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浅岡雄也さん55th Birthday Live@新宿LOFT感想

浅岡雄也さんの55歳を祝うBDライブを拝見し思う事は。

「生粋のエンターティナー」
浅岡雄也さんという人は、歌を歌い、時に人々を幸せにし、時に人々を鼓舞するエンターティナーなのだと思った。

浅岡さんをお祝いするBDライブは、新宿LOFTの雰囲気も相まって明るく激しくロックな空気に包まれていた。
集まった(見る者)誰もが楽しめる様にとの浅岡さんの心遣いがセットリストに表れている。

私はFOVの浅岡さんに長けていない。
ソロの浅岡さんを追う月日を重ねる毎に思うのは「これ程までに不思議な魅力を放つ大物ミュージシャン」を認識した事がない。

私のようにFOVの世界線上に存在してこなかった層が、浅岡さんのソロ活動を通して融合していく不思議を体感している。

馬場さんが仰っておられた様に、浅岡さんお一人で多くの事を担われて来たからこそ生まれた世界線の様に思っている。

拘りや情熱、対する人々への想いを大事にされているのは勿論だが、忘れぬ遊び心等、浅岡さんのアドリブには良い意味で裏切られる。

・Forget me not
・誰の為に愛を知る
・イミテーションロック

何れもがな大好きな曲たちに勝手に体が動き出す。

・あなたをあいしてる いますぐあいたい
オケを流すという斬新な時間。
浅岡さんという音楽人が生まれた世界(場所)を感じさせる曲だ。
心地よい美しさはFOVともソロとも違う。私の中で勝手に識別する「お洒落な人」の区分だ。

小田さんの登場で会場は悲鳴にも似た歓声に包まれた。
周囲を見渡すと沢山の人が泣いている。

この一幕も、浅岡雄也さんというお方がエンターティナーである事を表している様に思う。
BDライブの主役が我々を楽しませる事に徹している。
浅岡さんの見つめているもの。見る者、聞く者、携わる人々、全ての人が主役である事を伝えてくれている様に想う。
だから私は、浅岡さんの動向から目が離せないのかもしれない。
こんなにも人間臭く、時に激しく、華麗に明るく突き進む先にある未来を、その姿を見たいと想っているのかもしれない。未来に繋がる希望や力強さを感じたライブでした。