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【TSS】11/21参加記録

11/21にTSSでVerdun 1916: Steel Infernoをプレイしてきました。NINOさん対戦ありがとうございました。

インストは30分くらいで、とりあえずの練習プレイを1ターンだけドイツ軍とフランス軍を交互に担当しました。

昼食後、本番ということで、NINOさんがドイツ軍、私がフランス軍を担当しました。

1ターン目、ドイツ軍はしっかり航空優勢を取ってから攻勢開始。フランス軍はやや初期手札は弱めで4APのカードが3枚しか来ませんでしたので(期待値的には4枚来てくれて良い)、航空優勢を先に取ってくれたのが1ラウンド分準備に使えたので逆にプラスに作用したような気がしないでもないです。ドイツ軍はダブルバラージと浸透攻撃でドゥーモン要塞の占領に成功しました。フランス軍は12個ぐらい増援を呼びましたが、前線を固めるよりもリザーブとして保持することを選択したのでこれは仕方なし。代わりにジョフル、ホスピタルなどの永続イベントカードを使用してデッキを圧縮できたので後半期待です。

2ターン目、ドイツ軍の攻勢が続きます。フランス軍は縦深で守る方針なので、前線のユニットは気持ち良くぶっ飛ばされていきます。ボー要塞も落とされました。ただ、2ターン目の2か月目からはフランス軍にも少し余裕がでてきて3ユニット配置したゾーンがいくつか作れるようになってきました。

3ターン目、ドイツ軍の攻勢が鈍りはじめ、ムーズ川西岸とドゥオーモン要塞の西側で消耗戦が始まります。フランス軍は多少VPが不利でもカードで捲れるので、どんどん増援を要請して前線にぶち込みます。一時期、ドイツ軍が30VP以上取っていたと思います。

4ターン目、1か月目に素引きでソンム攻勢が2枚手札に来てかなり勝ちに近づいた気がしました。もちろん最優先でプレイです。盤面でも2か月目、ついにフランス軍がドイツ軍の前線に穴を開けました。このあたりでハッキリと攻守が入れ替わった気がします。

5,6ターン目は、フランス軍がVPカードを使いつつ、マンジャンでゴリ押しただけなので割愛。6ターン目の1か月目にとうとうVPがマイナスに到達し、ドイツ軍が投了しました。

感想

1918年以前のWW1西部戦線のなんかもうどうしようもない雰囲気がよく出ている気がします。バラージで前線に穴開けても、リザーブがいるとすぐ塞がれます。一発で倒し切れないとそのゾーンでずーっと消耗戦が続きますし。地獄、地獄、地獄。タルディの絵と、めちゃめちゃ綺麗なマップも相まって雰囲気がすごくでています。ターン毎にデッキの中身が強制的に変わることで、攻守交替が絶対に起こるようになっているのも良い仕掛けだと感じました。

事前研究通り、フランス軍はデッキ圧縮をどれくらいできるかが後半の反撃のカギのようです。今回は大変うまくいったので5ターン目、6ターン目は初期手札8枚中6枚が砲撃カードという感じでプレイが楽でした。序盤のフランス軍は辛いですが絶対に反撃のチャンスはあるので、増援をドバドバ呼びまくって、とにかく耐えることに専念すべきだと思います。その分、反撃の快感はたまりません。イキッてたドイツ軍をぶん殴っていくのはサイコーにキモチイイイイイイイイですよ。

序盤のフランス軍、後半のドイツ軍がダブルバラージを1ゾーンに対して行うのは、対砲兵射撃で自殺突撃になる危険があるので非常にリスキーです。今回もそれがドイツ軍の決定的な敗因になった気がします。

反省

ドリアンとレイナルの使いどころを完全に間違えました。とくにドリアンのほう。どうでもいい前線の小競り合いで使っちゃったんですが、ドゥオーモンの攻防のために取っておけばよかったなーと思います。

制空権カードは全ターンで使えるだけ使ったんですが、これも使う順番は違ったなーと思っています。早めのラウンドとか、相手が制空使ってきた返しで使ったりしてたんですが、相手+2も相手+1も、こちらの被る損害としては同じなのでもうちょっと自分の好きなタイミングで使っても良かったかなーと思っています。

ドイツ軍の次のステップ

ドイツ軍はどうしましょうね。初期手札で砲撃力4のバラージカード2枚引いちゃったら、それだけでかなりきついし。何気にこの1~6ターン使用の砲撃力4のバラージカード結構邪魔ですよね、廃棄もできないし、ただ手札が弱くなるだけなので…。

ドイツ軍の基本方針は、プレイブックに書いてある通り、最初1,2ターン目でドゥオーモン、ボーを絶対占領して、そのあと3,4ターン目にムーズ川西岸で攻勢に出るのが良いのでしょうね。でもフランス軍が十分に増援を呼んでいて、かつ予備として保持している場合、それも難しいような…。ん~、悩ましい。もうちょっと考えてみたいところです。

皆さんに栄光の日々がありますように。

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