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絵ってなんだろう

「自分って絵下手だから、絵を描きたくない。」そう思っていませんか。
自分もそう思っていました。でも、絵が下手だという基準はどこにあるのでしょうか。
写真のようにきれいに描くことだけが絵だとするならば、自分は絵が下手かもしれません。 
ですが、写実的に描くことだけが絵ではないのです。それを大学の授業で学んだとき、自分は衝撃を受けました。
ぜひ、皆さんに絵の視野を広げてもらいたいと思います。

カメラの登場によって変わった絵の概念

難しい絵の歴史はここでは置いておきます。もっと知りたいと思ったら、調べてみるといいかもしれません。
ここでは、学生さんにも親御さん向けに絵の視野を広げるための絵の歴史にfocousしてお話していきたいと思います。
みなさんは、ピカソをご存じですか。このピカソが少年時代に描いた自画像があるので、見せようと思ったのですが、著作権の関係があってお見せできないので、「ピカソ 自画像 15歳」と画像検索みてください。
すると、若いころのピカソの自画像が見つかると思います。どうですか? 写実的ですよね?
でも、ピカソの晩年の自画像を見てみましょう。
「ピカソ 最後の自画像」と画像検索してみてください。
どうですか? 
ひどい顔だなぁと思うかもしれませんが、これも絵です。
じゃあ、15歳のころから晩年の間に何の変化があったのでしょうか。
それは、カメラの発明です。
ピカソが少年時代のころは、写真がないため、その場にある風景や自画像を残すための手段として、絵が存在していたのです。
ですが、カメラが登場したことにより、そのようなことをする必要性がなくなったのです。
じゃあ、絵ってなんだろうと思うわけです。
そこで、ピカソは写真にはない、抽象的なものや心模様を描いていくようになったのです。
面白いですよね。写実的に描けるはずのピカソがあえて、写実的に描かなかいことを選択したのです。

これも絵なの?

ここでは、「これも絵なの?」という作品を1つ紹介していきたいと思います。
その作品はこちら。

カーニバル・冬

カンディンスキーという画家の作品です。
色鮮やかで素晴らしい作品ですが、描かれているものが何か分かる人いますか?わからなくていいんです。
小学生の妹がこれをみたとき、「トラがいるよ」といっていたのですが、模様がそうみえたのかな?
自分がこれを最初に見た時、「このような作品なら描けそう」って思いました。自分の心模様や感じたこと、また、この世に存在しないものまで描くということも絵なのかと思った、初めての作品でした。
このような作品に触れていない人もいるのではないでしょうか。

絵をほめよう。そして、ほめられよう

絵をほめることは大事だと思います。
なぜなら、自己肯定感(自信)が高くなるからです。
自信がつくと積極的にいろいろな物事に取り組むようになります。
自信がつく一つの手段として、学生さんだったらまず自分の感じたことだったりを絵で表現してみます。
それにうまい、下手はありません。
ありのままに描いてください。そして、その絵を家族や先生に見せてください。
いっぱいほめてもらってください。
絵を見せるのが恥ずかしいという人は、自画自賛してください。

自分の作品

誰も開花を見ることができない花

これは僕が大学の授業で、小学校の図画工作をやったときの作品です。
テーマは「まぼろしの花」
いやー
遊んでみましたね。
「こうやったら、面白いんじゃないか」
と思うままに描きました。
絵は下手かもしれませんが、
それを超えて、楽しいが前面に現れていて、自分にとって一番の作品です。
あなたもぜひお子さんor兄弟の図画工作の教科書てにとってみてください。
ちなみに、「この作品おもしろいねー」と先生に言われ、すごくうれしかったです。
単純ですが、この一言で自分が認めてもらえたと思うわけですねー



まとめ

  • 絵は写真のように描くことだけじゃない。

  • カメラの登場で絵の概念が広がった。

  • 絵で今感じたこと、この世に存在しないものを描いてみよう。

  • 絵で自信をつけよう。

ここまで見てくれた方ありがとうございます。

















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