が報告されている。京都市内では13名(京都府全体では14名)の死亡が報告されている。また、神戸市では11名の死亡が報告されている。これらの数字と比較すると4月の死亡数は大阪市、京都市、神戸市では死亡数は高い水準であるが、インフルエンザが猛威を振るう1月ほどの大きさではない。

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