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若き日本代表、U20

 桜があっという間に咲き、そして散り、世の中的にもコロナが5類へ移行することを控え、花見を楽しんでいる風景や入社式・入学式で初々しい姿をちらほらと見るようになってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
 どうも!オニギリです^^
 2023年度もどうぞ宜しくお願いします^^

 今年はラグビーワールドカップイヤーであるものの、世間的にはまだまだWBCが終わった名残で野球界隈が盛り上がっており、世の中のニュースではラグビーがなかなか取り上げられていません。
 そんなワールドカップ開催を前に、今年はもう一つ世界大会、「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ大会」が南アフリカで開催されます。
 新年度最初のコラムは、若き日本代表についてオニギリ's eye!!しちゃいます。

 20歳以下の世界大会は2019年以来の再開となります。今回日本は、前回2019年に行われたワールドラグビーU20トロフィー大会(チャンピオンシップが1部なら、トロフィー大会は2部)で優勝し、チャンピンシップへ昇格しました。ですので、今回ワールドカップイヤーの前に開催されるという意味では、日本代表を勢いづけるにもってこいの大会なのです!
 場所は、南アフリカのケープタウンとウェスタンケープで行われ、期間は6月24日~7月14日の約1ヶ月となります。既に出場する国と予選プールは発表されており、日本はなんとコチラ!

(ワールドラグビー参照)

 プールAでフランス、ウェールズ、ニュージーランドと同組という、世界ランキングでもお馴染みのティア1の国々のU20と戦うことになりました。
 どの組を見ても、厳しいグループにはなるものの、オニギリ的には一番強いグループに入ったと感じています。カッコ内は前回大会の順位であるため、正直今の実力はどちらも分からないものの、既にシックスネーションズの裏でU20の試合も行われていたため見てみました。そうすると、どの国も正代表とスタイルがよく似ていました。それだけ、若い世代から上がっていくケースもよく起こることです。各国のU20代表選手は、結果を残して、W杯への出場に望みを残しているに違いありません。
 さてU20日本代表は、元NTTコミュニケーションズシャイニングアークスでヘッドコーチを務めていたロブペニー氏がヘッドコーチに就任しました。まだ他のスタッフなどは発表されていませんが、ロブ氏の右腕・左腕は誰になるのでしょうか…
 そして選手ですが、現在日本協会のHPを確認すると、4回目のセレクション合宿が終えたようで、1回目で60名以上いた候補が現在は37名まで絞られた模様です。現在の候補者メンバーは以下の通りです。

(日本ラグビー協会HP参照)

 メンバーを見てみますと、高校時代、花園で日本一を取ったのが東海大仰星、準優勝が國學院栃木、ベスト4は東福岡と桐蔭と、この4校出身者が多くいます。中でも、日本一になった東海大仰星のキャプテンだったのが薄田選手でした。
 FWでは関西方面のメンバーが揃っていて、その中でもオニギリが注目しているのがLO能勢選手です。197cmと世界で戦うリアルLOになれるサイズがあり、今後の日本代表にも招集されてほしいサイズのLOです。またLOでは田島選手も196cmということで、この二人が世界で戦えるかキーとなるでしょう。
 BKでは、早稲田大学でも1年生から出場していた野中選手にオニギリは注目しています。こちらもサイズは申し分なく、実際のプレーを見ると、まだまだ力強さが欲しいとこではありますが、将来の日本代表を引っ張っていくメンバーになると思っています。大学でいうと人材の宝庫と言われる明治が8名、関西学院が4名と多く選ばれており、その他は各大学から優秀なメンバーが満遍なく選ばれている模様です。

 今後の日程としては、4月中旬にまた合宿を行い、4月下旬にはメンバー発表される模様です。そして3/30に日本ラグビー協会が発表しましたワールドラグビーパシフィックチャレンジ2023には、U20メンバー中心のジュニアジャパンで出場することが決まりました。サモアへ4月末から5月中旬にかけて行く模様です。対戦相手は、フィジーウォーリアーズ、マヌマサモア、トンガA代表の3試合を予定しています。こちらは気候がキツそうではありますが、チャンピオンシップに繋がる戦いが繰り広げられることを期待しています。

 以上が若き日本代表U20特集でございました。
 過去のU20メンバーを見ると、今の日本代表候補、李承信、リーチ、三浦、マキシ、フィフィタなど、活躍した選手がU20以降も代表メンバーに絡んでいます。ぜひともチャンピオンシップでいい結果が出るよう、サモアの大会も頑張ってきて欲しいです。

 今年度もワクワクが止まりません!

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