2021年を振り返る
毎年年末に振り返る記事を書いていたけど、時間があるからもう振り返ってみる。
気が付くともう12月。
今年もコロナ禍で、制約が多くてアクティブにはなれなかったかなと思う。
デザフェスに出られた。
今年。私がnagio氏に声を掛けて、Stellanielとして一緒に活動できたことが大きな財産となっている。
大好きな、憧れだった作家さんと一緒に活動するなんてことは考えられなかったから、これは大きな動きだった。
1月~5月は毎月イベントに出展してた。
出たかったデザフェスになぎちゃんと一緒に出られて本当に嬉しかった。
そして、いろんなクリエイターと出会う中で自分の中の劣等感というか、なんだかよくわからない感情に出会った。
なんだろうね。私にはまだ「世界観」が足りないんだなって思った。
けれども、なぎちゃんと活動することはわたしの中で成長だなって思った。
子宮全摘した。
今年の6月に6時間くらいかけて手術をした。
あまりに出血が多くて、なんか臭くて、いい加減病院に行ったら先生が大慌てだった。
ガンかもしれない。でも全部取らないとわかんないって
なんじゃそれって思うじゃん。
全部免疫低下のせいだと思っていたら、全然違うじゃん。
それで全部取ったけど、なんともなかった。
あんなに大変だったのに?なんでもなかったんだ?
よかった~って思うけど、やっぱり複雑だった。
ああ、わたし、もう子供は作れないんだなって。
選択肢がある中で、子供はいらないなって思ってたけど
選択肢がなくなると、人間は後悔するんだなって。
後悔っていうか、周りの同世代が幸せそうに子供産んで子供の写真上げて、子供の話して。やっぱりわたしは、世間が言う普通には生きられないんだなって思った。
昔の自分が、この選択をした自分を責めるなって言っているし
責めたいわけじゃない。誰が悪いわけでもない、神様は平等なだけ。
命があるだけありがたいなって思う。
ムサビ通信へ行くことを決めた。
来春から。わたしは通信大学の門を叩く。
不安しかない。けれど、子供を産めなくなって、子供に使う時間は絶対なくなったのなら、自分の人生を豊かにするしかないと考えた。
実はどこかしらで勉強をしたいという気持ちは昨年から思っていたけれど、コロナ禍もありスクーリングも困難だなということで半ばあきらめていた。
惰性で行く大学とは違うから、ちゃんと勉強はできると思う。
けれども、義務教育も高校も、何となく点数が取れて赤点を免れるくらいで生きていたし
宿題もきちんと提出したことがない。
正直勉強というものが何かわからない。
わたしは勉強をしたことがないから、先の見えない不安。
きちんと理解ができるのか、きちんと期限内にレポートを出せるのか
ここでやらなければいつやるんだろうって思った。
そして、やらないよりやる後悔のほうがいいと思った。
自分が通信でも美術大に行くなんて考えるのは予想外だった。
…というよりも、早く自立してそれなりに一人で生活できるように考えるのが精いっぱいだったっていうのもある。
デザインの勉強をすることも、自分の中では予想外だった。
パソコンを触るのは好きだけど、自分がこうなることはわからなかった。
そういえば、絵を描くことは嫌いではなかったし
書道も好きだったし、将来の夢は声優だった。
演劇部にだって入ってたし、歌うことも好き。
なんだかなんででクリエイティブ系には興味はあったんだろうけど
そんな素直な気持ちに蓋をしていたんだと思う。
今までは作家を支える側にいた自分が、作家活動を始めて2年が経った。
無名だし、少ないけど売上だってあるし
今後もやめないで続けていきたい。
今年こそ動けた年だった。
いろんな出会いがあった1年でした。
こんな私ですが、来年もがんばって生きます。
来年もよろしくね。
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