【Poke-Controller】フィールド色違い探し自動化(テンプレートマッチング未使用版)【レジェンズアルセウス】
色違いヒスイポケモンをゲットしたい!
でも前に公開したプログラムは、interruptで動かない!
そこで前に作ったプログラムを少し修正しました。
画像のテンプレートマッチングを使わない、レジェンズアルセウスのフィールド色違い探し自動化プログラムです。
ダウンロードリンクはこちらです。
2023/05/28追記:
色検知が上手く動かない場合の対策を、「上手く動かないときは」に追記しました
何が出来るの?
フィールドを周回して色違いを探します。
「紅蓮の湿地」版と「純白の凍土」版の2種類があります。
捕獲は手動です!逃げられないように注意してください!
注意事項
Poke-Controllerの環境設定が必要です。
(pyaudioというライブラリをインストールする必要があります)
事前準備
Poke-Controllerの環境設定(pyaudioのインストール)
過去の記事を参考にしてください。
(環境の違いが原因で、記載のやり方ではできないかもしれません)
プログラムの格納
1. ダウンロードしたファイルを配置する
リンクに2つのプログラムがあります。
(1) ArceusFieldShinyNoTemplate_Junpaku.py
(2) ArceusFieldShinyNoTemplate_Guren.py
これらを下記フォルダに格納してください
パス:Poke-Controller-master\SerialController\Commands\PythonCommands
レジェンズアルセウスの設定
(1)オプション設定が下記の状態であることを確認してください
・「話の速さ」を「速い」にする
・「カメラ感度」を「2」にする
・「おまかせレポート」を「使わない」にする
・「BGM」と「鳴き声」を「0」にする
(2)捕獲したいエリアに移動する
「純白の凍土」の場合は「氷山ベース」へ移動する
「紅蓮の湿地」の場合は「湿地ベース」へ移動する
(3)レポートを書く
※自動化中にリセットをすることがあります。上記の画像の状態で再開する必要があるため、必ずレポートを書いてください。
動作の流れ
ベースキャンプに移動してレポートを書いたらプログラムを実行します。
・「純白の凍土」の場合
ウォーグルに乗って、下記2通りのルートを自動で移動します
・「紅蓮の湿地」の場合
ウォーグルに乗って、下記のルートを自動で移動します
色違いが見つからなかった場合は、キャンプに戻る→村に戻る→純白の凍土に移動して、また先ほどの移動を繰り返します。
色違いが見つかった場合は、CAPTUREボタンを長押しして動画を撮影した後、HOMEボタンを押してプログラムを終了します。
プログラムが終了したら、撮影された動画を確認してください。
動画を見れば、色違いがどこに発生したのか分かります。
※動画に映っていない場所で色違いが発生することもあります!
(純白の凍土の場合、地下の洞窟でゾロアの色違いが出てたりします)
捕獲する前に、まずはレポートを書きましょう。
(逃げられたらリセットして再チャレンジ!)
撮影された動画を参考に色違いのポケモンを探します。
見つからない場合は、キャンプに戻ってから同じ場所へ行くと良いかも。
(もう一度、色違い出現の演出を見ることができます)
上手く動かないときは
1.「純白の凍土」ではなく、「天冠の山麓」に移動している場合
「純白の凍土」版を利用する場合、「古の隠れ里」が選べないセーブデータではフィールドへの移動に失敗します。
対策としてはプログラムの修正が必要です。
203行目の「self.press(Hat.TOP,0.1, 0.7)」を削除してください。
(204行目の「self.press(Hat.TOP,0.1, 0.7)」は残したままで大丈夫です。)
2.色検知が上手く動かずプログラムがループしてしまう場合
キャプチャボードなど環境の違いが原因で色検知が出来ていないかも。
定義の範囲を広げることで、上手く動くようになるかもしれません。
具体的には、「self.XXX_lower」、「self.XXX_upper」の値を変更します。
(XXXの部分は判定している箇所によって変わります)
例:「キャンプに戻る」の部分でループしてしまう場合
ここでは、「self.map_lower」、「self.map_upper」の値を変更します。
【変更前:34、35行目】
self.map_lower = np.array([80,155,165])
self.map_upper = np.array([120,195,205])
【変更後:34、35行目】
self.map_lower = np.array([65,140,150])
self.map_upper = np.array([135,210,220])
例として、下記のように修正してみました。
・self.map_lowerの3つの値を15ずつ下げる。
(80を65に、155を140に、165を150に修正)
・self.map_upperの3つの値を15ずつ上げる
(120を135に、195を210に、205を220に修正)
lowerを下げ、upperを上げるほど、色検知の精度が下がります。
これでループから抜け出しやすくなりますが、その分、誤検知しやすくなります。
適切な値の範囲は環境によって変えるため、上手くいかないときは値を10ずつくらい変更してみると良いかもしれません。
あとがき
今月もあまり時間が取れず・・・!リメイクでお茶を濁しました。
テンプレートマッチングを使わない版が他の人の環境でも動くのか、気になるところです。
自動化を推進してくださる方々、ありがとうございます。
このプログラムが何かの役に立てば嬉しいです。
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