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リーグワン2023-2024 今シーズンの展望 〜Division3編〜

 どうもオニギリです。
 2024年も宜しくお願いします。
 新年早々からリーグワン、大学ラグビー、高校ラグビーなど熱い試合が何試合もありました。高校ラグビーは、選抜大会優勝の桐蔭学園と昨年王者の東福岡の対戦となり、高校生とは思えないほどスキルの高い試合で、結果的に8-5で桐蔭学園が3年ぶりの優勝を果たしました。
 大学ラグビーは1月2日に準決勝が行われ、1試合目は関西王者の京都産業大学と関東対抗戦2位の明治大学の対決でした。FW校同士のプライドをかけた戦いと予想されていましたが、結果は明治BKが躍動し、52-30で明治が決勝に駒を進めました。2試合目は対抗戦王者の帝京大学と関西2位の天理大学が対戦し、前半2点差の戦いをした天理でしたが、最後は帝京大学が底力を発揮して22-12で勝利しました。そして13日に行われた決勝戦は天候が乱れ、試合途中に雷による55分間の中断、さらにみぞれも降る中、後半に力の差を見せた帝京大学が34-15で勝利し3連覇を達成しました。
 学生スポーツは熱いですね。コロナが落ち着いて、やっと青春らしさを感じた次第です。

 そして話はリーグワンへ。
 現在の順位は以下の通りです(1月15日現在)。

Division1

(リーグワンHP参照)

Division2

(リーグワンHP参照)

Division3

(リーグワンHP参照)

 Division1の首位は埼玉WK。トヨタV戦では前半20点差以上広げられていたが、逆転した試合は熱かったですね。
 2位は全勝でBL東京。好調を維持できていたのも、モウンガとフリゼルの存在感が大きいです。この好調を維持して今年はプレーオフに進みたいところです。
 昨季チャンピオンのSクボタは、前節の神戸Sとの接戦を制したことで調子を戻してきたと感じます。これからが楽しみです。
 花園Lと三重Hはまだ勝利がないものの、BL東京戦では途中いいDFを見せた三重H。両チームとも早く1勝がほしいところです。
 Division2は、浦安DRが前節、全勝中だったS愛知に雨天中断によりその時点でリードしていたため、勝ち点を得ることができました。昨季課題だった反則が減っているイメージです。このまま調子を上げていき、Division1との入れ替え戦まで勝ち続けたいところです。
 Division3は、前節コロナの影響で日野RDと中国RRが中止となり、日野RDに勝ち点4が入り、全勝で首位。2位以下は混戦となりそうなので、ここから楽しみです。

 さて、前段が長くなりましたが、前回までに引き続き、今回はDivision3にオニギリ's eye!!したいと思います!
 Division3は以下の5チームが参戦しています。

(リーグワンHP参照)

 Division3は昨季D3で優勝したRH大阪がD2へ昇格し、九州KVが江東BSとの入替戦に勝利し、江東BSがD3へ降格となりました。また日野RDは昨年の不祥事により試合することができなくなり、D3に事実上自動降格しました。
 まずは、Div2から降格してしまった日野RD。昨季、チーム内での不祥事により活動休止していました。チームを離れる選手が増え人数も縮小した形となりましたが、今季はD3で全勝中。オーストラリア代表のローリーアーノルドもいて、ラインアウトも安定しています。また若手が伸びており、バックローの井島、バイスキャプテンの中鹿ら面白い選手が揃っています。バックスも橋本キャプテン中心に体を張る選手が多い印象です。D2でも戦えるような印象があり、この調子であればまたD2へ復帰してくれるだろうと楽しみなチームです。
 続いて江東BS。こちらもD2から降格してきたものの戦力は揃っています。元オールブラックスのリマソポアンガや元トンガ代表のシアレピウタウなど代表クラスを経験している選手もおり、7人制代表経験のあるトロケマイケルらもおり、また今季よりNECで活躍していた吉広HCが就任し、若さが際立ったチームができたら面白くなりそうです。
 WG昭島は、昨季入れ替え戦に進むも惜しくも昇格できず涙したチーム。今季は、海外でプレーして戻ってきたホセアサウマキが加入しました。ウィングとして決定力のある選手が加入したのは大きい。WG昭島も大学で活躍した選手が多くおり、若手が化けたら面白いチームです。
 中国RRは昨季入替戦に進んだWG昭島から2勝するも上位にいけなかったチーム。サンウルブズで活躍していたエドワークカークが所属しているが、若手の伸びが今ひとつ。外国人が少ない中でも体を張った選手が多いので、一皮向けるには我慢時かもしれません。
 SA広島は今季、降格した江東BSに勝利し、現在2位で好調を伺えます。ここ数年、天理大からの選手も多く、コンタクトや基礎が備わっている選手が多くいると感じます。ボーディンワッカやアベルら外国人BKが10、12と並ぶと、縦にも横にもボールが動いて良いと感じました。あとは、LOオズボーンらがボールを前に運べるので、楽しみです。

 以上が今回のオニギリ’s eye!!、リーグワンDivision3各チームを掘り下げてみましたが、いかがでしたでしょうか?
 Div3は一言で言えば、若いそしてアグレッシブ。特に日本人が多いこともあり、ここからD1へ移籍しても面白そうな選手が多いです。
 今季はどのチームが Div2に挑戦するのか、今からワクワクしかありません!

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