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リーグワン2023-2024 今シーズンの展望 〜Division2編〜

 どうもオニギリです。
 ついに12月9日から開幕したリーグワンですが、第3節まで終了しました。
 現在の順位は以下の通りです(12月24日現在)。

Division1

(リーグワンHP参照)

Division2

(リーグワンHP参照)

※Division3は第1節までのチームもあるため掲載なし

 Division1、首位は安定の埼玉WK。2位は神戸Sとの激戦に勝利したBL東京。この2チームが全勝で、その後に東京SG、神戸S、横浜E、トヨタV、相模原DBが1敗で並び、勝ち点で順位づけられている模様です。昨季優勝したS東京ベイは8位と出遅れていますが、戦力を見る限り昨季とメンバーは大幅に変わってはいません。ここからということですね。まだ3節だけでも熱い試合が多く繰り広げられており、24日は“クリスマスプレゼントか!?”と思えるような試合ばかりでした。
 Division2は、S愛知が全勝で首位。その後に浦安DR、GR東葛、RH大阪が1敗で並んでいます。こちらもまだまだわかりませんが、Division1から降格したGR東葛もDiv1復活へ向け、これからギアを上げていきたいところでしょう。

 リーグワンのチームごとの注目ポイントにオニギリ's eye!!していますが、今回はDivision2に行ってみたいと思います。
 Division2は以下の6チームが参戦しています。

(リーグワンHP参照)

 Division2は昨季の入替戦で三重Hが昇格し、GR東葛が降格しました。
 まずは、Div1から降格してしまったNECグリーンロケッツ東葛。長年トップリーグ、リーグワンを牽引してきたチームで、ここにきてチームの実力は低迷が続いていましたが、元日本代表の田中史朗、2023年のW杯に出場したレメキは大きな存在です。選手の入れ替わり自体は多くありませんが、新人として早稲田大から吉村が加入しました。サイズはまだまだ小さいが抜群のセンスでレギュラー入りを目指します。またHOアッシュディクソンやSHニックフィリップスなど世界で戦ってきた選手もDiv1復帰を目指して、今季Div2を盛り上げていきます。
 続いて、昨季Div1への入替戦に進んだものの花園Lに2連敗して、昇格を果たせなかった浦安D-ROCKS(以下略称、浦安DR)です。全勝でDiv2を勝ち上がったものの、まさかの入替戦で花園Lに2連敗。ペナルティの多さを後に引いてしまいました。新チームになって2年目のシーズン。他チームからの移籍が多く、東京SGから田村煕とサムケレビ、日野RDからPR浅原、HO濱野、GR東葛からPR石田が加入しました。特に田村、ケレビの加入は大きく、チーム合流後もすでにリーダーとなって引っ張っていっています。今季は既にGR東葛に敗戦し黒星スタートでしたが、最終的に入替戦でDiv1に行くことを考えると早めに負けを経験しているのはプラスに考えられます。W杯日本代表メンバーから落ちてしまった竹内、FLリアムギル、SH飯沼キャプテン、FBイズラエルフォラウとメンバーは今季もおり、Div1昇格に向けてのステップアップに一つずつクリアできるよう楽しみなチームです。
 続いて、昨季3位だった豊田自動織機シャトルズ愛知(以下略称、S愛知)。昨季は、浦安DRと三重Hに勝利することができず、入替戦には出場できたものの相模原DBに完敗だったS愛知。今季、移籍などで選手の入れ替えも多い中、SOにイングランド代表経験のあるフレディバーンズが加入しました。また日野RDからWTBチャンスペニーも加入。得点力が増すこと間違いなしの2人の存在は大きいです。また高卒ルーキー(東海大仰星から)も2人加入し、先日SH高島はリーグワンデビューを果たしました。
 昨季4位の日本製鉄釜石シーウェイブス(以下略称、釜石SW)。伝統のある釜石SWは、昨季、江東BSに1勝したのみでリーグ戦は厳しい戦いでした。最後順位決定戦で、江東BSに勝利し、Div3の昭島WGと対戦。1戦目は同点で、2試合目は10点差で勝利し、Div2残留を決めました。今季は、日野RDからHO郷、CTBトンガモセセ、FB吉川が加入し、トヨタVの元7人制日本代表のヘンリージェイミーなど加入する選手が増えました。そのほかに、昨年から所属しているFL武者やLO山田ら特徴的な選手が増えてきました。釜石SWに集まっている選手らは地元愛を感じ、結束力には自信があるように思えます。古豪復活に向けて、上位入替戦に進めるようにしたいところです。
 続いて昨季Div3だったレッドハリケーンズ大阪(以下略称RH大阪)。昨季はDiv3で1位となり自動昇格となりました。NTTドコモからレッドハリケーン大阪へとチーム事情で変化はあったものの、移籍した選手やスタッフも多かったが、新しいメンバーによる新しい風が吹いています。スコアを見ても、粘り強さを感じます。Div2でどのような活躍をしていくのか、ダークフォース的な存在で楽しみです。
 最後は、江東BSとの入替戦に勝利した九州電力キューデンヴォルテクス(以下略称九州KV)。サニックスやコカコーラが廃部となって九州地方の唯一のリーグワン所属チーム。昨季は、Div3でRH大阪には勝てなかったものの、着実にDiv3で力をつけて、最後入替戦で勝利し、Div2への昇格を決めました。九州電力日本人選手が多いイメージを持つが、今季はBL東京からSOで活躍していたトムテイラーなど加入し、また新人では帝京大でも活躍したLO江里口、FL山添、東洋大からSH神田ら大学トップレベルの選手も加入、そしてここには2015年W杯で忍者トライでも活躍した山田章仁も昨シーズンから所属しており、チームを牽引しています。九州出身者が多い九州KV、九州魂をDiv2で見せつけてほしいですね。

 以上が今回のオニギリ's eye!!リーグワンDivision2各チームを掘り下げてみましたが、いかがでしょうか?
 Div2にも代表クラスに成長している若手選手、経験豊富なベテラン選手も多岐にわたって面白い選手が多く、見ていて楽しいです。今季は、どのチームがDiv1に挑戦するのか、今からワクワクしかありません!

 今年のオニギリ's eye!!は最後になります。
 来年も引き続き、宜しくお願いします。
 来年もワクワクが止まりませんね。良いお年を。

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