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リーグワン2023-2024 中間レビュー その2

 どうもオニギリです。
 東京でも雪が降り、全国的にも本格的な真冬がきた!と思ったら、今週は4月並みの気温になるそうで、そろそろ花粉がぶんぶん飛んでオニギリが辛い時期となってきます。でも、春は暖かくていいですよね!
 先日行われた、THE CROSS BORDER RUGBYは日本勢1勝3敗という成績で幕を閉じました。やはりスーパーラグビーで戦っているチームはレベルが高く、サイズもあり、埼玉WKのみがチーフスに勝利したという結果でした。S東京ベイも最後までわからない試合展開で観客が沸いていました。東京SGは若手の出場もあり、ブルーズ相手に今後に活きる試合でした。横浜Eは最後の追い上げに今後のリーグワンで期待が持てそうで、デクラーク、クリエルが不在となった中で、どれだけ他選手が成長するのか楽しみであります。
 さぁ今回は、リーグワンのディビジョン2&3中間レビューについてオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。

 現在のディビジョン2の順位は以下の通りです(2月14日現在)。

リーグワンHP参照

 首位は暫定で豊田自動織機シャトルズ愛知(以後、S愛知)。1敗したものの、これは浦安DRに雷雨による中断での敗戦であり、80分戦ったらわからなかった試合でもある。昨シーズンディヴィジョン1だったGR東葛にもホームで勝利しており、前半は順調なイメージ。FL松岡の激しいタックル、SOフレディバーンズのゲームコントロール、WTBケレビジョシュアのトライをとる決定力が光っていた印象です。この後の後半戦に向けて、FW・BKバランスの良さに注目したいところです。
 2位は暫定で浦安D-ROCKS(以後、浦安DR)。1試合少ないため勝ち点で2位であり、GR東葛に敗戦したものの昨年との違いはペナルティの少なさです。昨年、全勝で入れ替え戦に臨んだものの反則とカードで人数的不利で負けたことが印象的でしたが、今年はチームでいかにペナルティを意識しているかが数字で見えます。ただ、去年ほどの激しさが逆に落ちた印象もありますが、そこはリアムギルが激しいプレーでチームを牽引しています。そして、PR竹内は運動量とトライへの嗅覚ですでに2トライをとっている。田村優の弟でもある田村煕はFBでの出場が多く、後ろからチームコントロールを行ないます。理解力の高い選手が後ろに多いです。昨年の悔しさが1番強いのは浦安DRであると思います。ここから1戦1戦の成長が楽しみです。
 3位はGR東葛ことグリーンロケッツ東葛。こちらも1敗と、S愛知に敗戦したが、実力的には変わらない。レメキのボールキャリーは安定の輝き。相手を引き寄せて、外のスペースでトライを狙う。あとはNEC時代から続いてきたFWの強さはまだまだこれから。FWが際立って強さを見せれば、ディビジョン1への昇格につながっていくと感じます。
 上位3チームはほぼ横並びで、どこが1位になってもおかしくありません。逆に4位以下も横並び。
 4位はレッドハリケーンズ大阪(以後、RH大阪)。NTTコムとドコモ関西のメンバーで混成されたチームで、上位3チームとはボールを前に運べる選手が少ない印象です。ただ、ボークコリン雷神やパエアミフィポセチのパンチある選手がキーとなってくる。上位進出にいかにコンタクトでの差を縮めてくるかが大事でしょう。
 5位は、九州電力キューデンヴォルテクス(以後、九州KV)。3部から2部に昇格して1年目。こちらもセットプレーでの差を感じます。ただ九州出身の選手が多く、ラグビーセンスは高い。また山田章仁ら経験豊富な選手が先発で出ているのは面白いところです。ここに若手がどのように絡んでくるかキーとなる。
 6位釜石SWは未だ勝利がないが、僅差での敗戦を勝ちきれなかったことと、失点が多い敗戦と極端ではあるが、一つでも順位を上げるには僅差での敗戦を勝ち星に変えることが重要になるでしょう。そのためにはDFがキーポイントになってくる。

 続いて、現在のディビジョン3順位は以下の通りです(2月14日現在)。

リーグワンHP参照

 現在首位は日野レッドドルフィンズ(以後、日野RD)。全勝で頭ひとつ出ています。ディビジョン2で戦っていたメンバーから移籍したメンバーが多かったですが、残った戦力でここまで戦えているのはすごい。橋本、笠原の2人のリーダーがチームを牽引しています。またNo8井島がいい動きで光っています。このまま全勝で2部昇格へ突き進んでいきたいところです。
 2位は清水建設江東ブルーシャークス。1試合少ないが、2勝2敗とここから勝ち星を伸ばしていきたいところ。際立っているのは反則の少なさです。規律の高いところは後半戦にいい影響が出てくることでしょう。ディビジョン2復活に向けて、結束力で勝ち進んでほしい。
 3位はスカイアクティブ広島。日野RD以外に敗戦しているのは僅差で負けている。入れ替え戦に出場できるよう、僅差での戦いに勝てるようにしていきたいところです。
 4位クリタウォーターガッシュ昭島は反則数が多く、自滅してしまっているイメージが強い。これは後半戦に響いてくるため、昨年果たせなかったディビジョン2昇格に向けて、修正を求められる。
 5位中国電力レッドレグリオンズは、SA広島に1点差で勝利した。昨年よりも大敗することが減ってきており、チーム力が上がってきています。後半戦に期待したいです。
 ディビジョン3は、2位以下は横一線でどこのチームも入れ替え戦に行ける可能性があり楽しみです。

 先日1月31日に、来季2024-2025シーズンからセコムラガッツ、ヤクルトレビンズ、LeRIRO福岡の3チームがリーグワンに新規参入することが正式に決まりました。
 このため、ディビジョン2は6チーム→8チーム、ディビジョン3は5チーム→6チームとなります。ですので、今季ディビジョン3の上位2チームが自動昇格し、ディビジョン2の最下位とディビジョン3の3位が入替戦を行うことになります。
 昇格を目指すディビジョン3のチームにとって、順位が非常に重要になってきます。

 今回のオニギリ's eye!!いかがでしたでしょうか?
 THE CROSS BORDER RUGBYがあった関係で、リーグワンが一時中断していましたが、今週末から再開します!!
 短期合宿を行っていたチームもあり、後半戦に向けてまた楽しみの多い試合が増えてきそうです。
 さぁ今週もワクワクは止まりません。

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