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日曜日記(2023.9.3)


1 一人暮らし(仮)


夫と息子が旅行に出て3日目。一人暮らし(仮)も3日目。
コロナ前には、夫もよくIT系イベントに顔を出して家を空けることがあった。でも当時は子どもたちはまだ高校生で家にいたので、完全に一人になることはなかった。むしろ送り迎えと家事のワンオペが大変だった。(私が留守の場合、夫も然りだけども)

今回、夫と息子が一緒に旅行に行き、娘は海外研修と、家族がみんな旅に出るという希有な状況となった。
そういうわけで、一人を満喫している。

ふだんも、夫は私のやることに何も言わない人だけれど、やはりお互い多少の気遣いはあるもの。
「お昼ごはんどうする?」とか「お風呂いれようか?」とか、共同生活をする上で業務連絡は必要。それが一人だと、全部自分でやる代わりに、時間ややり方を自由に決められる。なんとすばらしい! 
しかし、これが永遠に続くとなると話は別である。家事もあるし仕事もあるし、家の中に飛び込んできた虫やカエルを追い出すのも自分でやらなきゃならんし。だんだん嫌になってきた。
1人暮らしは、4日くらいがちょうどいい。

2 運転免許証の更新

5年ぶりに運転免許証の更新に行く。
本当は行きたくない。
理由は、免許を取って以来保持し続けていたゴールド免許を失うから。2年前に車をぶつけてしまって、相手が軽傷を負った。私に過失が多かったので減点されてしまった。幸い、大きな事故ではなかったので、裁判所から罰金を言い渡されることもなく、示談が成立。
そのせいで、ゴールド免許を失った。自分のミスとは言え、非常に悔しい。
免許証の色が変わるのが嫌で、更新に行きたくなかったけれど、放って置くわけにも行かないので、意を決して行ってきた。
新しくできた免許証の写真、ほうれい線が濃くなっていた・・・・・・しかし、今回は髪の色がほぼ金色、それにちょっと笑ってる。5年前の真面目一点張りの写真と見比べて、私も自由になったものねぇと独り言。
次の更新は5年後の自分はどうなっているだろう?

2 ご褒美ランチ

免許証の更新に行くために、ご褒美を設定。行く前に免許センター近くにカフェを見つけておいた。
Googleマップとカーナビを頼りに行く。
機械も持ち主の方向音痴が似るらしい。近くまで来ているはずなのに、一向に店が見つからない。いつもならここで諦めるところだけれど、ここで帰ったら残念な気分だけが残るので、もう少し粘ってみた。界隈を3周し、見つけた! インスタで見て勝手に思い描いていたものより、ずいぶん小さなお店だったので見過ごしたみたい。
ローストビーフにかかったソースが甘めで美味しかった。どうやったらこんなに柔らかなローストビーフができるのだろう。コツが知りたい。

ローストビーフプレート

3 反対側の鳴門海峡

食後、もう少しドライブ。
先週(先々週かな)に徳島側から鳴門海峡を見たので、今日は淡路島側から眺めて見ることに。
高速に乗り、大鳴門橋を渡って淡路島の「道の駅うずしお」へ。


絶景! 遠くに白く見えるのが鳴門海峡
あら、こないだも見た船。また会いましたね。
玉ねぎの産地・淡路島ならではのベンチ。
黒柳徹子さんがいっぱい笑

食後のデザートにくず餅アイスを買う。
これは画期的。見た目も食感もシャーベットアイスと同じなのに、溶けてだれない! 真夏に外で食べるには最適なスイーツだ。
少しずつ解凍されて、ぷるんとした食感が戻ってくるのもまたいい。

イチゴ味。かわいい。
おくちひんやり。秒で食べてしまった。
今日は大潮で海水も白波も多め。

渦潮は遠すぎてよく見えなかった。帰りに大鳴門橋を渡りながらチラッと見たら、海から突き出た岩のあたりにうっすらと薄めの渦が見えた。観光ガイドブックで見かける完璧な渦を見るのは難しい。
次の狙いは秋の大潮。9月後半かな。

4 ひとりでスーパー銭湯、初体験

スーパー銭湯は家族でで行くものだった。
最後に行ったのは、コロナ禍の2021年夏、自宅のお風呂が壊れたときだったから、もう2年ぶり。

せっかくの一人暮らしなので、今回初めてひとりで行ってみた。
なにも持たずに思いつきで来てしまって不安だったけど、タオルも貸してもらえるし、ヘアバンドも買えるし、全然問題なし。逆に身軽でとてもいい。
2年前に貼ってあった「黙浴」の張り紙は消えていた。でもやはり皆さん声は小さめ。

岩盤浴でぼんやり2時間。
ペットボトル一本分の汗をかき、大浴場で汗を流してフィニッシュ。気持ちよかった。

小音量のテレビがBGMの癒し空間。

仕事でくたくたに疲れた日に来るところを見つけた。

5 日曜劇場「VIVANT」

今期大ヒットしているドラマ。多くの方が見ていると思う。

友人に勧められて1話を見たら、本当に面白かった。
舞台のスケールが大きい。モンゴルと日本を行ったり来たり。モンゴルの広大な砂漠や草原に目を見張る。日本でも島根県をはじめ、国内のいろんなところででロケをしているとか。キャストも名優ぞろい。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司。こんな豪華なキャストのドラマをほかに知らない。ほかにも、キムラ緑子、坂東彌十郎、小日向文世がちょいちょい出てくる。なんとも贅沢なキャストの使い方。

毎話、謎が生まれては消え、消えては生まれるから、ついつい考察しちゃうのが、このドラマの最大の面白さ。
聞いた話だけど、古来、妖怪や迷信、都市伝説が生まれるのは、人は「分からないこと」が怖いから、何とか想像で埋めようとするみたい。その結果が、妖怪や迷信、都市伝説になるのだとか。

VIVANTもしかり。
毎話、新しい謎が出てくるから、その「分からない」にモヤモヤする。次の日曜日まで宙ぶらりんにされると気持ちが落ち着かないので、答えがほしく出ついつい考察してしまう。
どんなに考察しても、本当の答えはオンエアまでからないのに、ひたすら考えたり、ネットで調べたりしてしまう。ネット上では、右にでも左にでも、何なら上にも下にも、それらしい答えが出ていて本当に面白い。
そして、待ちに待った日曜の放送。びっくり、そのどの考察とも違う斜め上の答えが提示され、「してやられたー!」と舌を巻き、興奮する。このドラマはそのさじ加減が本当にうまくてやみつきになる。

時間がないので、Netflixの韓国ドラマや海外ドラマを見ることはないのだけれど、多分見たら同じ気持ちになって、徹夜で一気見とかしちゃうんだろうな・・・・・・キケン。触らないでおこう。

しばらくは、X(旧Twitter)で、VIVANTの拙い考察をつぶやきますが、ご容赦ください。
来週もたのしみ。

それでは、また来週の日曜日記でお会いしましょう。

おまけ-今週の凡人俳句-


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