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不完全であることで、出逢えた奇跡。

諦めたくないものは、今まで生きてきた中でたくさんあった。

けれども、いつも……やっぱり出来ないと諦めていた。

そして、必ず後悔した。

諦める時、やらなくていい理由を探す。

その理由が、また自虐的。
どうせ……と言う拗ねる自分。

でも、本心を探れば、諦めることはしたくなかったし、もっと出来ることはあったのだろうと、今は思える。

手放す、妥協する、折り合いをつける。

なかなか、この3つが出来なくて、いつも100点満点パーフェクトでいたくて。

それでは、長続きしないとわかっていながらも、誰かに認められたい気持ちは人一倍強かったのだろうな。

本当に、今自分に必要なもの。
心から、願うこと。

魂の声に従って、自分を満足させること。

ただ、愛する人のそばにいたいこと。

そこに、誰かに認められたいだとか、パーフェクトでいなければいけないという気持ちは、今はもうない。

完璧じゃなく、欠けているから、半分が見つかる。

補い合う。
支え合う。
 
助け合う。
繋がりを感じること。

パーフェクトでいなくてもOKと思えたその瞬間に、人は新しく何かを手に入れるはず。

その何かは、絶え間ない無償の愛かもしれないし、見えない何かで繋がり続けるものかもしれない。

……手に入れた時の、私のままでOKならば、諦めるという概念は無くなったよね。

完璧じゃなくてもいい。
不完全燃焼の日があってもいい。

その方が、心に真実が染み込みやすい。

上出来な日であれば、より質の良い私を過ごせる。

欠けている中に見つけた感謝。

これは、絶対、必要なこと。
今の自分にも、これからの自分にも。

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