ruri

個人創作/小説/現代小説/文芸小説個人ポートフォリオとして使います:0

ruri

個人創作/小説/現代小説/文芸小説個人ポートフォリオとして使います:0

最近の記事

noteの使い方がいまいちわからない。う。

    • メイ・リリーがほほえんで

      「悠里…あたし、おっぱい大きくなったかも」「ブッ!」 突然何を言いだすかと思えばこの痴女は、自分の胸が3ヶ月前よりも発育したと豪語した。昼休みも開始から40分ほど経った頃。桃子が三段重ねの弁当を食べ終わった、ちょうどその時に。 「……だから?」 「絶対おっきくなったの。一昨日新しいブラ買ったんだけど、サイズが合わなくて」 「…それ私に言う?」 「悠里だから言うの。あ、新しいブラね可愛いよ!ピンクなの。見る?」 「見ないし脱ぐな!!」 細い腕をクロスさせ、くん

      • カーテンコールにはまだとおい

        時が過ぎるのは早いもので、いつの間にか良太と出会ってから5年が経ち、私は22歳になっていた。まだ高校生だったのがつい昨日のように感じられるのに、しかし時は少しずつ確実に進み、まるでペンキを上から塗り重ねていくように、私たちは歳を取っていた。 「すごかったな、結婚式」 「お嫁さんがすっごく綺麗だった!というか私、呼ばれて大丈夫だったのかな」 「平気、平気。俺の恋人として、呼んだし」 「そっか」 『恋人』という良太の言葉に私の心臓は思わず飛びはねる。暗くて顔は

      noteの使い方がいまいちわからない。う。