秋のお彼岸に咲く花は反骨精神に溢れた天涯の花? 紅鳶仕様の花の彩時記 5
何気に視線を向け、咲いている花に目を見張る。
「彼岸花だ……そういやそろそろ時期だったわ」
今日、外出して一番初めに見つけた花は、白の彼岸花でした。
秋のお彼岸の頃に咲き始めるこの花は、姿も美しい外来種の花です。
この花の不思議と言うか面白いのが、まずは茎が伸びて花が咲き、花が終わった後に葉が開き、夏になると葉が消えるとのこと。
「……順番逆じゃね?」
あくまでも主観ではありますとお断りを致しますが、
何て反骨精神に溢れたお花なのでしょう!(付加疑問文)
と思ってしまいました( ´∀` )
そしてこの花は向日葵と同様に、いっぱい別名がある花でもあります。
ただ向日葵とは違い、余り良いイメージがないのが悲しいところです。
毒持っていることも理由の一つだとは思いますが。
ただ外国ではその姿の美しさから人気のある花とのことで、ちょっと嬉しいです。
個人的には結構、好きな花ですので(⋈◍>◡<◍)。✧♡
良いイメージの別名で、良く見るのは『曼珠沙華(まんじゅしゃげ)』。サンスクリット語で『天界に咲く花』です。
後は、天涯花(てんがいばな) 龍爪花(りゅうそうか) 雷花(かみなりばな) 天上花(てんじょうか) 石蒜(せきさん/せきそう)などがあったと記憶しております。
花言葉も色によって色々あり、赤以外だと結構ポジティブだったように思います。
因みに、学名の「 Lycoris radiata」の「Lycoris」はギリシャ神話の女神で海の精のひとりとのこと、天に咲く花の名前に海の女神の名前が付けれていると言うのも、考えてみると楽しいですね🥰