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#17 第7節の見どころ

第6節も手に汗握る試合が多かったですね。
みなさんのベストゲームはどの試合でしたか?
結果をおさらいします。

第6節の結果

図4

わたしは各カンファレンスの全勝対決に注目、いずれも首位対決にふさわしく、ノーサイドまで勝敗の見えない試合展開でした。
レッドカンファレンスはPGの差でサントリーサンゴリアスが制し、
ホワイトカンファレンスは両者一歩も譲らない緊迫した試合展開で勝ち点を分けました。

第6節を終えての順位表

図2

その結果、今節勝利したリコーブラックラムズと試合不成立となってしまったキヤノンイーグルスの順位が入れ替わったのみで、上位の順位は変わりませんでした。

このまま順位が変わらなかった場合のトーナメント表はコチラ。

図3

トーナメントの宿命として、1位と2位、2位と3位、6位と7位では大きな差が生まれます。

ここで、各カンファレンスの順位表のおさらいと次節カードを確認して、順位決定の条件を整理してみました。

第7節 ホワイトカンファレンス

まずはホワイトカンファレンスから。

図6

図7

残念ながらNECグリーンロケッツの8位は確定です。

7位以上の下位チームが上位進出するための条件を考えてみました。

現在7位の日野レッドドルフィンズはリコーブラックラムズと対戦、最高で5位に浮上するチャンスがあります。
そのためには、自力条件として①3トライ差以上、②得失点差99点以上で勝利すること、他力条件としてキヤノンイーグルスが8点差以上で負けることが挙げられます。

キヤノンイーグルスは最高で3位に浮上するチャンスがあります。
他力条件として、①NTTドコモレッドハリケーンズが8点差以上で負けること、②ヤマハ発動機ジュビロが負けることの2条件に加えて、自力条件として①3トライ差以上、②先述の2チームを上回る得失点差で勝利することが挙げられます。

最注目の1、2位争いは本日引き分けた2チームに絞られました。
神戸製鋼コベルコスティーラーズが逆転するための条件は、
[1]神戸製鋼コベルコスティーラーズ:引き分け
 パナソニックワイルドナイツ:57点差以上で負け
[2]神戸製鋼コベルコスティーラーズ:2トライ差以内での勝ち
 ①パナソニックワイルドナイツ:引き分け
 +神戸製鋼コベルコスティーラーズ:57点差以上での勝ち
 ②パナソニックワイルドナイツ:負け
[3]神戸製鋼コベルコスティーラーズ:3トライ差以上で勝ち
 パナソニックワイルドナイツ:2トライ差以内での勝ち
+神戸製鋼コベルコスティーラーズ:得失点差で上回る(現在57点差)

第6節の最後にパナソニックワイルドナイツが無理せずに蹴り出した理由が分かった気がします。

第7節 レッドカンファレンス

続いてレッドカンファレンス。

図8

図9

Honda Heatは三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦、最高で6位に浮上するチャンスがあります。
そのためには、自力条件として①3トライ差以上、②得失点差17点以上で勝利すること、他力条件として宗像サニックスブルースが負けることが挙げられます。

三菱重工相模原ダイナボアーズは5位に浮上するチャンスがあります。
他力条件として、①東芝ブレイブルーパスが8点差以上で負けること、自力条件として①3トライ差以上、②東芝ブレイブルーパスを上回る得失点差で勝利することが必要です。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは4位確定です。

3チームに1位の可能性が残されています。
サントリーサンゴリアスが8点差以上で負け、クボタスピアーズとトヨタ自動車ヴェルブリッツが直接対決で3トライ差以上で勝ち、得失点差でサントリーサンゴリアスを上回ると、勝利したチームの優勝です。

サントリーサンゴリアスは引き分け以上で1位確定です。
クボタスピアーズとトヨタ自動車ヴェルブリッツが引き分けた場合、トヨタ自動車ヴェルブリッツが3トライ差以上上回れば2、3位が入れ替わります。

第7節は全試合熱い

順位決定に複数の試合が絡むところは、複雑ですが面白いですね。
(こういうの苦手なので間違えてたらコッソリDMください。)

残念なのは、ホワイトカンファレンスの一部の試合はライブ中継されないこと。
試合結果を早く知りたい場合はSpoLiveやTwitterの速報に頼ることになりそうです。

リーグ最終戦を楽しみに待ちましょう。

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