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To Be Analyst episode -1.0

高校ラグビーを指導していた頃から
アナリスト的視点は持ってたようで・・・
試合中にメモとボイスレコーダーとストップウォッチで
試合の中の数値をいくつか取っていました。

いわゆる紙とペンでね

その話は「月刊トレーニング・ジャーナル」の連載「スポーツパフォーマンス分析への招待」第8回に掲載されています。

真白な紙に自分が気になることを書き出し、もしくはその試合や期間で大事にしているプレーの数や質を数えて見える化することで、新た気付きや納得が増えるのではないか。そんな疑問と思いから始めたスタッツ集計でした。

なかなか50人以上部員のいるチームで監督をしながら分析をするというのは、負荷の高いもの。もちろん分析ソフトなんてものは所有するわけもなく...。VHS(ビデオテープ)にダビングした映像を見返すことか試合中に全体を観ながら1項目か2項目をある程度でいいから数を数えてみる。そんなところからのスタートでした。

そこで重宝したのは、ボイスレコーダーでした!
今はスマホにアプリとして内蔵されているので別途購入される必要もないと思います。
試合中にライブで試合を観ながらノートにメモもしていたが、プレーが止まっている最中は良い。しかしプレー中はノートに視線を落としていると次のプレーを見逃してしまい、大事なシーンを見れなかった!なんてこともありました。
そこでボイスレコーダーにストップウォッチの時間と誰が何をしたかを吹き込んで起き、帰宅してから録画したビデオを見返すと最初からずっと見なくてもポイントを抑えることができました。

ただそれには ビデオ撮影にも工夫が必要でした。
当時はDVデープで撮影できるビデオカメラしかなく、容量も少なく、バッテリーもそんな長く持つものではなかったのです。それでも試合全体の流れや手持ちのストップウォッチと時間を照合させるため、前後半別々に試合の始まりから終わりまでを録画しっぱなしにして撮影しました。

こんな監督をしながらの中で考えた時短とも言えるような分析活動が、ジャパンラグビートップリーグでアナリストをするにも生きたし、何よりアナリストになってから過去の自分の取組みが分析に繋がっていたことに気付けました。

まぁ〜分析ソフトや値段の高い機器がなくても、分析はできるということ。
もちろん最近は安い、または無料のソフトやアプリもあるので、手軽に1項目だけでもいいのでやってみてはいかがですか?

分析項目の参考には こちらのサイトはいかがでしょうか?



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