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第1回RTA in biim 主催によるクッソ激烈に臭い雑記②

あの日、あの時、なぜお●ちん●ちんの形をしたまつたけ先輩でBANを食らったのか、我々は歴史を知らなければいけない。

策はないけど下心もありません(1月上旬)

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一夜明けて応募フォームを覗き込むと、11通のご応募が届いていた。
冷やかしか?ネタ応募か?それとも脅迫状か?(疑心暗鬼)
冷めた目で確認すると、界隈の走者はもちろんのこと、biim界隈外の名前もあった。まさかのガチ走者からのご応募である。

それよりもありがたかったのは、疎遠になっていた方々からのご応募だった(これはもしや、biim界隈が一丸となるのも夢ではないのでは)
初日にして謎の手ごたえをつかむ。

ニコ生にて
秋やぼ「いや~~結構集まりましたよ~。がはははは!!」
biim「・・・・・・」
なぜ黙るのか。なぜ喜ばないのか。疑問は1分後に解けた。

あれ?運営1人でやるのって無理じゃね?
危機感を覚えた私は運営発足から翌日、慌ててスカウトすることに。

仲間探しの旅
自慢ではないが、人に好かれる人望や束ねる能力、やる気にさせる弁舌など持ち合わせていない。このままでは誰も助けてくれない。
まずは8年間の動画投稿歴という何の役にも立たないプライドは捨てて、以下の事を心掛けることにした。

①素直に状況を説明して、直接頭を下げる
②その人の言動や長所・短所を徹底的に観察する
③biim兄貴の名は出さない、頼らない、だが意識はする

①と②は当然のことだからいいとして、③は解説しよう。
この大会のカギを握るのはbiim界隈が一丸となることだ。
RTAのガチ勢もいれば、エロやBB作成などそのジャンルを極めし投稿者もいる。また、動画投稿をしていなくても何かしらの特技を持つ人は大勢いる。人材の宝である。

よって走者勢や視聴者勢、知り合い他人界隈内外関係なく、分け隔てなく運営入りすることにした。
そこでもし私がこう言ったら、どう思うだろうか。

「biim兄貴の名を冠した大会なので、必ず成功させましょう!!!」

申し訳ないが象徴を頼るのはNG。
誰かの名前を借りるのは短期的効果があるとは思う。実際にこの大会名は兄貴なので入り口はいいだろう。
だが、この大会を形にしていくのは、biim兄貴でも主催でもなく皆さんである(丸投げ)

少し話はそれるが、動画は視聴者のコメントがあって初めて完成すると思う。投稿者のスキルが占めるウェイトが大きいのは確かだが、それだけだと独りよがりになるのだ。

だからこそ兄貴というフィルターを通すのは控えて、私たち皆でやりましょうね!ということにした。まぁ結果的に何度か助けては頂いたが(小声)

んで結果はどうなのよ?
この意識が功を奏したのかはわかんないが、非常に多くの方々に助けて頂いた。私の準備不足と怠慢により一人ひとりに割く時間は少なかったが、ゆっくり実況者やボイロ実況者、新旧投稿者問わず視聴者勢も併せて多くの方が運営入りやお手伝いをしてくれた(感謝)

おい、やけに綺麗ごと抜かしてるなと思ったそこの貴方。ごもっとも。書いている私も少し恥ずかしくなる。でもこの4か月で分かったことはこの界隈もホント捨てたもんじゃないということだ。

失敗すればbiim界隈の氏(1月中旬~2月)

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上の画像は1/17の時点である。
最後のノーテンキ発言だ。

ドタバタ運営
捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものだ。
見かねてご協力を申し出てくれた方々のおかげで、沈みかけの泥船は前に漕ぎ出すことができた。
だがこの頃になると「運営スタッフの募集」「走者募集」「具体的な配信の手順」「スタッフの調整」「予定外のタスク」に追われる羽目になる。
あまりにも色々なことがありすぎたので、列挙しよう。

・走者応募期間の前倒し
・アキハバラBEEPさんへフライヤーを置いてもらう
・新たなスタッフの応募
・走者面接の実施
・エロ走者の面接をエロい走者に任せる
・素材のフリー宣言
・ボイチャ会議の導入
・淫夢語録の解禁
・各運営の適正見極め、仕分け

うっ、頭が(逝去)
1つずつ振り返ると文章が間延びするんで省くが、共通することはある。

1.準備期間不足によりタスクが1月2月に集中したこと
2.遠慮して口出しできなかった
3.まぁ大体主催が悪い

えー、Ribってごたごたしてたのー?
と思われるかもしれない。
当たり前だよなぁ?仕事も動画編集も運営も1から10までスマートに進めば苦労はしなーーーーい!!!
それに準備期間のうちに経験を積み重ねれば、本番は何が起きても動じなくなるもんよ。

では告知放送で伝えきれなかった裏話をいくつか解説しよう。


お前は楽しいだろうが俺は泣いている

・アキハバラBEEPさんへフライヤーを置いてもらう
※先に言っておくと、この事例は私の杞憂だということを念頭に読んで欲しい。

どこがドタバタだよ、最高にクールじゃないか!(読者の声)
はい、フライヤーを置かせて頂いたBEEPさんのご好意には頭が上がりません。また、BEEPさんの店長様へ働き掛けて頂いた某氏の行動には本当に感謝している。

しかし物事には必ずメリットデメリット、陰で苦労している人がいることを忘れてはいけない。

この事例の問題点は
"誰にも相談なく1人でやり取りしていたこと(事後承諾)" だ。
そうなのだ、ある日突然「BEEPさんにフライヤーを置かせてもらえそうです!」と聞いた。
もちろん私も喜んだ「やったぜ」

だがすぐに疑問がわいた。
誰が手配するの?誰がフライヤーを作るの?それって運営のスポンサーになるの?生放送情報欄で感謝していると書いた方がいいの?それならミラーしている人全員に伝えないといけないよ?ツールに組み込むの?ていうか何で今なの?などなどなど・・・
※BEEPさんは協賛ではなく、フライヤーを置かせてもらっただけです。

この運営が少人数の規模や暇な時なら別にいいかもしれない。
しかし、この時点(1月中旬頃)で運営は十数人いた。しかもほぼ全員が大会未経験者だ。
更に、うちの運営が特殊なのかどうか知らないが、全員「運営」という肩書なので等しく発言権を与えていた。つまり、ミラー班や日程班などの所属に関わらず、全員がBEEPさんにフライヤーを置かせてもらうというのを正しく認識しなければいけない。

この頃は応募者殺到、各班マニュアルの整備、次の告知放送の準備、その他もろもろの用事・・・に追われていた(再掲)
ならば動くことにあらず、まず落ち着いて目の前のタスクを整理することが正しい。

誤解のなきように言うが、この行いは超超超すごいと思った(小並)
だがタイミングが問題だ。
一言相談してくれれば「申し出はすごくありがたいのですが、今は忙しくて手が回りません。大会まではまだありますので来月でよろしいでしょううか」これで済んだのだ。

更にフォローすると、前項でも触れた通りbiim兄貴の名を冠する大会は今まで1度もなかった。閉塞感漂う界隈に突如として「やったるで!」と産声を上げたので、(ごく一部は)この運営を信じて参加を決めたのだ。
CM動画とかフライヤーとか妙に1月・2月に集中していたでしょ?
組織的な行動をしたことがない界隈だから、計画を立てる前に先走って行動しちゃう人が続出したのだ。言うまでもないが、この原因はロクな指示をださなかった私の責任だ。

幸いにも、フライヤーは運営の皆がやる気を出すいい塩梅になった。
もしこれが4月大会直前だったら頃していた(まだ1月でよかった)

それと私自身も勉強になった。
(あぁ、大多数が良かれと思うことでも誰かが苦労しているもんなんだ)
なら主催がやることは、何かを決定する時は誰がどう思うかを見極めて、黙っている人ほど何かしらかかえている。そこに気が付いたらフォローすることだ。
後述になるが、この気づきは第2回プレ大会後に活かされることになる。

主催が人間の屑でも他が人間の鑑ならうまくいく

・ボイチャ会議の導入と淫夢語録の解禁

1月下旬
あぁ足並みが揃わない。個々の能力は高く、性格は超良い人ばかりなのに、なぜかバラバラなのだ。
何か言った方がいいのか?でも直に伝えて変な軋轢がでないか?
遠回しに伝えた方がいいのか?誰か代わりに言ってくれないか?
いったいどこで間違えた?前項のターニングポイント1か?2か?
どこなら引き返せる?今ならまだ逃げ出せるか?

こんな感じで日々後悔していた。

この頃の運営はDiscordのチャットのみでやり取りしていた。
こ~~れがまた面倒ったらありゃしない。
仕事から帰ったらログがたまっているので、それを追うのにまず1時間。
個別に疑問や質問が来ているから返答に1時間。
そして応募状況の確認でまた時間を取られてもう散々。

意外と思われるかもしれないが、当時は淫夢語録を禁止していた。
正確には私が妙にご丁寧な言い回しでやり取りしていたので、皆様にその口調が移ったのだ。
これには訳があるので言わせてほしい。

君たち、1月時点で「RTAinbiim」の「主催秋やぼ」と聞いてどう思う?私が読者なら内心白い目で見る。
「淫夢」というのは内輪向けのコミュニティツールみたいなもんである。表の人からすれば、海外受けが悪いネット文化は知らない振りをしなければいけない。
そうなると必然的に舐めてくる輩もいるのだ。

行き当たりばったりで始めたとはいえ、biim兄貴の名を使わせて頂いているのでご迷惑をお掛けするのだけは避けたい(最低限の礼)
しかも走者並びに運営は結構なビッグネームが勢揃いしている。
ひいき目に見ても、私よりも能力の高い人がめちゃんこ参加しているのだ。

ならばクリーンな大会であることをアッピルして、淫夢語録厳禁で真面目な運営体制を目指した。

その結果が「クッソ真面目に」「クッソ丁寧なやりとりで」「クッソ手間がかかる」体制になってしまった。

ある日のニコ生
biim「なんでそんなに真面目にやってんの?」
あんたの名を汚しちゃ顔向けできないからだよチクショー

いったい誰のための大会か。何をもって成功なのか。
悶々とした日々を送るうちにこれではいけないと思い立つ。
体制を変えなければいけない。それも1から丸ごとだ。
こうなったのも全て主催の責任。座して誰かが嫌になって辞めるぐらいならこの場で「お前が悪い!」と叩かれたほうがマシ。
そこで私がやったこととは・・・!

雷を落とした

はい、最低の大人とは私の事だ。
過去のちょっとしたすれ違いなので詳細は忘れたが、とある方のニコ生にて「私が本番何日間もずっと本部を見張るって書いてるけどどういうこと?」と質問したのをその場で返答がもらえず、結構間が空いてから「主催なんだからずっといるのは当然じゃないすかね」と返されたことだ。
(おう俺様の運営方針はボトムアップ形式だが、人の了解なしに軽んじられる筋合いはねぇぞ!)とは決して思わず、詳しい説明をして頂くために、

ちょっと
全員
ボイチャで説明をしろ

と伝えて急遽集まって頂いた。運営が続くか瓦解するか、一か八かの賭けだ。
(本稿を書いているうちに自分自身が恥ずかしくなるレベルの酷さだが、戒めとおもって記しておく)

以下は覚えている範囲のやりとり
秋やぼ「このままではいけない!運営がだめになる!どうしてこうなったんだ!!!」
K氏「ぼくも秋やぼ兄貴の言う通りだと思います。もうログを追うので一杯です」
K氏2号「楽しそうと思って入ったのにまるで軍隊みたいです。」
うんうん、君たちは僕が言いたいことをすごく分かってくれている(味方)

秋やぼ「元はと言えばお前が人の名前を使って勝手なことをしたから収集がつかなくなったんだこの馬鹿!!!!!」
某氏「・・・・・」
うむ、言いたいことは言えてすっきり。彼も反省しているようだ。
なお後に別件でキレ返されて痛い目をみる模様

秋やぼ「だがこうなったのは全て主催が悪い!俺は潔く責任を取るから言いたいことはこの場で言え!!!」
一同「・・・・・・」
うむ、みんな感動して何も言えないようだ。

K氏、M氏など「ではこういう疑問があるのでこういう解決方法でうんたらかんたら」
秋やぼ「うん、うん、うん!(以降、だいたいこれしか言っていない)」

S氏「あの、秋やぼ兄貴マイクの音量が小さいようで・・・」
秋やぼ「・・・・・?」
なるほど、もっと声を張ればいいのか

S氏「今回皆さん初めてなので致し方ないにせよ初めての準備さえ乗り越えればあとはルーチンワークでいけるかと」
秋やぼ「!!??●×△□(聞いてない)」

秋やぼ「0から1にするのは非常に厳しい!この困難を乗り切ればあとはルーチンワークで次に生かせるのだ!!!」
S氏「それさっき僕が言いました」

秋やぼ「!!!????今をもって大会は4日間開催とする!!!!~~~~!!某氏には辞退してもらう!!」
一同「・・・・・」

はい、後でわかったことだが私の音量が小さくてよくわからなかったそうだ。あんなにヒートアップして声を大にして喋ったのだが・・・。

きっかけはアレだが、この一夜は大成功だ。今まで疑問に思っていたことや先送りにしていた問題が集中してクリアできた。何よりも大会の方向性が決まったのがでかい。運営スタッフ一同が大人で紳士的で優しかったおかげで、瓦解しないで済んだ。ひとえにbiim界隈を作り上げた偉大なる親父殿の人徳である。

この日から週に1回、ボイチャ会議をやることになった。
S氏「みんなで動画でもみながら喋りましょうか」
人格者現る。やっぱりマイクありだと人となりが見えてくるもんだ。

真面目な会議からしょうもない話まで、いろいろと喋ることができて距離を詰めることができた。流石は主催の一喝。2度とこの手は使えないけどね!!

おっ、そうだ。次の日に淫夢語録を解禁した。
だって我々biim兄貴の下でやってるし~~~
我々には我々なりのやり方があるし~~~~

これらの件の後も毎週のように議題があったり、壁にぶつかることがあったが、何かがあれば全員で解決していた。
よく言えば団結力があり、悪く言えば非効率極まりないが、なんにせよ運営が活き活きとしてきた。

(これはもしや、この大会いけるのでは・・・!)
前回の記事で閉塞感がある界隈と表現したが、この運営だけでなく、全体が変わるかもしれないと感じた。

そして始まる第1回プレ大会(2月下旬)

応募走者は出そろった。
運営も新旧勢揃いした。
マニュアルもほぼ完成した。
運営内の結束も強い。

あとはプレ大会を走って自信をつけるのみ!

第1回プレ大会出場者
楠井:カケフくん
ShallDif:アウトランダーズ
秋やぼ:スゥイートホーム
ロズテ:天使の詩

ふふふ、我が運営が誇る精鋭部隊である。ちなみに選出方法は以下の通りだ。
秋やぼ「こっちで誰が走るか選ばせてもらう。お前とお前、その日走れ」
2人「うい」「おかのした」
1人「その日は私も走らせて頂きます」

だって民主主義とか投票制とか立候補を募るとかだと時間がかかるしー
第1回は実力のある人をちゃちゃっと決めた方がいいっしょ。

さて結果についてはアーカイブがあるのでそちらをご覧いただこう。
各走者とも本番での走りを期待できる、素晴らしいパフォーマンスだった。裏方も細かい回線の途切れはあったものの大きなトラブルなく、スムーズにできた。
そして肝心の視聴者数は

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思った以上に多い(歓喜)
練習試合とはいえ、これだけ多くの人に見てもらえるのは嬉しいものだ。
ここで私は確信した。

我々は表の大会に引けを取らない!!
あとはミラーやタイムキーパーなどの細かい問題をクリアすれば大丈夫だぁ~~~

彼は見落としていた。
その日に走った人たちが運営体制を一番理解している人たちなこと。
その日にミラー担当をした人が一番スキルが高い方なこと。
その他もろもろも一番実力のある人が担当していたこと。

そして、Rij方式に淫夢語録を咥えただけのパクリであることを。

この驕りは第2回プレ大会で打ち砕かれることになる(続く)

第3話
https://note.com/rtainbiim/n/naad7139dcf25

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