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'22.4.17 レース回顧 ☂️

◎ 皐月賞 GI

金曜日にまとまった雨が降りその影響もあって良馬場とはいえ完全には乾いていない馬場で行われた牡馬クラシック第一戦 皐月賞はジオグリフが制した。
先行勢が多かったのでハイペースになるかと思ったが、逃げると思っていたデシエルトがスタートで後手を踏み、展開としてはミドルペース。コース・馬場適性にはまった馬がジオグリフだった。

本命のダノンベルーガは結果的には4着だったが、レース前から懸念していた通り最内枠が仇となった。川田Jも何度か外に出ることは考えていたはずだが、福永J騎乗のジオグリフなどにピッタリ外につけられて出られず。そこで作戦を変更して最後のコーナーで一気に内側から先頭に立ち直線で外に出そうと思ったが、意外にもアスクビクターモアがしぶとく粘っていて、結局外には出せなかったということが推測される。枠次第では3着はあったかもしれないが、最後の伸びの違いからすると、ジオグリフには負けていただろう。ゲート入り前の入れ込みも気にはなった。
対抗のダンテスヴューは人気以上には走ったが力及ばず。
単穴のジオグリフは、中山適性を生かして圧倒的な強さを見せた。ラスト1F推定11.4と勢い衰えるこなく突き抜けた。
ドウデュースは騎手リスクなどもあったので、無印にしていた。あの位置からよく来たなという印象。武Jだが、阪神内回りと中山内回りは同じような乗り方で仕掛けが遅く、差し馬では信頼性は格段に落ちるのは想定内だが、馬が強かった。デムーロJみたいに持続力をフルに生かす乗り方のほうが良い。いろんな意味でウォーターナビレラパターンだったかと反省する。

馬券はクビ差で外すこととなったが、難解なレースにしてはある程度読めてはいたので悔しい限り。来週は例年荒れるフローラS、マイラーズC。頭を切り替えて予想する。再来週の天皇賞・春が待ち遠しい。

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