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リーグワン2023-2024 開幕直前!!今シーズンの展望 〜Division1編〜

 どうもオニギリです。リーグワン開幕まであと1ヶ月を切りました。ワールドカップが終わって各国のプレーヤーが続々と来日しており、プレシーズンマッチも毎週のように行われています。つい2年前ではコロナ禍でプレシーズンマッチも中止にしていたことが多かったですが、その頃と比べたら、今年は今シーズンの試合会場などでもプレシーズンマッチが行われていたりと、開幕前から熱い戦いを見ることができています。そして新加入の選手やこれから加入?!と思われるような選手も見られたり…?!
 そんな盛り上がっているリーグワンのチームごとの注目ポイントについて今回はオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います!!
 それではまずは、Division1から行ってみましょう!

⚫︎Division1
 Division1は12チーム。Conference AとBに分かれており、同Conference内でホーム&アウェイで10試合、別Conferenceとホームorアウェイで6試合の計16節で順位を決めて、上位4チームがプレーオフ、下位3チームがDivision2の上位3チームとの入替戦を行います。

 今季のConference Aは以下の通りです。

(League One HP参照)

 昨季リーグワンチャンピオンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下略称、S東京ベイ)は、初の栄冠を獲得し、充実した戦力であったが、今季はW杯で負傷したマルコムマークスがスコッドから外れたのが大きい。しかし、W杯後に急遽NZ代表だったディンコールズと契約しHOの穴を埋めた。また昨季活躍を見せたCTBライアンクロッティは退団し、BK補強ということでウェールズ代表のWTB/FBリアムウィリアムズが加入した。W杯でも安定した活躍を見せたウィリアムズがリーグワンでどのような活躍を見せるか楽しみです。その他、日本人では帝京大からCTB二村が加入、日本一を牽引したCTBとしてどのようにメンバーに絡んでくるか楽しみです。キャプテンは、ミスタークボタの立川選手。連覇に向けて、開幕直前に小田原合宿でチームをまとめ上げ、初戦の東京SGとの対戦。楽しみしかないですね。
 昨年4位だった東京サントリーサンゴリアス(以下略称、東京SG)。田中監督2年目のシーズンで2017年から離れている日本一奪還に向けて今季は豪華メンバーが加入しました。まずは、W杯で栄冠をとった南アフリカ代表のWTBチェスリンコルビ。昨季トライ量産していたテビタ・リーが三重Hへ移籍した穴を埋める形となりますが、個人的にはテビタ・リー以上に脅威となること間違いないと感じています。松島、中靏らのWTB陣に厚みが出ます。続いて、W杯決勝で悪夢となったNZ代表主将のFLサムケイン。巨漢タタフがフランスのボルドーへ移籍となり、タイプは違いますがこちらもバックローの穴を埋めるどころか昨年以上のチーム力ではないかと思う補強です。この大物2人以外にも、もう1人。ウェールズ代表だったSOガレスアンスコム、イングランドのブリストルからLOサムジェフリーズなど国内からの移籍も含めて10名以上の補強をしました。そして大学日本一の帝京大の司令塔だったSO高本幹也、惜しくも準優勝の早稲田大からFL相良らも加入しました。両名ともに分厚い選手層の中でどのように活躍するかも注目です。主将は、日本代表に選ばれた堀越選手。W杯では出番が少なかったかもしれませんが、その想いをリーグワンで発揮してくれること間違い無いでしょう。垣永、流、齋藤、中村亮、松島と日本代表メンバーも揃い、昨年タックラーとして活躍した山本などもおり、日本一奪還に向けたメンバーは揃った東京SG。あとは戦いに勝つことだけ、楽しみであります。
 続いて昨季5位でした東芝ブレイブルーパス東京(以下略称、BL東京)。昨季は、勝ち星では4位のキヤノンと並んでいたが、勝ち点で足らず5位となり、プレーオフ進出とはなりませんでした。日本代表主将で牽引したリーチマイケルがキャプテンとして復活。バイスキャプテンには、若手のHO原田が選ばれた。BL東京も昨年既に発表されていましたが、大型補強としてNZ代表SOリッチーモウンガとFLシャノンフリゼルが加入しました。昨年までBL東京のFLとして長年活躍したマットトッドが引退。仕事人だったトッドとタイプは違いますが、ボールキャリーとして定評のあるフリゼルとリーチが並ぶのは大きい。そして、ゲームメイカー、キッカーとして世界最高峰のモウンガがどのようにBL東京を牽引していくのか。また日本人で注目なのが、関東リーグ戦3部に所属する防衛大からWTB岩渕が加入となりました。異色の経歴ではあるが、大野選手のような選手がまた生まれるのか楽しみです。
 昨季8位だった静岡ブルーレヴズ(以下略称、静岡BR)。リーグ戦で唯一埼玉WKに土をつけたチームでしたが、結果は8位と前半戦の黒星が後を引いた昨シーズン。今季から日本代表のチームディレクターであった藤井監督が就任しました。サニックスで超アタッキングラグビーを確立した藤井監督が、ディフェンシブな静岡BRにどのようなアクセントを入れるのか注目です。FWコーチには日本代表スクラムコーチとしてお馴染みの長谷川慎コーチ、BKには前監督の堀川コーチとサントリーで活躍されていた有賀コーチら、日本人中心のスタッフで静岡BRらしさは健在。チームキャプテンは、W杯でも活躍したFLクワッガスミス。日本人選手ともあまり変わらない小柄なFLでありながら、走力そしてパワーを発揮するFLは静岡BRを象徴するかのように昨年も活躍しました。今季も期待が持てる中、トンガ代表FBチャールズピウタウが加入した。W杯でもオフロードをバンバン決めていました。マロツイタマやキーガンファリアらと大外にボールを運べる選手が充実することは大きい。既にアーリーエントリーで昨季から登場していた、京都産業大学だったSO家村や、早稲田からWTB槙、東海大主将だったCTB伊藤、リーグ戦1部を話題にした東洋大主将だった齋藤、筑波大からLO八木澤と、若手の戦力も期待です。サッカー大国、野球でもプロ野球への参入動きがある静岡からラグビー旋風を巻き起こせるか楽しみですね。
 昨季9位だったコベルコ神戸スティーラーズ(以下略称、神戸S)。今季よりHCに就任したデイブレニー。オーストラリア代表でもお馴染みのHCでした。神戸Sにはウェインスミス氏がチームアンバサダーでおり、世界最高峰のコーチ2人が神戸Sの立て直しにどのように動くのか注目です。そんな中で、神戸も補強が充実し、まずは、LOレタリックが再加入しました。NZ代表でもお馴染みの世界最高峰の鉄人LO。そして同じNZ代表のNo.8アーディサベアも加入した。日本代表PR具、LOサウマキ、SO李、FB山中らを軸に他の日本人メンバーがどれだけレベルアップしていけるかがカギとなります。日本代表経験を持つアタアタ、中島イシレリ、ラファエレティモシー、経験豊富なフロントローの山下、山本、北出などメンバー揃っている。神戸の進化、どんな姿が見れるか楽しみですね。
 今季よりDivision1に昇格した三重ホンダヒート(以下略称、三重H)。入替戦にてGR東葛から劇的な勝利を収め、昇格を決めた三重H。3季ぶりのDivision1での戦い、近年メンバー補強などマネージメントの力が大きな結果を結んだ。三重Hには、南アフリカ代表のLOフランコモスタート、アルゼンチン代表のFLパブロマテーラ、オーストラリア代表のFBトムバンクスと揃っているが、W杯でパブロマテーラが負傷し、松葉杖姿だったのが気になるところです。2m級のLOコナーウィホンギとサムシェパード、神戸Sより移籍したトコキオソシセニが加入し、パワー系の選手は揃っている。そして、BKには元日本代表でも活躍した藤田慶和、7人制日本代表の本村直樹らがおり、筑波大から加入したFB植村や日大でSOとFBで活躍していた饒平名らの日本人選手と、東京SGからトライゲッターのテビタリーが加わったのは大きい。今季はまず一つずつ大事に試合を行なっていくことが必要かと思います。イタリア代表HCだったキアランクローリー新HCがどのようにチームを作り上げていくか楽しみです。

 以上、ここまでConference Aだけで想いが溢れて長文になってしまいましたので、Conference Bについては次回お届けしたいと思います!
 次回のオニギリ's eye!!も続きをお楽しみに!

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