『第57装甲師団の死闘』の最初の一歩
私はメインの特集とは正反対のWW1西部戦線のゲームのレビューを書きました。よろしくお願いします。
付録ゲームの『第57装甲師団の死闘』はスターリングラードで包囲された第6軍の救出を目指す「冬の嵐」作戦がモチーフです。
戦闘は防御側射撃、攻撃側射撃の順で解決され、戦闘力が大きいほど相手に与える損害が大きいです。戦車、歩兵の他に対戦車砲、砲兵、自走砲が登場し、それぞれ特徴があります。しかし、最も強力なのは戦車ですね。何と戦っても戦闘力が2倍になります。強い!
何度か序盤だけ動かしてみて感じたことがあるのでまとめておきます。
作戦
ゲームの目標はとっても簡単で、ドイツ軍が3本ある河を全て渡れば勝利。どっかで力尽きたら負けです。
ドイツ軍には強力な装甲師団が3つ与えられていますが、そのうちのひとつ(第17装甲師団)は5ターン目に登場してきます。他の装甲師団は最初から出ます。
このゲームは移動中に攻撃できるのが特徴的で、これをうまく使えば初期配置の2個装甲師団だけでも1,2日で2番目の河へ到達できます。(できました)しかしこの場合は、第17装甲師団が最前線、ドイツ軍の突出部に到着するには時間がかかり、3個師団の能力を効率的にフルに発揮できているとはいいがたいです。
そこで修正した作戦はこれです。
第6、23装甲師団は真北ではなく、北西へ進軍して第17装甲師団がスムーズに出てこられるようにします。また2番目の河を越えるための橋頭堡の確保も目指します。
そして第5ターン以降に3個装甲師団全員で3番目の河へ向かいます。恐らく最後はソ連軍との力押し合戦になると思うので、戦力は多ければ多いほど良いでしょう。
全般的にドイツ軍の戦力は絶対に作戦が成功できるほどは十分ではなくて、だからこそ一点集中のほうが良いのではと思っていますが。
実際の歴史でも本当はもう1個の装甲軍団(2個師団)が参加するはずだったのが、ソ連軍の反攻作戦のせいで合流できなくなっているようです。「このゲーム」のバランスだけで考えると、確かにあと2個師団あったらドイツ軍はかなり楽だなあと思います。
6/25にTSSで対戦できるのでそこで試せれば試してみたいです。
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