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リーグワン2022-2023開幕!!Div3編

 あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願いします!!

 さて、年末年始、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか??
 オニギリの年末年始は、12月25日クリスマスの大学選手権の準々決勝から始まり、27日は高校ラグビー花園開幕を見て、30日の2回戦、年越しは紅白歌合戦を見たら、1月1日に高校ラグビー3回戦、2日は大学選手権準決勝、5日は高校ラグビー準決勝、7日に高校決勝で東福岡の優勝をテレビ観戦、同日等々力球技場でBL東京vs静岡BRを生観戦、8日は大学選手権決勝を国立で観戦し帝京大学の圧倒的な強さに脱帽。
 と、毎年定番のラグビー年末年始のスケジュールを存分に楽しみました^_^

 2023年最初のコラムは、昨年からの続きですが、遅くなりまして申し訳ございません。リーグワンDiv3の各チーム注目ポイントにオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。

 今シーズンのリーグワンDiv3は以下のチームで構成されています。

 宗像サニックスブルースが廃部となり、今季は5チームでの戦いとなります。

 まずは、RH大阪ですが、チーム再編成に伴い、Div1からDiv3へと再スタートとなりました。一昨年はNZ代表だったペレナラの在籍に伴い、チーム力が急成長し楽しみなチームでしたが、昨年はそのペレナラが抜けた穴が大きかったです。しかし、今季は浦安D-Rocksの前身であるNTTコミュニケーションズシャイニングアークスとのチーム再編に伴い、RH大阪の選手とNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの一部の選手がシャッフルする形となりました。選手の雇用契約など色々な問題はあったと思いますが、RH大阪も沢山の選手が入れ替わりました。退団した選手は、PR金、杉本、西川、HOマレー、LOエラスマス、大椙、小島、FL繁松、ヴィンピー、タイラー、SHメイヤー、SOヤンチース、CTBサミソニ、WTB石川、スルンガ、リサラ、FB高野で、そのほとんどが浦安D-Rocksへ移籍となりました。一方、前身NTTコミュニケーションズシャイニングアークスから、HO山口、FL栗原、No8シオネ、SH光井、WTB小泉、鶴田の6名が加入しました。Div1での経験豊富なメンバーであり非常に心強いところです。
 オニギリが注目するのは、元NTTコミュニケーションズに所属していたヴィリーヴリッツ、リコーから加入したボークコリン雷神です。サンウルブズでもライオンヘアーでお馴染みだったヴィリーが日本に帰ってきまして、激しいボールキャリーが特長で、熱さがプレーから伝わる選手が加入したのは大きいと思います。また、ボークコリンはFWもBKも出来、強いコンタクトでペネトレータとしても期待できます。
 BKには、SO川向、CTBベンジャミン、ミフィポセチ、WTB茂野、FB吉澤らを中心に、元NTTコミュニケーションズの選手らがどうコラボするのか楽しみです。
 Div3からまずはDiv2への昇格が今季の目標、ミックスしたチームが新たな力を発揮するところに注目ですね。

 続いて、九州KVです。注目は、元日本代表の山田章仁が加入したことです。九州にこの男が帰ってきたのは福岡県民にとって楽しみな一つとなっているのではないでしょうか。既に地域密着した取り組みに積極的に参加し、第2節から途中交代で試合にも出場しています。チームの流れを変えるDFでチームの勝利に貢献しました。コカ・コーラ、サニックスと九州からチームが減っている中、九州KVで新たな波が来るのではないかとオニギリは注目しています。
 FWはFL高井キャプテン、ウォーカーアレックスらを中心に、サンウルブズ経験のあるLOトムロウや今季加入したNO8コルビーが注目です。Div3でも日本人が中心のチームで、このような2人の外国人がチームにどのようなエナジーを与えるのか注目です。コルビーは、フランスのリヨンから移籍してきました。激しいFWばかりのフランスでの経験がチームにとってプラスでしかないでしょう。BKには、SOが勢揃いしており、7人制代表経験のある荒牧、元スコットランド代表でありサンウルブズにも所属していたフィルバーリー、松下兄弟らがおり、CTBには黒木、中靏、WTB磯田、早田、山田、FB加藤らがおり、日本人中心しかも九州出身の選手ばかりで九州魂を感じます。地域密着だからこそ強い絆がどうチームの勝敗に影響する楽しみです。

 次は、WG昭島です。リーグワン初年度は苦しい1年となりました。リーグ戦はコロナ以外での勝ち星が1回のみでした。しかし、8名の新加入選手と外国人選手2名が加わり、またFWコーチには元ヤマハで日本代表でもお馴染みだった山村コーチ、ヘッドコーチにはワラビーズでNo8の暴れん坊だったワイクリフパールーがおり、バックスコーチにはクボタで活躍していたオツコロコーチと経験豊富なコーチ陣が揃っています。今季キャプテンの石井はかつて桐蔭高校時代にボールを持ったら止められなかった逸材で、高校時代ほどではなかったにしろ明治大でも活躍しており、WG昭島に加入して2年でキャプテンを任されるのはかなりの期待です。
 また大型FWとして加入したデーモンレエスアスにも注目です。LOギディオンと並べば2mが2人おり、昨季苦戦したセットプレーで安定が生まれるに違いありません。
 BKにも今季加入したアントニオとヴァカラヒ、そしてCTBにはMr.ガッシュとも言える中島がいます。他のチームに比べると小粒な部分はありますが、小粒さを生かしたラグビーを展開するか楽しみです。

 続いて中国RR。広島に2チームある内の1つです。こちらも昨季は苦しいシーズンとなりWG昭島に1勝したのみでした。他チームと比べて日本人が中心となっており、今季は外国人選手としてエドワードカークのみとなりました。チーム事情ではありますが、ほぼ日本人のみでの戦い方でどのようなラグビーを展開するか注目です。今季は4名の新人もおり、LO青木は190cm近い身長がありラインアウトで注目です。フロントローには日本代表経験もある坪井がおり、FWリーダーの宮田とスクラムで先頭に立ちます。そして昨季ゴールデンショルダー賞を受賞した森山選手にも注目で、Div3で選ばれており、今季も激しいコンタクトを見せてくれることに期待です。

 最後はDiv2から降格となったSA広島です。昨シーズンは前半戦から厳しい戦いが続き、リーグ戦に勝利したのは釜石に1度、順位決定戦で釜石に1度と、2回のみでした。入替戦でもBS江東と1戦目は僅差でしたが、2戦目はダブルスコアで敗戦し、Div3へ降格となりました。ヘッドコーチは、元東芝でFLとしても活躍した中居コーチ。東芝出身ということもありモールが強みです。
 FWではバイスキャプテンの芦田が体を張ったプレーで牽引し、BKではキャプテンの崎口が最後尾からカウンター、そして守りの要としてチームを支えます。また今季は6人の新人が加入しました。注目は、LO野田、CTBテビタタイです。野田は、派手さこそないもののジャッカルやコンタクトプレーを得意とし、LOとして痛いプレーでチームを盛り上げます。テビタタイは摂南大でも試合に出続けていたキープレイヤーの1人で、マツダでも1年目からレギュラーメンバーに名前を連ねており、とても期待です。

 以上、Div3の各チームの注目ポイントを挙げてみました。
 今季のDiv3は、昨季と比べて混戦が予想されます。昇格2チームのS愛知、BS江東は外国人メンバーも多く、今のDiv3と比べるとサイズ面含めて差がありました。しかし今季のDiv3は各チーム日本人中心のチームが多く、Div1,2とはまた違う面白さを感じます。今季のDiv3は個人技よりもチーム力が試されると予想され、その面でオニギリは注目していきたいと思います。

 今年も皆様よろしくお願いします。

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