【連載小説】スモール・アワーズ・オブ・モーニング(3)第三章 よく考えたほうがいいわ
(第2章からの続き)
「もっと、日本語で喋りながら、続けて」、うわずった声が懇願する。
「うん、きめこまかに、、ぐんぐんと力強く、これだよ、日本男子の愛し方はな。お、うぅっ」
「、、じ、じつは、、ファイザーという、製薬会社、の、青い錠剤の支援、あっての硬いぃ、だけど、、」
場末のモーテルのベッドがぎしぎし言う。
「お願い、笑わせない、、ほかのこと続けて喋って、、日本語で喋って」
「ファ、ファイザーは、今から、5年後くらいに、うっ、パンデミックのワクチン開発でも名が