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シュトーレンを焼きました2023

ドイツのクリスマスのお菓子「シュトーレン」を作りました。
実は去年も作ったのだけれど、ずぼらをしてnoteに書かなかったので、去年のシュトーレンが、どのレシピで、どんな出来だったのか分からなくなってしまいました。今年は同じ轍を踏まないために記録してきます。

今年のレシピはクックパッドのこちら。
ホームベーカリーを使って生地を作る方法。

小麦粉(強力粉と薄力粉)、ドライイースト、砂糖、塩、バター、卵、牛乳、スパイス(シナモン、ナツメグ、カルダモン)を全部まとめてホームベーカリーへ投入。混ぜてこねます。

途中で、ドライフルーツの洋酒漬けと砕いたナッツを追加投入して、一次発酵。(ここまではホームベーカリーがやってくれます)

一次発酵が終わったら、打ち粉をしたまな板の上に取り出して、少し伸ばしてガス抜きをしたら、生地を縦長のドーム状に整えます。
このとき、表面に出ているナッツやドライフルーツを、できるだけ生地の中に押し込み、表面から見えないようにします。焼いたときに表面に出ているナッツやドライフルーツが焦げるのを防ぐためです。
この方法はレシピには書いていませんが、以前、どこかでパウンドケーキのレシピを見たときに、そのように書いてあったのを思い出したので、転用しました。

生地を整えたら、天板に乗せて、オーブンで二次発酵。二次発酵が終わったら、180℃のオーブンで30分ほど焼きました。

表面に溶かしバターをたっぷりと塗ります。
そのままシュトーレンが冷めるまで、ラップをして置きました。今回は、夜焼き始めたので、朝まで放置しました。

シュトーレンがしっかり冷めたら、粉砂糖を茶こしで振りかけて出来上がりです。

再びぴったりとラップをして、冷蔵庫へ。
粉砂糖がシュトーレンにしみこんで消えたら、再度、粉砂糖を振るといいそうです。

クリスマスまであと1週間、日に日に味がなじんで変わっていくそうなので、薄く切って、大事に食べることにします。(息子にもおすそわけする予定)

先ほども書いたように、シュトーレンとはドイツのクリスマスのお菓子です。

ドイツでは、クリスマス前に焼いて、クリスマスまで少しずつ切り分けて家族や友人と食べるのが習慣なのだそう。(コトバンクの「シュトーレン」の項より)
みんなでシュトーレンを食べながら、クリスマスを待つ、カウントダウンみたいで楽しそう。

上記のサイトによると、「シュトーレン」とは直接的には「坑道」という意味だそうです。たしかに、長方形のドーム状の形は、坑道に似ていなくもないですね。
また、真っ白な粉砂糖で包まれた姿は、「幼き日のイエス」をイメージしているとも言われているそうです。なるほど、おくるみに包まれた赤ちゃんにも見えます。

さっそく、1枚スライスして頂きました。


甘さは少し控えめで、スパイスとドライフルーツの洋酒が香る、大人の味でした。でも、まだ少し風味や甘みがばらけた感じがします。
さて、明日はどんな味になっているでしょうか。

ちなみに、昨年のシュトーレンはこんな感じでした(写真だけ残っていました)

今年とずいぶん見た目が違いました。

本場ドイツのシュトーレン、いつか食べてみたいものです。

皆様も、良いクリスマスを!

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