自分に優しく

時間に余裕がある時は自分に優しくしようと心がけている。具体的にどう優しくするかって話になる訳だが「よく頑張ったな、偉いぞ自分」と呟いたり「良い子、良い子」なんて頭を撫でるのは多少なりとも小っ恥ずかしさがあるので内面に問いかけるよりは外面的なアプローチをするようにしている。

例えば、シャンプーをする時に念入りに丁寧に洗ってみるとか。前にSNSでシャンプー前に櫛で梳かしてから予洗い、本洗いと言った具合に2回洗いをしてみると良いとみたので時間がある時にはそういった小技を駆使してメンテナンスをしている。シャンプーの後は粗めの櫛で梳かしながらコンディショナーを使ったり、洗い流す時にササッと洗わず丁寧に流したりして1日頑張った頭に優しくする。髪の毛の調子が良いと見た目も綺麗に見える気がする。そうすると気持ちも上がって元気に働こう、活動しようという気分になるものだ。

その後は体を洗うがその時はいい匂いのするスクラブを使う事もある。匂いがいいからそれだけでもリラックス出来るし、それを体に塗ってマッサージするとなるとより一層のいい匂いを身体に纏っている気になって気分が良いのだ。洗顔はしっかり泡を作れるように洗顔ネットを使ってこれでもかという位、泡立てる。そしてそのモコモコ泡を顔全体に浴びるのだ。優しく優しく。1日頑張った顔に明日も頑張れとエールを送るように洗うのだ。

全てが終わったらタオルで身体を拭き、ボディクリームや化粧水で保湿する。1日の疲れを癒せるように、まるで身体を作り替えるように。特に顔は疲れていると明日を生きるモチベーションが下がるので様々な試行錯誤をして元気にしようとする。気になるフェイスパックを使ったり、顔のマッサージをしたりetc.....。顔が明るく元気に見えれば「もう少し頑張るか」という気持ちになるのだ。
同様に髪の毛を乾かすのも気合を入れている。ヘアミルクにオイルを駆使して髪に浸透させたらお気に入りのドライヤーで乾かしていく。かつて自然乾燥オンリーだった自分からは想像出来ない進歩である。

そうして仕上がった自分の体は今日の自分より優しさで満ち溢れていて明日を生きてみようって思えるのだ。

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