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’22.6.12 レース回顧

◎ 函館SS GIII
予想した通り前半3F 32.8の超ハイペースとなった。直線では先行勢の脚が鈍る中、手応え抜群の最軽量50kgを背負ったナムラクレアが直線でも力強い脚取りで2着に2馬身半差の完勝。

本命のナムラクレアはハイペースをものともせず、馬場適性の高さと最軽量ハンデも相まって楽勝。3歳牝馬の短距離トップクラスの実力を披露した。今後のスプリント路線で期待が持てる走りとなった。持続力・スピードの高さ、競馬のセンスどれをとってもレベルが高い。今後のスプリント界を賑わす一頭になるだろう。

対抗のシゲルピンクルビーは、前走とは異なり展開的に厳しく、最後は他の馬と同じ脚色になってしまった。前走がタイム的には楽な競馬だっただけにどうかと思ったが、心肺機能はそれほどでもないか、馬場適性がやや低いのかどちらかである。

三番手のプルパレイは定番の出遅れ、最内枠が災いして直線では内が詰まる不利があり競馬にならず。他のレースでもそうだったが、小回り函館の最内で差す競馬は運も必要となる。

函館SSにしては荒れた結果となり、馬券もハズレ。馬場適性が完全に読み切れていない結果となった。まだまだ洋芝は探求が必要。

◎ エプソムC GIII
トーラスジェミニが逃げてミドルペースで、好位にいたノースブリッジが追い込み勢を凌いで初重賞制覇となった。

良馬場なら軽視したが、昼過ぎの雨で本命に変更したノースブリッジは、道中行きたがる素振りを見せて気性面に課題を残すが、高く評価していた持ち前の持続力を生かす結果となった。スピードはあまり無いので、もう少し行かせても良かったような気もする。乗り手と合っているのは間違いないだろう。この馬場であれば圧勝するかなとも思っていたが。

対抗のシャドウディーヴァは直線で不利有り、三番手のジャスティンカフェはトラックバイアス上不利な内を突いたのが敗因か。

リアル馬券はガロアクリークが気にはなっていたので馬連のみ押さえておいたので的中した。馬場の状況変化もあったが、どの馬も適性がありそうだったので買い目を絞りにくかったが、着差を見て納得した。

宝塚記念の1週前登録も発表された。タイトルホルダーが1番人気になりそうだが、パンサラッサとの逃げ馬対決、エフフォーリアやデアリングタクトの復活、伏兵の台頭など、上期のグランプリレースだけに見どころ満載のレースとなりそうで楽しみだ。

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