お遍路

(ゆる遍)四国八十八箇所霊場を巡る旅〜7番札所〜

ゆるいお遍路旅、略して「ゆる遍」は続きます。
前回は、こちら。

7番札所 十楽寺

車は、西へ、板野郡を抜け、いよいよ阿波市に入ります。ここは阿波市土成(どなり)町。

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(⑦のところです)

こちらの、山門も、かまど型。(本当は鐘楼門というらしいです)

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入ると、右手には大きな宿坊があります。

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山門の奥に、再び門が。
こちらの手水舎は、岩から染み出す水を模してあるのでしょうか。

石の隙間から水が出ていました。(モアイ像に似ている)

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色とりどりのプラスチックの石が置かれています。水耕栽培の観葉植物みたい。
こういうのって、誰が置くのかな。お寺の方のセンスでしょうか。

いつものごとく、ろうそくに火を灯し、線香をあげます。
息の合わない般若心経だけど、一生懸命、読んでます。

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ここのもみじも、見事。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪。
いつ来ても、お寺は、日本の美を満喫できますが、秋は格別ですね。

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このお寺には、たくさんのお地蔵さんがいらっしゃいます。
ほかにも、水子地蔵さまがたくさんいらっしゃいました(写真を撮り損ねました)

その一方でこんな勇ましい像も。
これは、太平洋戦争中、特攻で亡くなった海軍飛行予備学生13期生を慰霊と世界平和を願った十三不動明王像だそうです。
世界平和が守られるよう睨みをきかせていてください。

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ぐるっと回って、山門に戻って来ました。
門の裏手に回ると、門の両側に扉がありました。
階段に向かうドアの片方に「良縁を求める方はこちらから」、もう片方には「離縁したい場合はこちらから」というようなことが書かれています。
今のところ、切りたい縁はないので、「良縁」のほうのドアを開け階段を登ります。

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いらっしゃったのは、愛染明王様。
真っ赤なお姿が美しいくて、みなぎるパワーを感じますね。

愛染明王は煩悩を悟りに変えて、悟りの境地に導いてくれるそうです。

愛染明王はその字の如く愛を染めていただく佛様、良縁を結んでいただける仏様であり、それが、友達の縁であったり、仕事の縁であったり、男女の縁だったりします。その縁を最高の縁、良縁にしていただけるのが、愛染明王であります。
                       (十楽寺ホームページより)

出会えるのも縁なら、別れるのも縁。
昨日までの赤の他人が、明日の知り合いかもしれない。
時々、一緒にいる夫を見て「なんでこの人と結婚したんだろう」って不思議に思うことがあります。(嫌いとかではなくてね)
世の中に男性はいっぱいいるのに、夫と出会ってしまって、結婚にまで発展するって不思議だなあと思いませんか? 
逆に、縁が切れて、別れてしまった人のことも、どうしてあの人とじゃだめだったんだろうなと思います。
友達との縁もそうだし、noteの仲間だって、つい1年前までは全然知らない、私の世界には存在すらしなかった人たちが、こうして形を持って現れて、今じゃ、リアルの友達より私の本音を知ってくれていたりして。ほんと、不思議でしょ?

いつか切れる縁もあるかもしれないけれど、今持っているつながりは大事にしたいものです。

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枯れていく季節の中に、綺麗な花も咲いていました。

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次回に、続きます。

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