U-10トレセン選考会の雑感

先日20年度に5年生になる地区トレの選考会を観てきた。
自分のチームからも何人か受けているが、身体が大きくて速くてその子にボールが入ったらもう終わり!みたいな子もおらず、全体的に小粒な印象。

こういう急造チームで試合をこなさないといけない時に所属チームで落とし込まれている事がモロに出てくる。
特にキーパーの子達が顕著で、キャッチ後に遠くへ飛ばすパントキックをやっているチームであろう子はコートが狭くてもガンガン裏に蹴って相手キーパーとキャッチボールになっていたし、しっかり後ろから繋ごうとする子は近くの味方にパスして、ビルドアップを狙っていたが、その中でも投げて終わりの子もいれば、もう一度もらってボールを動かそうする子もいる。

前のポジションをしたい子はセレクションという特質上ガンガン仕掛けて何人おっても関係ねー!みたい仕掛けを繰り返して、被カウンターをもらうシーンも目立ち、あーあと思う事も多々あった。

しかし、ボールタッチやボディフェイントとかで1枚目を剥がすのはめっちゃ上手い…
地区トレでこんな事できるんやーって思うぐらい。
でもそこで生じてる数的不利には気付かんと2枚目であっさりボールを奪われる…
これが惜しい。
まだ個の力の範囲を見誤ってる。
チームを勝たせるために質・数・スペース・時間に優位を与えれる選手が良い選手と最近勉強した。

この基準が早く育成の現場に浸透しますように…

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