有馬記念について
有馬記念の出走馬をそれっぽく紹介したかった……
━━2021年 G1 菊花賞、クラシックレース最後の舞台に彼は立った。
スタートすると彼は逃げの戦法をとり、先頭を譲らない。そして、最終直線では後続に差を詰められるどころかむしろ突き放し、5馬身差で勝利する。菊花賞の逃げ切り勝ちは23年ぶり、5馬身差以上での勝利は史上5頭目だった。
さらに翌年はG1 天皇賞春も逃げ切り、G1 宝塚記念も前評判を覆し勝利、空前絶後の阪神三冠を成し遂げた。
春の怪我を乗り越え"エース"の座は揺るぎないことを証明するときだ
阪神三冠馬 タイトルホルダー
━━2021年 G1 日本ダービー、彼は当時無敗だった皐月賞馬 エフフォーリアを相手に写真判定に持ち込まれるほどの接戦を制し、ダービー馬となる。
翌年 G1 ドバイシーマクラシック──10年近く日本馬が勝てていない舞台に彼は立った。スタートすると彼は2、3番手につけ進んでいく。そして、最終直線勢いよく抜け出し、先頭を抜かすとその勢いのまま進み猛追してくる後続を振り切って一着でゴールインした。ダービー馬がこの舞台を制したのは日本競馬史上初の快挙であった。
"衝撃"はまだ終わっていない。
ダービー馬 シャフリヤール
━━"世界最強"イクイノックスを倒した僅か2頭のうちの1頭。2022年G1 日本ダービー、前年度、レコード勝利したシャフリヤールのタイムを0.6秒も上回るタイムで勝利し、レコードホルダーとなる。
レジェンド武豊が惚れ込んだ走りをもう一度
日本ダービーレコードホルダー ドゥデュース
━━2022年、彼女は牝馬クラシック路線である、桜花賞、優駿牝馬(オークス)を制し、二冠牝馬となる。続く秋華賞では残り600mを最速で駆け上がるもスタートが出遅れてしまったためか、惜しくも三位となってしまい、三冠牝馬となることは叶わなかった。
その後も、果敢にG1レースに挑み続け、勝てはしなかったが、3着未満になることはなく牝馬二冠馬としての意地を見せつけた。
しかし次の舞台、彼女が入るゲートの枠は、未だかつてその枠に入った馬は勝つどころか3着以内に入ることすらなく、"死の枠"とすら呼ばれている8枠16番だ。3着以内を外さない者か、3着以内に入れない枠か──
けれどそんな過去のデータなぞ彼女には関係ない、前例がないなら自らが作り上げればいい
二冠牝馬 スターズオンアース
━━G1未勝利ながらも"世界最強"に食らいついていったものがいた。G1未勝利ながらも果敢に世界最高峰の舞台、G1 凱旋門賞に挑んだものがいた。
大海を超えた先にまでその名轟かせろ
スルーセブンシーズ
HERO is coming
G1 有馬記念 (12月24日15:40分出走)
(全頭このノリで紹介は無理だった)
【用語等ざっくり解説】
・G1,G2,G3……まとめて重賞と呼ぶ。1984年より導入されたグレード制による格付けであり、Gradeの頭文字をとって三段階に分けられる。
G1 > G2 > G3 > オープン競走>その他のレース (尚、正しい表記はGⅠ,GⅡ,GⅢ)
これら重賞は出走するだけでも一苦労であり、勝てずとも出走できただけで競走馬としては上澄とされている。
・阪神三冠馬……阪神競馬場で行われた3つのG1レース(菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念)を勝利したタイトルホルダーに贈られた言葉。公式名称ではなく、二つ名のようなもの。
本来、菊花賞と天皇賞・春は京都競馬場で行われるが京都競馬場の改修工事のため、阪神競馬場で代替開催となった。既に工事は終了しているため、同じ偉業を達成する馬は現れることはほぼないだろう。
・クラシックレース……三歳馬限定戦であるG1レース 皐月賞、桜花賞、日本ダービー、オークス、菊花賞の五つのレースの総称。実は秋華賞は含まれない。
・日本ダービー……G1レースの中でも特に格の高いとされるレース。三歳馬限定戦。
多くの馬主や騎手がこのレースに勝つことを目標としており、このレースに勝った騎手は特別にダービージョッキーと呼ばれる。(他のレースに勝っても同じような呼ばれ方はされない)
・○馬身差……競馬において着差(先にゴールした馬の鼻先から次の馬の鼻先までの距離)を表す単位であり、1馬身は約2.5m差である。
この記事は豆腐アドカレの23日目の記事です。内輪ノリ的なのも含まれています。ご注意ください。一般勢のくせに何やってんでしょうね。
というわけでこんにちは、Ruiです。17th 情報システム所属。1日目にホンモノって紹介されてた人です。悲しいね。こんな記事を書いていることからお察しの通りモテたことも彼女がいたこともありません。なんなら初恋もまだです(自覚していないだけかもしれないけど)。つまりクリぼっちです。こんな人に恋バナ求めた人がいるらしいです。誰だろうね。
さて!12月のこの時期といえば、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?もちろん有馬記念ですよね!なんと今年は12月24日にあります!
この記事を読んでいる方々は殆ど彼女(彼氏)もいないクリぼっちでクリスマスだからって特別な予定があるわけでもない人ばかりだと思いますが(ど偏見)、そんな人でも有馬記念を観戦するという予定をクリスマス(イブ)に作ることか出来ます!まあ、ぼっちなのは変わらないけど。なんならクリスマス当日は結局予定がないのは変わらないし。
そんな有馬記念ですがその始まりは1956年となんとおよそ70年前。当時は「中山グランプリ」という名前でした。しかし翌年、創設者の有馬頼寧が急逝したため、その功績を称えてその名前をとり「有馬記念」となりました。
そして現在の有馬記念はグランプリレースと呼ばれており、ファン投票が行われています。
このファン投票では、出走登録した馬の中から上位10頭に優先出走権が与えられます・・・けど正直上位10頭に選ばれるような馬は優先出走権なくても獲得賞金的に余裕で出走可能だからいるのかなとか考えたり考えなかったり。ほとんどただの人気投票だよなあ。
と思って調べてみたら今年出走のライラック(優先出走権獲得)が本来であれば除外対象だったらしいです。シロウトガナメタコトイッテスミマセンデシタ。
さあ、今年有馬記念の主役はなんて言ってもタイトルホルダーでしょう!(異論は絶対に認めない)このレースがラストラン、つまり勝っても負けても彼のレースを観れるのはこれが最後というわけです。ファンとしては是非とも有終の美を飾って欲しいところ。
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「その名は、タイトルホルダー」
その名を背負う覚悟。
重圧を跳ねのけた彼らに、
もう怖いものなどない。
―JRA『ヒーロー列伝』コレクション No.93「タイトルホルダー」より
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↑これかっこよすぎ
そして、シャフリヤール。彼はタイトルホルダーと同じく21世代と呼ばれる世代の馬でありダービー馬。日本ダービーを勝ってそこで燃え尽きたのかそれ以降勝てなくなる馬も多い中、古馬すなわち4歳以降でG1勝利した数少ない馬である。
ちなみに彼の父はディープインパクトである。また、馬名の意味はペルシア語で「偉大な王」である。
さて続きましてはスターズオンアース。ウマ娘にもなったドゥラメンテ産駒。ちなみにタイトルホルダーも同じ馬の産駒。前走、G1ジャパンカップでは、3着。
想定人気は1番人気でしたが、死の枠と呼ばれている8枠16番に入ったためか、かなり落として5,6番人気に。それほどあの枠は不利があるようです。まだまだ素人なので詳しく分かりませんけど。
ドゥデュース。今年は馬の怪我や主戦騎手の怪我で本調子を発揮出来た場面がほぼない。今度こそ100%の力で戦えるか注目したいところです。
今年のダービー馬も出走します、タスティエーラ。この世代はレベルが低いと言われてしまっているが果たして本当にそうなのか
そしてなんと今年はジャパンカップ以外では初の3世代のダービー馬が同時に出走するという熱いレースである……んだけれども競馬ファン以外にこれを上手く伝える表現力がないのがもどかしい。まあ、世紀の一戦と考えてくれたらいいかなと。
今年を締め括ると言っても過言ではないこのレース。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。
さて、他にもいろいろと語りたいことがあった気がしますが時間もないですし、少々短いですがここで終わらせていただきます。拙い文章でしたがここまで読んでくださりありがとうございます。
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