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RTA in biim 主催交代の裏側 前編

3日目にてbiim兄貴の淫夢BB動画「ファミコンと化した先輩」を20分にわたり、誤って垂れ流してしまったことを深くお詫び申し上げます(引責辞任)

あと、じゅうべえくえすとRTAのリセットカウントに疲れました。
探さないでください(糸冬了)

探さないで

2021年12月31日
第3回RTA in biim大会最終日
最後の走者が走り終わった23時ごろ、1つの発表をした。

「本日をもって主催をぐれ兄貴に譲ります!
 今までありがとうございました!!」

本稿では主催を託した経緯、biim界隈とRTAへの想い、
Ribの未来像について書き記します。


今後のRTA in biim


大多数の方は大会の継続が気になると思うので、先に述べます。
Ribは同じフォーマットで継続開催されます。
世界一権威のない大会は今年も開きます。

また私は主催を降りますが、運営にはサポート役として携わります。
具体的にはスタッフ希望者の面接、応募フォーム作成、権限(ロール)付与、各班全般の調整などの内務です。

ぐれ新主催は視聴者の心を掴むのに長けた方ですので、
走者や視聴者との距離感を縮めるのに腐心して頂くため、
裏の事務作業は私が受け持ちます。

オイオイオイ、実情は変わらないじゃないか(指摘)
と思うかもしれません。

ごもっともです。
biim兄貴並の気風を継承していくのは、
新しい運営陣が一朝一夕で出来ることではありません。

じゃけん、補助輪として助けましょうねぇ~

明日から主催は君だから、はい!よろしく!
なんて都合のいい丸投げはしません。

今はサポートを必要とする時期なので、
一人前になるまでの手助けをしたいと考えています。

じゃあ何で交代したの?

これまで隙あらば主催を募集している旨の発言をしました。
読者は冗談と受け止めていたと思いますが、
2つの理由により、かな~~~り真面目に憂いていました。

1.未来を見据えた継続

現在、RTAinjapanの成功により、
大小さまざまなイベントが年々増えています。
大手企業のスポンサーが付くのも珍しくなく、今後もRTAの注目度は上がり続けるでしょう。

しかし運営をする中の人は、数年後もいるでしょうか。

私は8年前からゆっくり実況作成、
その後はbiimRTA動画作成・RTA配信、そして運営をしていますが、
活動を続けている方は稀有です。

どんな大会にせよ、中の人が忙しかったり、
引き継ぐ人がいなければ開催できません。
Ribも同じですね。

私自身は(幸か不幸か)今の所は忙しくはありません。
また今後も活動を続けるつもりです。
だからこそ、"今のうちに"引継ぎたいのです。

Ribの立ち位置

思い付きで始めたRibも開催を重ねるうちに、
アクティブ視聴者や応募者数は増加し、
なぜか知らんけど、表の人から裏界隈の輩まで参加しています。

まさに光も闇も清濁併せ呑む大会に成長?しました。
頭おかs・・・
皆さん方のbiim兄貴の名を冠した大会を盛り上げたい想いがあってのことです!!!!!(媚びを売る)

私はその他にも、光の大会への反発が影響していると見ます。

あまり大っぴらに話すと
”センシティブな私が消される"ので言えませんが、
彼らが真面目にやればやるほど、
スポンサーが付いて社会的地位が上がるほど、
入力速度を考慮した名前を禁止にするほど(ここ重要)
Ribへの需要は無くなりません。

となると、続けなくちゃいけないよなぁ、あぁん?
でも私がいなくなったら・・・

私は「誰かが代わりにやるだろう」という、甘い期待はしません。
なぜなら、スタッフにも仕事や家族・他の趣味との兼ね合いがあります。
その人が想い抱く「biim大会」との接し方やスタンスは、
最大限に尊重しなければいけません。

また、引き継ぐタイミングが遅れたらハードルが上がり、
次のバトンを受け取る方のプレッシャーが増します。
そこで私が出した結論がこちらです。

じゃあ早々に後継者を指名すれば継続活動できるじゃな~い!

任期は1年。限られた期間で全力をだす!
今なら主催経験者のサポート付き!
これならやりやすいでしょう。

そのための後釜?あとそのための補助輪?
継続!biim大会!主催交代!

2.ゲームではなく、人間を見ている

大会後のアンケートを分析した所、
Ribはゲーム作品よりも、
走者自身へ注目される傾向にあります。

なぜならbiim動画やRTA大会での実績の他に、
身内向け界隈ではコアなファンから、
人となりも見られています。

えっ?ホモだの淫夢だの言っている人が人間性?
ごもっともです。私は別に聖人でも何でもありません。
でもアングラネタを許せる人でなければ、楽しむことはできませんよ。

この傾向は私も多いに感じており、
選考時の参考にしています。
もちろん、スタッフの採用時にも言える事です。

実を言うと私は長年動画を作っているうちに、
この界隈に対して深い失望を抱いていました。
(具体的な内容はお察しください)

しかし大会を通じて多くの人と接したことで、
まだまだまだまだbiimチルドレンには、
沢山の人材がいることを思い知りました。
私は彼らが走る姿を、そしてスタッフと共に盛り上げたいのです。

ならば同じ人間がトップではいけません。

私が「biim大会の主催」として振舞っても、
素の「秋やぼ」という痔が出てしまいます。

私と波長の合う人はやりやすいでしょうが、
その影で合わない人たちが苦虫を噛み、
Rib自体に関わり合わないようにしているかもしれません。
人間関係や方向性の違いで揉めるのは誰も得しません。

※誤解なき用に言いますが、内部でも外部でも揉めた覚えはありません。
結構アンケートでも温かいコメントを頂いています。
ただし、何年も同じ人が大会を開催していると、いずれ問題にぶち当たる可能性が巨レ存。

新しい人材を発掘し、力を最大限に引き出すには、
定期的に新しい風を入れる必要があります。

そのため、ぐれ兄貴に後事を託し、裏に回る決断をしました。

いつもの運営日誌に代えて

1で継続性、2で人材発掘の観点を書きました。
今からは運営内部の正と負の話です。

私はこの1年、
スタッフがスマートに担務をこなせるための、
「システム」を考えるのに苦慮しました。

それは「組織力」と「負担分散」、そして「バランス」です。

組織力に関しては前回の記事にて触れたのでさらっと流します。
第1回発足時はほぼ全員がド素人の運営、
なのに応募者が殺到する状況では、異様なプレッシャーを力に変えるだけの規律とマニュアルが必要だったのです。

第2回Rib もう誰もやめさせない

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話しは第1回Ribを終えた後になります。

元々は1回限りの大会の予定でしたが、
3日目を終えて大会の成功を確信したあたりから、
スタッフ内でも次回もやろうという雰囲気になりました。

しかし継続の意思を確認した際に、5人の方が運営を去りました。
当時は20人ほどのスタッフがいたので、
内1/4の人数もやめるのはマズイですよ!

去る者は追わない主義なので、
辞める経緯は直接聞いていません。

彼らには非常にお世話になり、
また一部の方は後続のために、
マニュアルを残して頂きました。

今でもRibには何らかの形で携わっているので、
本当に感謝しかありません。
同時に負担をかけてしまい、申し訳ない気持ちです。

さて私は焦りました。何が原因で辞めたのか。
燃え尽きたなら何も言う事はありませんが、
それ以外に「変なプレッシャー」と「負担の大きさ」があるのでは。

前回の経験を生かしてルーチン化できるとはいえ、
嫌になったら元も子もありません。
いや、開催出来たとしても前回を越えることはできるのか。

悩む暇があったら間髪動くこと。
第1回Ribを終えた直後に、進退保留のスタッフとの話し合い、
それから新規スタッフのスカウト、
運営内部構造の見直しました。
そして次回大会開催時期の決定です。

鉄は熱いうちに打て!!

プレッシャーを打ち消す方法として一番手っ取り早いのは、
やる気があるうちに動き、「プレッシャーに慣れる」ことです。

残った運営陣の中には、
「今回心残りだった点を次回に活かしたい」
「楽しかったから次も楽しみたい」
という想いでついてきたと思います。

ならば主催としてやることは、
早々に次回開催の決定です。
それも1日限りの開催で、自信をつけるのです。
(第2回Rib 7/10開催。第1回から2か月後)

また、新しく加入したスタッフへは、
各班の代表が教えた方がいいでしょう。
(班ごとにリーダーの設置)

主催 → リーダー → 班員との連携システムを確立したら、
次は負担を軽減する方法です。

Ribには約25人の運営+ボランティアが在任しており、
他所と比べても大所帯です。

私はこの25人全員が動く必要はないと考えます。
何故なら作業は分担すればいいからです。

例えばミラーをするにしても
1.当日に走者枠をミラーする
2.専用のbiimツールへ表示するための素材を集める
3.その素材の音量や映像等のチェック
といったように、切り分けることが出来ます。

時間的な話で言えば、
5月6月は忙しいけど、本番当日は大丈夫な方がいるとします。
ならば準備期間中は休んで頂き、本番だけお時間を頂戴すればいいです。

これが第2回Ribの運営内においてのテーマ「負担分散」です。

この手法は当たりました。
第1回と違い、スマートに事は進みました。
えぇ、"第2回"に限ってはハマりました。

閑話休題 光と闇のバランス

初めに誰が「光の大会」「闇(裏)の大会」と言い出したのか。
十中八九、私の告知動画です。
(こういった語録を作るのは上手いのよ)


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光とはRijに関わる走者の事です。
闇とはニコニコという限界集落一歩手前の老人ホームに引きこもって、ホモ語録で遊んでいる胡散臭くてどうしようもないbiimチルドレンのことです。

光にも闇にも関わる人たち?
定義を決めるとややこしくなりますが、
少なくともF桑兄貴やSトーン兄貴はこっち側だと思いますよ。

実を言うと私自身は、
光も闇も正直どうでもいいと思っています。

いやあんた、散々闇の主催としてネタにしたり、
ついっち頃すとか言ってたじゃないか。
と思う事でしょう。

おっしゃる通りです。
私は対立構造を目に見える形にすることで、
プロレスを仕組んで利用しました。
だってその方が面白いし、共通の敵がいた方が盛り上がるし(小声)

しかし本来なら光も闇も同じ走者。
Rijさんもプラットフォームの垣根を取り除く理念があるように、
我々の間にも隔たりがあってはいけないのです。

更に本音を言わせてもらえば、
光が闇を無視してくれた方がやりやすいのです。

なぜなら真の敵は光に群がるキッz(ry

話しがそれました。
Ribは全てを受け入れる理念のもと、
表も裏も身内も外様も走者もスタッフも受け入れています。

だってそうでしょ?
私なんか知り合って間もない人に、
あれやれこれやれとガンガン頼みますもの。

我がRibに関わる人たちは全て公平に扱う!
それこそが光と闇のバランスである!

この大会は秋やぼ主催の大会ではなく、
biim兄貴の名の元に光と闇が集まる大会ですもの。
気を使う必要はありません。

えぇ、上手くいっていたのよ、ある所までは。

第3回Rib 私にとっての終わりの始まり

RTAinbiim2021Winterロゴ_1920×1080

さあいつものように暴露すっかー!
と言いたい所ですが、内々の人事に関することなので、
詳細を書くことはできません。

おいおいおいどうした闇の元主催さんよ~、
ついに誰か頃したか!やらかしたか!
と思うかもしれません。

逆です。誰もなにもありませんでした。
むしろ誰かが忙しかったら即動いて、リーダーを変えたりもしました。
えぇ、第1回よりもスマートでしたよ。本番もトラブルなく順調です。

だからこそダメだったのです。
今までやってきた規律とシステムが、
我々を苦しめそうになっているからです。

全てを受け入れることの弊害

第3回時の内々においての問題点を遠回しに書き記します。

1.規模が大きくなると、「身内向け」から「公」への変化を求められます。その解決方法は口には出さずに胸に秘めて胸に!と絶妙の距離感を測る事です。
ですが、その発言を何も知らない新参のbiimチルドレンから出てきたら・・・?

2.バランスと規律を重視するあまり、発言権まで牽制しあって遠慮がちになります。会議出席者が傍聴形式になって活発な意見がなくなり、指示待ちの人間が増えた場合・・・?

3.会議に毎回出席し、自らリーダとなった人物が実はこちらの意図を全く把握しておらず、直接話し合っても上手くいかなかった際の対処は・・・?

私はこれらの問題点を解決する方法を模索しましたが、未だ整理できていない部分もあります。
もちろん、どのような運営方法にも一長一短があるため、あれがダメだから変える!では誰もついてきません。見守る事も大事なのです。

少なくとも第3回(の1日目と2日目)は平穏無事に終わりました。

ただ表面化していない問題として、会社のような形になってしまい、
私の得意な緩急の緩の部分が失われたのでは、と。
このままでは第4回は更に組織の硬直化を招くのでは。

この問題を解決する手段として、
主催を退くことで雰囲気を変える事にしました。
定期的に新しい風を入れ替えないと、組織が腐るのは歴史が証明しています。
(上記の通り、前々から定期的な交代は提唱していたのもありましたが)

それともう1つの疑問があります。それは、
「本当に何でも分かる人がいれば、1人で出来るのではないか」

3日目と4日目の1人運営が始まります。

中編へ続く

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