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愛してるを叫ぶのは悪いことなのか

最近いつ、だれに愛のことばを届けましたか?

私は好きとか、たいせつとか、愛しいとか、そんな気持ちを心に閉じ込めて置くことが本当に苦手で、心の中に出てきたら、できるだけその瞬間に、その温度で伝えたくなってしまう。

だから私には"だいすき"がいっぱいあって、日常の中でもよく"だいすき"を口にします。
"愛しい"とか、"嬉しい"とか、"たいせつ"とか、"ありがとう"とかも同じで、そういうきもちってすぐ口にしたくなっちゃう。すごく好きななことばたち。

でも、真っ直ぐな愛のことばは時に、人を傷つけてしまうらしい。

仲良くしている男の子がいて、私は彼のことがとてもすきだし、たいせつ。
愛しくて、笑ってると嬉しいなって思うし、悲しそうだったり寂しそうだったりすると、この子が傷つかずあたたかい毎日を過ごせたらいいのに、って思う。

それぐらいにはたいせつな存在。

でも彼は色んな理由から恋人を求めていないし、私も、たいせつな彼が求めていないなら付き合わなくていいなって思うので、彼と恋人になりたいと思っている訳でもなくて。
きっとどっかで、愛が、変な曲がり方をしてしまったんだと思います(笑)

恋人ではない私たちだけど、私はすきを上手く抑えられないので、かっこいいなとか、やっぱりこの人のことすきだなって思ったらすぐに伝えてしまいます。
今日かっこいいね〜!とか、やっぱりそういうとこ好きよとか、わらってる顔を見て愛しいね、とか

でもそうしたら、申し訳なくなるんだって

真っ直ぐなパワーが眩しすぎて、綺麗で、痛くて、自分がごみみたいに思えるって
自分はこんなにクズなのにとか、俺なんかとおらんほうがいいとか、俺はたくさん色んな人を傷つけとるのにとか、

そんなことを思ってしまうらしいです。

え〜難しい!!!!!

が本音ですね(笑)
ことば自体はあたたかなパワーをもったやさしいものでも、そんな風に誰かを追い詰めてしまうこともあるのか、と学びました。

そこから自分でもいっぱい"ことば"について考えました。

そこで私なりに辿り着いたのは、ことばが真っ直ぐであればあるほど相手の心に真っ直ぐ届くけど、色んな意味で相手の心を貫くパワーがあるということ。

悲しい言葉は心に残ってずっと消えなくなるけれど、それは心の中にじわじわ広がって存在感を出してくるからだと思っていて。

反対に真っ直ぐなことばは、すごい速度で、尖った矢が真っ直ぐ心を貫いて、抜けなくなる。
その分一瞬で心を大きく動かされることもあるけれど、すごい鋭さで刺さってしまって、苦しいこともある。やさしさや温もりも求めてしまっている時なら尚更。

でも私は、いつまでも愛を叫べる大人でありたいから

丁寧に、ことばを選んで、上手く伝えたいな

今日も、どこかでここまで見てくれたあなたを、会ったこともないのにすごくやさしく感じる
顔も名前も知らないのにおかしいけど、たいせつです

そしてそんなあなたが、どこかであたたかくてやさしい愛に包まれていますように

愛を込めて🫶🏻

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