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そこはかとなく、温い

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そこはかとなく、温い

最近の記事

0502

私は、一人で生きていけてしまう人間だ。誰かに相談しなくても、自分で行動できてしまう人間だ。でも、それでは満たされない。協力関係に在れない。人に相談したら大体失敗する。自分の勘以外を頼るとうまくいかない。自分が楽しそうにしていると、非難される。そんなような暮らしをしてきた。今日あった楽しかったことを話すと、私はこんなに辛いのに、と否定されてきた。自分に関係のないことで邪魔されてきた。人に関心を持たれたのは、私が心の調子を崩してからだった。私が可哀想であれば母は関心を持ってくれた

    • 0414

      最近関わる友人がまた変わってきた。変わってきたというか、嫌だなと思う人間と疎遠になってきたというか。サークルの仲良くしていた女の子も、なんだか前とは違うなあと思ってきた。名誉欲に囚われて余裕のない人間に憧れるのはこっちの時間の無駄なのかもしれない。普通に友人として、暖かくそばにいるだけでいいのかも。なんかかっこいいな、とかかわいいな、とかすごいな、とかではなくなった。共感してくれない友達は厳しい。男性性の強い人は、今のところどう関わったらいいのかいまいちよくわかっていない。私

      • 0413

        責められたくないから嘘をついてしまう。嘘をついたのに平気な顔をしてしまう。一人になった瞬間にうわ、これ難しいなと思ってシラフになる。人間は敵ではないけど。私って結構卑怯な気がする。人から頼られると自信をなくして断ったりするから。それって卑怯に見えていてもおかしくないなあと思った。雑談の入りがわからないしまあとりあえずニコニコしてればいいけど、関係値をもうちょっと深めていかないとなあと思いました。恩などを大事にしていかないといけない。私はもう随分と人に構ってもらっている方だと思

        • 0412

          防衛反応のように笑ったりすることがなくなった。愛想が悪くても生きていけるようになった。愛想が良くないと価値がないと思わなくなった。すごく進歩だと思っている。興味がない人に対して無駄なリソースを割かなくなったのは、素敵な人生の第一歩だ。 持続可能な人生ってなんだろう。わたしって、何がしたいんだろうな。音楽は好き。言葉を作るのは好き。最近は曲を作るのも楽器の練習もまともにしていない。なんだか、疲れてしまっている。やりたいのに、本当にそれでいいのかと、自信がなくなってしまった。わ

          0410

          私は性格がめちゃくちゃいい。家庭環境から考えられないくらいとても素直に育った。めちゃくちゃやさしいし、いい性格をしていると思う。元々そうだったんだと思うが、母親から本当は性格悪いんでしょう?と期待されてきて育ってきた。本当は腹黒いし、本当は誰かの悪口を言っていて欲しいと期待された。多分羨ましかったんだと思う。赤子の頃から自分に対してひどく当たってきた両親が自分の子供に対してはこんなに優しくするんだ、ということが悔しかったんだろうなあと思う。いろんな人から歓迎されて、先生からも

          0409

          最近自分の中で汚いな、と思う人間が誰かにとっては大切なものであることをよく検討する。一生を賭けて大事に育ててきた宝物であり、添い遂げる覚悟を決めた人が背景に存在するというバックグラウンドを考える。考えても無理なものは無理だけど。むりだけど、無理なりに優しくしなきゃいけないんだなあと思えるようになってきた。心がなくても生活はできるし、大事なものはあるし、その人にとって守りたいものはきっとあるのだろうな、と思える。思えるしそこに照準を合わせることができる。今なら。 私がぞんざい

          0407

          自分の加害性に対して拡大解釈してしまうきらいがある。自分が勝ってしまったら庇護してもらえないんじゃないか、とか、自分が多く持っている方なのは優しくしてもらえないんじゃないか、とか。満たされていたら見捨てられてしまうんじゃないか、とか。全然そんなことないのに、じぶんの欲しいものが欲しい人がいたら一旦理由をつけて譲ってしまうところがある。多くを持つことはこわい?多くを持つことはさみしいのか?そんなことはない。その人が欲しいのに手に入らないのは縁がないからだ。その人の人生に必要がな

          0407

          0406

          時折自分の弱みを教えてくれる人が現れるじゃないですか。それを大事に受け入れていかなきゃいけないなと思う毎日です。みなさん元気にしていますか?私は冬よりは格段に元気になってきています。 わたしの弱みは素直になれないところだと思っています。自信がないから嘘をついたり、思ってもいないことを話してしまうところを隙をつかれてしまうことが今までの人生の不幸を考えた時に多かったのかなあと思っています。かと言ってその隙をついてくるような人たちが自分に対して素直なのかというとそうも見えなくて、

          最近わかったこと

          恋愛について何もわかっていなかったけど3ヶ月でかなり知識がついた!えらい! ・二人で遊びに行くということはお互いの興味を示しあってますよという意味で、その後の雰囲気が結果となってその関係を深めるか否かが決まる! ・ゴングが鳴るなどはなく、なんとなく好きだな〜とすり寄った結果恋愛が発生する!(これすごい) ・男の人はかっこつけて感情表現をしないので、あんまり相手の表情や文言を気にしたりしない方がいい! わたしは告白をされたりしたことがあんまり覚えてなく(しかもされると超

          最近わかったこと

          0402

          優しい人が好きという言葉の包含する暴力性が不愉快だ。優しい人とはおそらく自身の情動をうまく諌めてくれて、自身の対人交流のスムーズに行くような働きかけを行い、自身のことを裏切らないような人間であり続けるほど己の強さに対する確証がない人である。メリットだけを重視して他者を搾取し続ける哀れな人間しか優しい人が好きと言っているところを見たことがない。大体母親との関係に問題がある若い女性である。恋愛という行為は優しいわけがない。自分じゃない人間を自分の中に取り込んで生活をすることが優し

          0402

          人を過去の誰かの思い出で捉えてしまった時に、わたしは罪悪感に駆られる。物凄く暗い闇を走り抜けた太陽の鮮やかさで怯んでしまってまた闇に逆戻りするような。誰かを大事にする時に過去の亡骸を抱えたままでは悲しいのだ、大層酷く。わたしはわたしであるように、あなたはあなたであるはずなのに、自分の中でどこか方程式を作ってしまっていることが悲しい。あなたがあなたであることを知りたいはずなのに。MBTIはわたしの悲しみを100回くらい微分したものなので世の中にぴったりだ。人に対して求めるものは

          0401

          透明な衣装ケースの蓋をこじ開けた。ビビッドに腐ったスパンコールを取り外す。どれくらい夢を見ていたのだろうか。書きたい曲は無くなった。歌いたい歌もとうに鮮やかではない。でも心は?心はどこにある?心は左心房に宿らなくなった。心は生活に。こころは眼差しに。心は唇の端に、君の後ろ髪に。心は?心は確かめ方がわからないんだ。人に触れて、人の心に触れて、その心から漏れ出る自我をわたしと思うことしかできない。その自我が時に美しいものであって欲しかったと願いながら、たとえそれが醜く見えたとして

          0326

          最近気づいたことの話をします。 最近はひとと話していても全然辛くないし、自分が奪い取られている感じはしない。奪い取られていたことはわかっていたけど、奪い取られていたのは、自分がそうさせていたんだなあと思っています。私の感情も場に作用をさせていて、自分の悲しみや他者に対する攻撃性がそのまま反映されていたんだろうな、と思いました。特に気を感じやすい人はね。 誘われ待ちをいっぱいやっていきたい。誘われるのは嬉しいことなんだなあと思えるようになったから。誘われないということは何かが

          晴れた日のこと

          ある秋の話をします。 私はとあるひとに会いました。その人は髪が長くてくるくると巻いていました。最初に会った時は笑顔ひとつ見せず、ぼんやりとどこかを見つめていました。私がよく笑うのを見つめていました。私はそれがちょっと嫌な気持ちだったのかな、と不安になりました。いつ会ってもくるくるにしているので、身なりをちゃんとしている人なんだなあと思っていました。マクドナルドでポテトを頼むとダイソーに売ってるでかいウエットティッシュを取り出して一枚くれました。それがなぜか嬉しかったのを覚えて

          晴れた日のこと

          0317

          人々を自分の感情を受容し判断する機械と思えば人は怖くないことに気づいた。自分の行いが完璧に反映されて、自分の感情がそのまま投影されると気づいたら、心が軽くなった。誠意とは、その人に与えた自分の感情を裏切らないことにあると思う。きっと初めから嫌いになる人なんていない。自分の中にある暗さや心のうちの陰気さを感受して判断しているだけだ。人が安全であり涙を流せる環境は、私が安全であると判断した場所にしか宿り得ない。その人が私の与えた感情に対して異質な結果を引き起こしたとしても全て無視

          0316

          憧れ合うと人は自然と溶け合うようにお互いのことを確認し始める。それぞれの望んだ形で。時には相手の望んだ形を模倣できるように訓練する必要がある。 二十数年も生きて仕舞えば元あった自分の形などもうすでになくなっている。川の上流のごつごつした石ころは摩擦で柔らかく丸くなっていくように、わたしの形は日々変わっていく。 溶け合うことは怖い。水面に指で触れては放射状に拡散していく衝撃を生きた人間で実感することは、どこか罪悪感を覚える。わたしの好きだったその人がわたしによって崩れてしまう