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高学歴という呪縛①

こんにちは。
旧帝大博士卒 30代OLのるいです。

「高学歴」というのは必ずしも良いことだけではありません。

もちろん就活のフィルターにかかりにくかったり
先輩方の功績もあって
良い企業に入りやすいかも知れません。

しかし社会に出てからは、「高学歴」だから仕事ができないといけない。
それも同期よりずっと出来ることを期待されます。
そして、周囲からの嫉妬や妬みを受けたり、無理難題をふっかけられることもあります。

「高学歴」な人の中には少なくとも2種類の人がいると思います。
天才型と努力型。

私は努力型だった上に、もともとはそんなに勉強ができる方ではありませんでした。
家族にも身内にも高学歴な人はいません。
なので、遺伝も関係してきません。
自分で言うのもなんですが、人の何倍も勉強してやっと身につくタイプでした。

社会人1年目の私に待っていたのは、今では珍しい「お局様」という存在からの洗礼。
無理難題をふっかけられるのは日常茶飯事でした。

300ページ超えの資料を渡されて「博士卒なら出来るでしょ?」と、
1日で覚えるように言われたり、

ちょっとしたミス(例えば社内メールでのタイプミス1文字)も
メールのCCに上司や部署の人皆を入れて注意されたり…

いろんなことがありました。
もしかすると天才型の方なら、難なくこなせた内容なのかもしれませんが、
努力型かつ新卒の私にとってお仕事は初めて。

学生時代にアルバイトはしていましたが、内容も責任も全然違います。

その人が10年以上かけて取得した専門的技能を
30分程度説明していただいたのに
私がすべて理解できなかったときには
「わからない?なんでか理解できない。こんなのすぐわかることなのに…」
と言われ、
裏で「〇〇大院卒なのに…」と陰口を聞こえるように言われたのも
今ではいい思い出です。

出来ないのは私個人の問題もありますが
院卒しかも博士卒ということもあって
「知識の吸収力」に関してのハードルは異様に高かったように思います。

この部署にはそんな高学歴な人いらないのよ、と面と向かって言われたこともあります。
確かにその部署に新卒が入ってきたのは初めて、かつ、院卒なんて誰もいませんでした。

完全に浮いていた社会人1年目の私。
それでも歯を食いしばって勤務していました。

学歴は確かに大事ですが、社会人としてやっていくには
それ以外にも根性や努力も必要なんだなと痛感しました。

まとまりのない文章ですが、今日はここまで。
共感してくださる方が一人でもいらっしゃいますように。
同じような境遇の方、ひとりじゃないです。
心を壊してしまうくらいなら逃げてもいいと思います。

私も結局転職しました。
次の職場では、周りにも恵まれいい環境で過ごしています。

今日も良い1日をお過ごしください。



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