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難病と選挙〜医療制度について


おはようございます!
昨日、期日前選挙に行ってきました。

20歳になった時から選挙には毎回行っていましたが、自身が難病になってからより考えて投票をするようになりました。医療費、社会福祉、働き方などの制度が自分の生活に直結していると感じるようになったからです。

国に助けてもらってる話

例えば指定難病に認定されていると助成があるのでひと月にかかる医療費に上限が設けられているんですね。所得によるのですが、月に○○円以上は払わなくて良いですよ~という具合。

難病は治療代もさることながら薬代がとにかく高い!
私でも一粒1000円(!!)する薬もあったので、もっと希少難病の方はいくらお金があっても足りない状況だと思います。そこを助成でフォローしてくれるのはありがたい話です。

でもまだ足りない話

しかし、そんな難病に関する様々な制度があってもまだ足りない部分があるのが現実で…。

例えば我々難病患者は1年に1回通院先の病院に診断書を書いてもらって行政に難病申請をしなければならないのですが、その診断書代は助成の対象にはなっていないのでそのままの値段を払わなければならないのです。
これが毎年毎年払っているとバカにならないお値段になってくるわけです!

しかも一部の病院ではコロナで病院の経営が圧迫したことにより病院側が診断書代の値段を上げているんですよ。あまり報道はされていませんがコロナによる金銭的なしわ寄せが難病など基礎疾患を持っている患者に降りかかってきているんです。


難病患者の立ち位置

そのほかでいうと、難病患者は “障がい者”には分類されないのでそこでもいろいろな壁が出てきます。

例えば一般企業では「障がい者雇用」というものがありますがその中に難病患者は入れてもらえないので、常に体調が悪いのに健康な人と全く同じ条件で働かなければいけない、とかはよく耳にする話です。



また、障がい者手帳と私が持っている難病手帳では使える範囲や効力が大きく違うのは事実です。(体調が悪いわりに、難病手帳だけだとあまり日常で活用できない)

まあ私自身は一時死にかけたものの今はまずまずの生活は出来ているのでそこまでめちゃくちゃ困っているというわけではないのですが、難病にはいろんな種類があり病状も様々なので本当に困っている人はたくさんいます。
今後もう少し難病患者もラクに過ごせるようになったらいいなあと思うのです。


文化芸術系の方は要チェック!

あともう一つ、私の職業柄今回の選挙で気になることと言えば、文化芸術面での政策!


コロナで舞台が出来なくなったり文化芸術の分野はとても大きな打撃を受けています。それをどうしていくのか。そして今後の日本の文化芸術の発展をどういていきたいのか。

文化芸術面について各党の考え方がわかりやすくまとめてあるサイトを見つけたので貼っておきます。


マニフェストを文化芸術面のみに絞って比較してあるサイトはなかなかないんじゃないかな。

文化芸術系で活動されている方~!是非見てみてね(*´-`)


ではまた!

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