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生きること。つくること。 ー鷹美ー

第一回目は
キャンドルアーティストとして、
「本来の自分に還る灯り」
をテーマに「創造」していらっしゃる
鷹美さんです。

龍が一瞬で心を奪われたほど幻想的で、
エネルギーに満ちたキャンドルは
現在、Rue de Ryuの店舗でも澄んだ光を放っています。

そんなキャンドルがどのように生まれ、
人生にどのような影響を与えているのか。
その秘密を伺いました。

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― キャンドルアーティストの道を選んだきっかけ

龍多美子(以下、龍):まずは、鷹美さんにとって「なぜキャンドルだったのか?」というところを教えていただけますか?

鷹美:はい。私はもともと2011年までは普通に会社員として働いていました。その時に人間関係やこれからの人生を考えている時に出会ったのがアロマであったり、オーラソーマだったんです。
特にオーラソーマに出会ったのが大きくて、もともと色がすごく好きだったこともありレベルの1受講を即決したんですが、講座で色んなワークをし内観、瞑想する中で、自分は何がしたいのか?自分は何者なのか?と問いかけるうちに、情報を取り入れすぎちゃって自分が混乱してしまったんです。何がいいのか、どうしたらいいのかわからなくなった。
そんな時に、何となく家にあったキャンドルを灯してみたら、混乱が一気に燃えてモヤモヤが消え、気が楽になったんですよね。頭のてっぺんから光がスッとさして、目が覚めた感じでした。

その頃って、すごく焦って色んなことを決めなきゃと思ってたんです。
元々音楽が大好きでレコーディングスタジオに勤めていました。ずっと音楽に携わっていきたくて、憧れの世界に飛び込んだはいいけど「あれ?これでいいのかな?」って思っていた時がオーラソーマとの出会いのきっかけです。
音楽は好きだけど「私、他にやりたいことなかったっけ?」と思っていた時に出会いました。

龍:2011年が転機だったということですが、3.11の震災との関係はあるんでしょうか?

鷹美:キャンドル制作と販売は2005年から副業的に始めていました。実は、2011年に勤務していたレコーディングスタジオが経営悪化により会社都合で解雇になってしまったのです(苦笑)

龍:なるほど!

鷹美:キャンドル制作と販売ははじめていたけど、それが職業にできるとは思ってなかったんです。スタジオで働きながら続けていこうと思っていました、好きなことだから。
それが突然2011年に「この会社、終わります。」って切られてしまって。震災の2週間くらい前、2月末に会社から言われたんですよ。

龍:では、転機が訪れたのは震災の前だったんですね。

鷹美:そうです。「会社は6月で終わるので、それまでに次の就職先探しておいてくださいね。」って。そしたらあの震災があって、就職先も多分ないしどうしようって感じでした。

龍:やはり暗示的というか、然るべきタイミングで起きてるなって感じですね。

鷹美:そうですね、今思えば当時は嫌で嫌で辞めたいくらいだったのが、オーラソーマに出会って灯したキャンドルに自分が救われたことがきっかけで、「このツール(キャンドル)は皆の役に立つんじゃないか」と思ったんです。
皆本当に疲れている。そんな参っている人ほどキャンドル灯した方がいいのに、それを伝えるにはどうしたらいいんだろう?と考えていた矢先に自分で作るってことにたどりつきました。当時、世の中にキャンドル作家はほとんどいなかったし、私が見る限り魅力的なキャンドルがなくピンとこなかったんです。

そんな中、ネットや雑誌で自分で作れることを知って「だったらオーラソーマのカラーボトルをテーマにしたり自分の好きな色で作りたい!」と思って、材料を取り寄せて独自で作りはじめました。

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― 共通点は「色」の持つエネルギー

龍:そっか、やっぱり色ですよね。

鷹美:色でした。もともと小さい頃から何故か天然石に惹かれていたんですね。ただ石を並べているだけで幸せだったり。何の意味があるかわからないけど天然石が好きだったのと、アロマ、占星術などが入っていてオーラソーマってすごく面白そうだなと思って。

龍:繋がりますよね。ブラジャーの色を決める時、私もどうしてもオーラソーマの解釈になります。何か新しいブラジャーと世の中に今必要な色が繋がっていて。その解釈がオーラソーマ的になっているのが今の流れ。
色の持つエネルギーを使って生きていくと、すごく楽になるじゃないですか。特にブラジャーってハートチャクラの真上に着けるものだからダイレクトに色のエネルギーを受け取れるんですよ。それがいいなぁと思って、私も今ブラジャーを作っています。

鷹美:結果的には色のエネルギーの影響をすごく受けていますね。

龍:そして、キャンドルを「燃やす」ってことにものすごく意味がありますよね。

鷹美:あると思います。古来から火を使うっていうのは儀式であったり、必ず神様の拠りどころとして今でも使われているのは絶対意味があるというか、何かしら私たちの細胞に沁みついているものだと思うんです。
今、ソロキャンプで焚火とか流行ってますけど、やっぱり炎を見ると神秘的なものであったり、本来の力であったりを思い出すんじゃないでしょうか。

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龍:私たちは人類発祥の時から火を使っていますからね。

鷹美:今ってどうしても、危ないからって火を灯さない場合が多いですけど、日常にちょっとでも取り入れられたらいいなと思うし、特に今のようにお家にずっといなくちゃいけない時って灯すっていうことで「本来の自分に還る」「本来の自分を思い出す」というきっかけに着火すると思っています。

龍:オススメな使い方ってありますか?私はお風呂で灯すのがお気に入りなんですけど。

鷹美:はい。お風呂は一番オススメですね。一番身体がリラックスしている時なので、湯舟につかってぼーっとしている時に何も考えない時間を持つことが大事だと思うんですよ。
皆さん忙しいから頭で色んなことを考えてる。明日あれしようとかこれしなきゃとか考えていると思うんですけど、アイデアでも何でも無の時の方がひらめきやすいですよね。そんな無の時間を作るにはお風呂は特におすすめですね。

龍:お風呂は燃えるものがあんまりないという環境もいいですよね。

鷹美:そうですね。何かあった時にはシャワーで消せますし(笑)、換気だけは気をつけていただければ。

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龍:今、Facebookで毎日作品をアップしていらっしゃいますよね?

鷹美:そうですね、今70日目になりました。何となく毎日アップしてみようと思ってやっています。

龍:すごいなと思って拝見しているんですが、毎日作ろうと思ったきっかけは?

鷹美:本当にふっと思って。2月に新型コロナウィルスのことが取り上げはじめられた時に、フェイクニュースであったりネガティブなことであったりが自然とSNSに流れてきましたよね。それに違和感を感じて、私は前向きなこと、キャンドルのことを発信していこうと思って、何となく「だったら毎日やってみよう」という感じではじめたんです。

― それぞれに「奇跡」をもたらすインプレッションキャンドル

龍:個人セッションでその方のエネルギーでキャンドルも作ってらっしゃいますよね?あれはRdRのお客様は興味があると思うんですよね。

鷹美:これは、その人それぞれのストーリーがあるからお客様からは不思議なフィードバックを色々いただきます。

インプレッションキャンドルはカウンセリングシートにご記入いただくかオンラインセッションを行った後、色や形でインスピレーションを降ろして、メッセージを受け取ってから制作するんですね。
割りと最近あった出来事なのですが、卵の殻の器に入っているようなキャンドルを作りました。

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鷹美:これは「自分の殻を破って新しい世界に行く」「道拓きの灯り」というイメージで制作したのですが、お客様が灯していくうちに卵の殻の器の部分に真っ二つに亀裂が入った画像が送られてきたんです。
亀裂が入った部分に光が差し込んで、まるでお客様の神殿がひらくようなんです。

お客様からはこれも考えて作ったんですか?と聞かれましたが、私もそんな風には作れません(笑)
これは自分でもびっくりしました!

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龍:えー!!これはすごい!!!究極の、本当にその人だけのオリジナルキャンドルですよね。

鷹美:そうなんです。だからまったく同じものは絶対生まれないし、私が作りたいと思うものも作れないんです。
私にはピンとこない色だとしても、お客様にお送りすると「この色気になってたんです!」とピッタリはまったり。
「灯して一歩踏み出そうって思えました」とか、実際に悩んでいたことに対して勇気を出してみたら改善されたという声を最近もいただいたばかりです。

龍:RdRにいらっしゃるお客様も何かの転機とか節目にブラジャーを買いに来る方が多いのですごく似ていますね。

鷹美:やっぱり。私の展示会も転機を迎えている方ばかりいらっしゃいますし、インプレッションキャンドルをご注文される方もそうですね。会社辞めたんです!とか結婚するんです!とか。

龍:まさに今は地球全体が転機を迎えていますから絶対に必要ですよね!本当にオススメしたいです!

― 最後にRdRのお客様へメッセージ

鷹美:自分は本当に何をしたいのか、自分はどんな気持ちでいたいのか、周りの情報に惑わされすぎずニュートラルな状態でいるのが大切だと思います。それをキャンドルなり、下着なり、美しいものを身近に置いて一つのきっかけにしていただきたいですね。

マゼンタ(RdRのテーマカラー)の日常を豊かにするエネルギーは今特に必要だと思うので、ぜひ大切にしてみてください。

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鷹美 / CandleArtist
2005年よりキャンドル制作開始
人生に迷った時に灯したキャンドルの炎に強いエネルギーを感じ
自分が灯したい色のキャンドルをつくりはじめたところ
友人知人らを介して瞬く間に広まる
季節の移ろいや星の流れを感じ取りながら生み出すキャンドルは
「唯一無二の美しさ」と定評。

クライアントのエネルギーを感じながら創る
世界にたった1つの「インプレッションキャンドル」が人気。

「人生の転機に灯すと、自分が本当のやりたいこと、行動すべきことが見える」
「モヤモヤしていた気持ちが、キャンドルを見ているだけで消えていく」
と人生の変わり目に灯すファンも多く、
アーティストやミュージシャン、アスリートなどの間にも広がっている

今の時代に必要なエネルギーや色にまつわる
インスピレーションを受け取るために神社へ詣でたりしながら
生み出される世界にたった1つのキャンドルは
灯し手に今必要なエネルギーを孕み、
炎がネガティブな思いを燃やし、浄化させ、
灯した人の心を導く道標となっている

2015年より独自のメソッド「TakamiCandleArt Class」を開講
制作、講師業の他には、全国各地、神社仏閣などへ
鎮魂・鎮静の意を込めて灯す活動の他
ライブやイベントでのキャンドルライト演出、キャンドルナイトを行なっている

オフィシャルサイト:https://takamicandle.com/
オンラインショップ:http://takamicandle.shop-pro.jp/
インプレッションキャンドル:カウンセリングシート or オンラインセッション


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