有馬記念の出走馬をそれっぽく紹介したかった…… ━━2021年 G1 菊花賞、クラシックレース最後の舞台に彼は立った。 スタートすると彼は逃げの戦法をとり、先頭を譲らない。そして、最終直線では後続に差を詰められるどころかむしろ突き放し、5馬身差で勝利する。菊花賞の逃げ切り勝ちは23年ぶり、5馬身差以上での勝利は史上5頭目だった。 さらに翌年はG1 天皇賞春も逃げ切り、G1 宝塚記念も前評判を覆し勝利、空前絶後の阪神三冠を成し遂げた。 春の怪我を乗り越え"エース"の座は揺