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500字に著す

 日本人の平均的な読書速度は1分で400~600字だそうだ(日本速脳速読協会HPより)。原稿用紙(20文字×20行)だと1枚ちょっと、文庫本(40文字×15行)だと1ページ弱、Kindleなどの電子書籍でもだいたい1画面(300~500文字)ぐらい。だから、「アイデアは1枚に収めよ!」と言われるのかとも思った。
 一方で書く速度は、プロライターなら1時間で2,000字は書けなきゃいけないらしい。プロでも、500字を書くのに15分が必要という計算だ。1分で1人と考えると少なくとも15人には読んでもらいたいと思うものだ。
 これまでも、周囲を応援できるような考えやアイデアを発信したいと思ってきた。ただ、書き出すと発散もするし、抽象的なままで進んだり、何よりも読み手は増えないし、創作が日課として続かない。
 そんなわけで、しばらくはこの500字という長さにこだわって書いてみようと思う。文庫本の1ページに1テーマ、1分間で読める内容にアイデアや考えを詰めて届けてみる。幸いにも、仕事でもプライベートでも面白い体験はある。書くテーマの発散は許容範囲としよう。
 動いた先に好機がある。この文章もだいたい500文字で書けた。

参考:


ご覧いただきありがとうございます。仕事もプライベートもいろいろなモノを掘り下げていきます。