今だから読みたいファクトフルネス

こんにちは。仕事始めの前日に"はじめてのチュウ”状態(夜眠れない)に入り読みかけの「ファクトフルネス」を徹夜で一気に読み終えました。その結果昨日は眠くて仕方なかったです。

ただ昨日は幸いなことに仕事始めという事もあり特に急ぎの仕事もなく、さっさと帰宅できたので夜はゆっくりそしてたっぷり寝ることができました。

2021年もみなさんどうぞよろしくお願い致します。といっても僕のnoteを読んでくれてる人って多分ほぼいないんですけどね(笑)

さて今回も読書感想文を書いていこうと思います。と、その前に読書感想文と言ってますが、毎回内容をあまり書きすぎてもいけないなと思い、また本によっては内容が難しすぎて理解しきれていないこともままあって中身が薄いものばかりで読書感想文って言葉を使うのもどうかなと最近思っています。その辺のこともご理解いただいて興味のある方は続きを読んでいただければ幸いです。


今回読み終えた「ファクトフルネス」ですが、もうすでに読んだ方も多いのでは?というくらい有名な本ですよね。

2019年に発売され世界中で大ヒットしたこちらの本はスウェーデン出身の医師ハンス・ロスリング氏と息子夫婦の3人で書かれた本で、いろんな人が自由に情報発信ができるようになった今だからこそ読んでおくべきものだなと感じました。

僕も今こうしてnoteという方法で情報発信をしていますし、普段は各種SNSを利用していますが、間違った情報や間違いを誘発してしまう様な情報をよく目にしますし、そんな情報に数多く接しているとそれがあたかも正しい情報だと思ってしまうこともあります。

もちろん僕自身も正しいと思っていて実は間違っていたということもあります。(反省)

そんな玉石混交の情報があふれている今、情報が正しいのかそうでないのかきちんと判断できるようになっておくことはこれからとても必要だなと思います。その一助になるのがこの一冊かなと。

本の中では下記の人間の持つ10の本能について説明されそれが様々な勘違いを引き起こしている原因になっていると語られています。どれも言われてみると、「確かにそうだ」、「なんか身に覚えがある」と感じさせるものばかりで読みながらとても反省をしていました。

1)分断本能

2)ネガティブ本能

3)直線本能

4)恐怖本能

5)過大視本能

6)パターン本能

7)宿命本能

8)単純化本能

9)犯人探し本能

10)焦り本能

タイトルだけ見てもどれも冷静になって考えれば当たり前のことのように感じます。でも現実に起きていることに置き換えてみると結構これらの本能に惑わされている気がします。

例えば分断本能ですが、AかBの2つにキレイに分かれるような場面ってそもそもそんなに多くないと思います。それをわざわざ2つに分けて議論することはついついやってしまいがちですし、一見わかりやすいようですが、かえって問題の本質を見落としてしまう原因になっているんだなと感じました。

最後の章ではそれまでに挙げた人間の持つ10の本能に惑わされず、どのように世の中を見て行けばよいのか、その実践に役立つ指標が記されていて、今から取り組めるものばかりで僕も早速取り入れられるものから取り入れています。


さすが大ヒットしている本なだけあって分かりやすくかつとても自分自身を振り返って示唆に富む内容だと思います。各章の終わりにはわかりやすいまとめもありますので、とりあえず先にそこだけ読むのもありかなって思ったりもします。

外国語の本を翻訳した本って、文章が回りくどくて僕的に苦手意識があるんですが、この本はとっても読みやすくて理解もしやすかったです。

カテゴリー的にはビジネス書になると思うんですが、ビジネスパーソンかどうかに関係なく皆さん読んで損はないと思います。

相変わらず薄口な読書感想文ですが、興味を持たれた方は是非一度読んでみて下さい。

それでは失礼しまーす。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?